第9話 死の群れ来たりて
飛び込んで来たのは昼間の若い警備隊員。既に剣を抜き、張り詰めた表情で息を切らしている。
「ど、どうしようジゼル⁈私の事がバレちゃったんじゃ……」
「おい、ボヤボヤするな!すぐに付いて来い、ロアが市街に現れた!!」
部屋に居た全員が息を呑む音がした。
「すぐに武装を、全員でお部屋のお客様を護送します。レストランは任せて下さい」
沈黙を破ったのはマスターの一声。張り詰めた顔で動けずにいた黒服達が慌ただしく走り始める。
「わたし達も行くわよ!武器を出して構えておきなさい」
既にほぼ全てのナイフをしまったジゼルの声で、背中を押されるように身体の硬直が解けた。ちょうど最後の1本を胸元に忍ばせている。
「急げ、もう外はロアで溢れ返っている!ロア……で……」
青年が閉まった扉の前でこちらを急かす、すぐにも開け放てるようドアノブに手を掛けて。
気が進まないサクヤも、周囲の空気に押されてダガーと弓をレザリクスから取り出す。黒服達も奥の部屋からガチャガチャと武器の用意を済ませ、客室に通じているのであろう扉へ飛び込んで行く。
「それじゃ行きましょうか、お兄さん」
「…………っ!あぁ、行くぞ、すぐに、すぐに……」
剣を抜いたジゼルが出発を告げるも、青年はノブを握ったまま動かない。よく見れば、その手は小刻みに震えている。
「あの、兵隊さん……?」
心配したサクヤが、青い顔で立ち竦む青年の肩に手を掛けた。
「ひっ、うわぁぁっ!!」
その手を払った青年は、混乱した様子でその場にへたり込む。剣を握り締めるその手もまた震えている。
「え、あの……一体?」
「お気の毒に、地獄をご覧になりましたか。こんな事になる前に気付ければ良かったのですが……音の漏れにくい部屋の造りにしたのは失策でした」
いきなり剣を向けられ、たじろぐサクヤを庇うようにマスターが進み出た。キュッと小気味良い音を立てて上質そうな手袋をはめている。扉の前で立ち止まると、耳をすますように僅かに頭を傾けた後、そっと手を置いた。
「あぁ……何体か連れて来てしまったのですね。では、参りましょうか。少々破片が飛ぶやも知れませんのでご了承を」
まるでノックでもするような素振りと破片という言葉が結び付かず、疑問符を浮かべるサクヤの顔をジゼルの手が覆う。
直後、響いた轟音に身を竦める。
「やれやれ、まだ腕はそれほど落ちていませんか。よかったよかった」
パラパラと木屑を降らせる扉……があった場所を眺め、マスターが呟いた。後ろ手を組んで歩き出す。
呆気に取られるサクヤの肩に、ジゼルの手が置かれた。
「ただの慇懃なだけのお爺さんに、あんな強面達が忠実に従うと思ったの?行くわよ」
そう言って歩き出そうとしたジゼルだったが、何かを思い出した様子で立ち止まると、サクヤの前に立ち塞がる。
「先に言っておくわね。マスターが言った通り、この先は地獄よ。ロアが現れたのに悲鳴が聴こえないでしょう?少なくとも店の近くに生きている人間は居ない。皆逃げ出したと思いたいけれど、それは現実的じゃないわ。だから気を強く持ちなさい、貴女なら大丈夫」
マスターの後に付いてジゼルが部屋を出る。
そう言われてもすぐにそんな覚悟を決められる訳が無い。しかしここで立ち止まっていても、訪れるのは死のみだ。深呼吸を一つして、一歩を踏み出す。
「……っ!う……」
即座に後悔した。少なくとも、地獄という表現がサクヤを配慮してのものだった事は間違いないだろう。
椅子やテーブルは残らずひっくり返るか脚が欠けており、無事な物は1つも無い。美しい彫刻が施されていた壁や床は所々剥がれ、代わりに大量の血痕が趣味の悪い模様を描き出している。
極め付けはそれらの間を埋めるように横たわる死体、もちろんついさっきまで食事をしていた者達だ。
「ほとんどの方は店外へお逃げになったようですな、部下達は仕事を果たしましたか」
店内の様子を見ながらマスターが他人事のように言う。死体の中には黒服の姿もあった。
「ロアはもう他所へ行ってしまったのね。不幸中の幸いだわ、これで逃げ易く……」
後に続くジゼルが足を止めた。口元を押さえながら追っていたサクヤもつられてその視線を追う。
「あぁ、やっぱり向いていなかったのね。早くお家に帰れば良かったものを」
ジゼルに言い寄って来たあの青年だった。
逃げようとしていたのだろう、出口に向かって倒れる背中からは折れた剣が生えている。ジゼルが慎重に仰向けにしてやると、顔いっぱいに刻まれた恐怖の表情と目が合った。
恐怖で刻まれた顔の皺が消えなくなる、そんな物語を思い出した。
「腕以上に運がなかったわね、お悔やみ申し上げるわ」
そう言ってジゼルは、恐怖に見開かれた彼の双眸をそっと閉じる。
しかし、それを嫌がるように青年の身体がビクンと跳ねる。耳に新しい呻き声を上げて。
「サクヤ、外に出た後はこんな事がそこら中で起きているわ。だから死体を見たらこうしなさい」
感情の死んだ……いや、感情を殺した目で振り下ろされた剣が吸い込まれるように彼の首を刎ねた。
返り血がジゼルの足元を濡らし、床に新しい模様を描き加えて行く。サクヤの頬にも血が飛んだのが感覚で分かった。
「ひっ……!」
すぐにその血は灰に変わり、青年の死体も服や持ち物を残して崩れ落ちる。既に周囲の死体はマスターが首を落とした後だ。
話した事も無い相手だが、先程まで口を利き、笑顔を浮かべていた人間が前触れ無く消えるというのはやはり気持ちの良いものではない。宗教は違うだろうが手を合わせておいた。
「マスター!お客様は地下から避難して頂きました、マスターもお急ぎを!」
階上から現れた黒服が息を弾ませて避難を促す。
「ふむ、店内の処置はこの程度で良いでしょう。さあ参りましょうか
、そちらのお若い方も」
扉があった場所から顔を覗かせていた青年がバツの悪そうな表情で進み出る。剣を握る手はやはり震えたままだ。
「地下通路は警備隊の拠点に繋がっております。避難誘導に兵力を割いてはいないようですから、拠点の守りを厚くしているのでは?」
「あ……あぁ、主力は拠点を中心とした居住区を防衛している。専守防衛で朝まで凌ごうとしていたが、侵攻が思ったより早く……」
「話は通路で、新手が来るわ!」
自信無さげに説明を始める青年の話はジゼルの警告で遮られる。確かに、何かを引き摺るような音と、地響きに似た振動が伝わって来るのが分かった。
黒服に導かれ、客室の間を進む。サクヤ達が使っていた部屋を通り過ぎ、辿り着いたのは廊下の突き当たりだった。
「少々お待ちを」
黒服はそう言って、突き当たりの両端に飾られていた花瓶の花を乱暴につかんで引き抜く。が、良く見れば造花で、根元には細い鎖が繋がっている。
重みのある音と共に壁がスライドし、人一人が通れる程の通路が現れた。
黒服の後に続いてそこをくぐると、石造りの広い空間に出る。これが地下通路だろう。
「街の大きい宿や商店は、こうした地下通路で繋がっております。知性を無くしたロアには開けられない隠し扉から」
最後に入ってきたマスターは、言いながら入り口の脇にあったレバーを引く。壁が元に戻った事で暗闇が生まれるが、どういう仕掛けか通路の壁に立てられていた蝋燭に火が灯り、進むべき道を照らした。
「しばらくすればひとりでに消えてしまいます。急ぎましょう」
僅かに湿度を帯びた通路は、始まりの館を連想させる。
しかし今度は人数が多く、比較的安全な行程になりそうだ。
「ところで、道すがら教えてもらえるかしら?どうして突然ロアが現れたのか。貴方の慌てぶりを見る限り、日常茶飯事という訳では無さそうだけれど」
ひとまず剣を納めたジゼルが警備隊の青年に尋ねる。
青年だけではない、黒服達もマスターの指示の下で動いただけで、かなり動揺しているように感じた。
「……防壁の扉が破られたんだ、大型のロアの仕業と聞いている。扉の警備にあたっていた隊員数名が時間を稼いだお陰で伝令が間に合ったが、応援の部隊が出撃した時にはかなり侵攻が進んでいた。住民の誘導に出た我々も散り散りに……」
「妙ですな。知能の低いロアはただあても無く徘徊しているのみ。集団行動をするのは偶然同一の獲物を追っている最中か、高位のロアが統率者となっている場合。ここまで侵攻する程の群れが集まったとなると、偶然とは考えにくい」
真っ直ぐ続いていた通路は更に大きな空間に繋がった。下水道のような空間にサクヤ達が出てきたのとは別の穴が空いている、別の場所からの通路なのだろう。
「それじゃあ高位のロアが?それにしては指揮がお粗末だわ。高位の存在はどれも人間の倍以上の年月を生きてる、警備隊に対策を打たせる余裕を与えるかしら?」
下水道と言っても、通路の真ん中を流れる水から悪臭はせず、ネズミなどの害獣も見当たらない。地下水路のようなものか。店からの通路の灯りが消えてもこちらは明るいままなのを見る限り、警備隊の本拠地へ続く通路がこれなのだろう。
「何か狙いがあるのでは?警備隊の注意を逸らす、何かを探している……可能性を挙げればキリがありませんな。何にせよ、今の所は警備隊に合流するのが上策でしょう」
2人の会話を聞きながら流れる水を眺めていると、静かな流れを湛える水面に波紋が生まれたのが分かった。
何かが水の中に落ちたのではない、流れの両端から波が起きている。これは……
「…………揺れてる?」
「警備隊の武装はどの程度揃って……どうしたのサクヤ?」
ポツリと零れ出た呟きを耳にしたジゼルが駆け寄って問い掛ける。どうやら立ち止まっていたらしく、少し距離が空いていた。
それでも波紋は規則的に生まれ続ける。歩いた振動によるものではない。
「サクヤ、気分でも悪いの?」
肩に置かれた手の感触で我に返る、水面に目をやると波紋は消えていた。
「ご、ごめんねジゼル。気のせいだったみたい」
「いいえ、そうでもありません……これはまずい」
何かに気付いた様子のマスターが頭上を見上げ、眉をひそめる。
「ゆっくりとこちらへ、出来るだけ音を立てませんよう」
小声で手招くマスターに、ジゼルは何かを察したようだ。無言で首肯すると、サクヤの手を引いてゆっくりと歩を進める。
先程の応接室に似た、いやそれ以上の緊張感が通路を支配した。脚甲を着けている為に忍び足で進むサクヤに合わせて、ジゼルも歩幅を小さくして歩く。
マスターが何を感じ取ったのかは分からない。分かるのは、頭上に何か危機が迫っている事だけだ。
慎重に歩を進め、マスターの位置まで辿り着く。何が起きているのかほとんど分からないというのに、胸当ての下は汗で湿っていた。
「さ、サクヤぁ!!」
ひとまず安堵の溜息を吐いた次の瞬間だった、サクヤの名を呼ぶ声が響いたのは。
横道から聴こえたその声にマスターとジゼルが同時にしかめ面を作る。
「迂闊っ……!」
呻くようなマスターの声は、頭上から降り注ぐ轟音に掻き消された。水飛沫と粉塵が同時に眼を襲い、とても開けていられない。
「けほっ!……い、一体何が」
何が起きたのか、それは即座に自明した。
体長はサクヤの3倍近く。人の形をしたそれはしかし、口と目を針金のような物で乱暴に縫い閉じられている。
「嗅ぎ付けられましたか。扉を破ったのはこのロアですな?」
肩に乗った瓦礫を払いながら、背後からマスターが現れる。視界が開け始めた通路内を見回すと、何とか全員無事のようだ。
大型のロアに視点を移す。灰色の肌に身に付けているのは汚れた腰巻き1枚と、くすんだ金属の肩当てのみ。肩当てはやはり針金で素肌に縫い付けられている。
地上から、通路に地面ごと穴を開けて降りてきたらしい。手にした大鎚を月明かりが照らす。
「破城槌代わりという訳ね、じきに他のロアも降りてくるわ」
油断無く剣を構えるジゼルがうんざりしたように言う。
"破城槌"のロアは閉じた口から声にならない声を上げると、突風の如き鼻息を噴き出して大鎚を振り上げる。が、その動きは鈍く、翔魔に比べるとあまりにも緩慢だ。
横殴りに振り抜かれた攻撃を身を屈めて躱し、次いで繰り出される振り下ろしは動かずとも当たらないと直感で分かる。
「ジゼル!このロア……」
「えぇ。不幸中の幸いかしら、動きはかなり遅いわ。走ればすぐに振り切れるわね」
「賢明かと。後から来る方々には申し訳御座いませんが」
賛同するマスター。黒服にも異存は無いだろう。
「逃げ遅れは貴様達で最後だ、自分の心配をしろ!」
警備隊の青年が今にも泣き出しそうな顔で急かす。
大鎚が振り下ろされ、大きな隙が生まれたのを確認した一行はすぐさま踵を返して駆け出した。
「翔魔ほど手強い相手ではないけれど、戦わずに済むならそれに越した事は無いわね」
もっともな意見だ。あんな怪物は避けて通るのが定石というものだろう。
「……違う。避けようとしてた、でも声がして……」
急に止めた足が小さな波を起こし、膝の辺りまでを濡らす。
そうだ、声がしたのだ。誰でもない、サクヤを呼ぶ声が。
ゆっくりと大鎚を持ち上げるロアの向こうへ目を凝らす。
「サクヤ、止まっては駄目よ!わたし達で最後なの、聞いたでしょう⁈」
瓦礫の間、月明かりを何かが反射して輝いている。目が見えないはずのロアの注意もそちらへ向いたようだ。
既に足はそちらへ歩き出している。心臓が何かを予感させるかのように早鐘を打ち始めた。
「戻りなさいサクヤ!置いていくわよ⁈」
ジゼルの叫びはもう耳に届いていなかった。
鈍く輝く剣が持ち上がり、持ち主の顔を照らす。見間違える訳が無い。
「ミナト……ミナト!!」
どういう訳かひどく怯えた顔のミナトは、無様にへたり込んでいる。
足は意図せず走り出そうとしていた。後は意志を持って電流を流すだけなのだが、頭がそれを拒否した。
「いい加減分かってちょうだい。彼女を救った所で、貴女にとって害にしかならないの。わたしも我慢の限界よ」
通せんぼをするように眼前に突き出される剣。
静かに、淡々と話すジゼルの目にはしかし、これまでに無い怒りの感情が燃えていた。
「貴女は仲間よ。わたしだって仲間の望みは叶えてあげたい、だけど彼女は駄目。それでも行くと言うのなら選びなさい、わたしと行くか、彼女を1人で救うのか」
理解している。ミナトの危険性も、ジゼルがどれだけ自分の身を案じてくれているのかも。それでも。
「ありがとう、ジゼル。私なんかの為に怒ってくれて」
剣を握るジゼルの腕を両手で包み、押し下げる。ほとんど抵抗は無かった。
「私バカだから、どうしても優しかった頃のミナトを忘れなれないんだ。だから……先に行って。ミナトを連れてすぐに追い掛けるから。大丈夫、いくら私でもあんな遅いロアに追い付かれたりしないよ」
唇を真一文字に結んで俯くジゼル。マスターも察してくれたようだ。行く
手を阻むものはもう無い。
もう音を気にして忍び足をする必要も無い、脚甲の金属音を響かせて疾走する。
ミナトの元へはさほど時間は掛からず、ロアが彼女に気付いた直後に辿り着く事が出来た。
「く、来るな化け物!近付くな!!」
酷く狼狽した様子で剣を振るミナト。せめて声を出さずにいれば気付かれなかったものを、ロアの目が潰されている事に気が付かないなど普段の彼女では有り得ない事だ。
「やっぱり何かあったんだ……杉谷さんも片桐さんも居ない」
一瞬脳裏をよぎった最悪の推論をかぶりを振って否定する、今は集中しなくては。
右手を前に出し、イメージする。あの巨大なロアを焼き尽くす灼熱の炎を。
掌に熱を感じる。直感が、あの巨体を包み込むには片手では足りないと教えてくれた。添えるように上げた左手にも熱が生まれ、即座に紅蓮の炎へと変わる。
人間の頭位の大きさまで膨れ上がった炎は周囲の空気を歪ませる程の熱を放ちながらも、サクヤの肌を焦がす事は無い。
「で、出来た……!」
ロアの振り上げた大槌が、今まさにミナトを叩き潰そうとしていた。気付いたサクヤは慌てて両腕を振りかぶり、老爺から教わった呪術を放つ。
呪力を用いた技術の発展した時代としては原始的かつ単純な、しかしそれ故に強力な一撃。万象が恐れ、畏れる破壊の権化。その奔流が瞬く間にロアを捉え、骨も残さぬ勢いで焼き尽くす。
口を縫い合わされても喉は機能を失っていなかったらしい。苦悶の声のようなもの上げたロアは手にした大槌の重さで頭から倒れ込む。よく見れば大槌と巨大な手まで太い針金で縫い合わされていた。
ロアの巨体を大槌ごと灰に変える温度の炎は浅い水路を一瞬で蒸発させ、水蒸気となって通路を埋め尽くす。
「やった!私にも出来た……」
勝利を確信した瞬間というのは誰しも僅かな隙が生まれるものだ、卑屈なサクヤとてそれは例外では無い。
身体の半分以上と大槌が焼失し、元は人型だったとは思えない姿に成り果てたロアが程無く灰となって水蒸気に混じり、通路内は一歩先の視界すら効かなくなってしまった。
「はぁ、はぁ……。ミナトは巻き込んでないと思うけど……」
余剰とはいえ一時的に大量の呪力を使った為か、それとも緊張が解けたからか、僅かに心拍が上がる。休息が必要な程のものではないが。
流れの戻り始めた水路に足を取られながらミナトの元へ向かうサクヤの前方に人影が現れた。彼女も足元が覚束ないようで、探るようにこちらへ進んでいる。
「ミナトっ、良かった無事で!…………ミナト?」
思わず駆け寄りその顔を覗き込む。
次の瞬間、己の学習能力の無さに絶望する。
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