第1章 それは、10年前に繋がる。

予兆

 


 ――およそ10年前の、12月22日。


「火事だ! 逃げろ!」


 ただぼんやりとした頭に響いた、慌ただしく誰かの退避を促す声。

 とある冬の夜、突然起こった火事。そこがどこなのかも知れない、ただ辺りは一面火の海と化していた。


「――早くっ、こっちへ!」


 全身すすにまみれた黒髪の少年は、どうすることも出来ず炎の中でただただ佇む彼を助けようと、必死に声を張り上げ手を伸ばす。

 ほんの一瞬、指先が彼の手に触れた。

 その時、炎の影響でわずかに色づいた、彼の形のよい唇が言葉を紡ぐ。


 髪型も服装も全く同じ容貌の彼は、両の瞳にオレンジ色の炎と少年を映しながら、寂しげににこりと笑った。

 途端、天井のはりが崩れ、立ち上る煙と炎が2人の少年を呑み込んだ。



      **


 

 ――20XX年 3月31日。


 都内某所。人気のない公園へと続く路地を、スーツ姿の一見どこにでもいる中年の男が1人、つまずき前方へつんのめりながら走っていた。


 男は酷く憔悴しょうすいした様子で地面に這いつくばり、後ずさりながら暗闇を見据える。

 だが、それは決して暗闇を恐れているからではない。

 その向こう側にいるものを恐れているのだ。


 やがて雲間から月が姿を覗かせ、辺りを仄かに照らす。

 じりじりと張り詰めた空気に怯えるかの如く、男の背後で灯る外灯が点滅を繰り返す。

 近づく足音に、男はスーツの内ポケットから震える手で携帯を取り出し画面を開く。

 暗闇に輝く液晶画面だけが、男の顔を明るく照らした。

 瞬間、暗闇からすっと手が伸び人差し指と親指を軽く打ち鳴らす。

 携帯は、手の中でポップコーンのように弾け粉砕された。


「やっと見つけた」


 暗い路地の奥から聞こえるくすくすと含み笑いを孕んだ声は、どこか中性的で、月明かりが人物の姿をわずかに映し出す。

 その人物は、薄いライトグレーのコートを纏っていた。

 コートの上からでも分かる、線の細い体。人形のような白い肌に、妖しげな笑みを浮かべる。

 薄く形のよい唇からは、男とも、或いは女とも見てとれる“何か”があった。

 見開かれた男の両目は恐怖に満ち、あり得ないものでも見ているかのようだ。


「おっ……お前は、――っ!?」


 男が言いかけた時、その人物は口元をわずかに歪め自身の言葉で遮る。


「うるさいよ」


 それは、怒っているとも笑っているともとれる――だが、感情のこもらない平坦な口調。

 すらりと前へ突き出された右手が、触れる事なく男の体の自由を奪う。


「ひっ……! 助け……」


 指の先一本まで強張らせた男の絞り出す言葉に人物は小首を傾げ、可笑しなものでも見るかのように嘲笑する。

 それはあまりにも非情で、どこか悲しげだった。

 相変わらず口角をつり上げ曖昧な表情を残したまま、人物は言う。


「……『助けて』? 笑わせないで。もとはと言えば、君たちがいけないんだよ? 僕を――」


 いや……と目を伏せ、ほんの一瞬見せた苦笑。

 言いかけた言葉を呑み込み、地面を蹴り瞬時に大きく空いていた間合いを詰め、男の懐へと潜り込む。

 月夜に映える、艶やかで黒い前髪。そこから覗く妖しげな薄紫の瞳は、鋭く男を見据える。

 やや憂いを帯びたその瞳の奥には、男の懇願すらも突き放してしまえるほどの冷たさがあった。


 不規則に点滅を繰り返す外灯は、辺りに漂う威圧的な空気に気圧されて、とうとうその気配を消す。

 外灯の明かりが完全に消えるわずかな合間に、人物は言った。


「さよなら」


 顔を上げてにこやかに、だがどうしようもないほどの無慈悲な笑顔で。

 人物の体からは冷気を帯びた仄明るい光が放たれ、それは螺旋を描きながら右手へと集まってゆく。

 さながら獲物を狙う獣のような目つきで男を見据えた人物は、身を屈め一度引いた右手を振りかざし、ヒュン……と大きく空を切る。

 瞬間、赤く時は止まり、男の体は噴き上げた血飛沫と緩やかな軌道を描き、崩れるようにその場に倒れ込む。


 じわじわと広がる血だまりが、地面に舞い落ちる桜の花びらを赤く染めた。

月明かりに照らされた人物の正体を、男が他言する事はないだろう。


 地面に広がる血だまりの中、人物は佇み足元の沈黙したそれを見つめる。

 こうべを垂れたことで左頬に付着した鮮血が滴り、まるで涙のようでもあった。


「あと、3人……」


 頬に血の涙を滴らせながら、人物は譫言うわごとのように呟く。

 コートに飛散した血を特に気にするでもなく、ゆっくり踵を返し天を仰ぐ。

 そして、たった今その手で人を殺めたとは思えない、至って冷静な声で言った。


「もうすぐ……、もうすぐだ。待ってて――」


 舞い落ちる桜の花びらを残し、その身に重き業を背負った人物の姿は、再び夜の闇へと溶け込んでゆく。



      **



 ――20XX年 4月1日。


「――! 夢……か」


 両脇をビルに挟まれた小さな建物の3階にある一室で、1人の青年がはたと目を覚ます。

 すぐ左側にある窓に付けられたブラインドの隙間からは、太陽の光が差し込む。

 接客用の黒い革のソファから起き上がり、えらい夢を見たものだと右手で頭を抱え溜め息を漏らす。

 丸首のシャツにジャージといった格好の彼は、ひとつ欠伸あくびをすると重たい瞼のまま、おもむろにテレビをつける。


『今朝方、公園で男性の遺体が発見されました。傷口は日本刀のような鋭利な刃物で切られており、身元は未だに不明。尚――』


 テレビでは丁度朝のニュースがやっており、聞こえてきたのはリポーターの声。

 画面上にはブルーシートに覆われた現場の様子が映し出されていた。


「……? あれ、この場所……」


 低めのよく通る声でごちた後、テレビニュースを食い入るように見つめた。

 だが「気のせいだ」とすぐさま視線を逸らし、気だるそうに寝癖のついた黒髪を左手でくしゃくしゃと掻きむしる。


 彼の名前は斎藤さいとう 瞬矢しゅんや

 所々目にかかる艶やかな黒髪と、光の加減では茶色にも紺色にも見える瞳が印象的な、一見ごく普通の21歳だ。

 整った顔立ちとすらりと高い身長、艶やかな黒髪の間から覗く憂いを帯びた瞳は、見る者全てを惹き付けてやまない。

 だが、そんな彼が他者と深く関係を持たず1人でいるのには、少なからず理由があった。

 それは、彼自身も知らないところにあるもの。


 胸の悪くなるようなニュースから目を背けた瞬矢は、眉間にしわを寄せたまま洗面所へ行き蛇口を捻る。

 勢いよく流れ出た冷水に両手を浸し、2、3度顔を洗う。

 毎回彼の脳裏に甦る記憶があった。それは、燃え盛る炎の中の記憶。



「――刹那ぁ!」


 まだ少年だった彼は、その名を叫びながら夢中で炎の中で佇む少年に手を伸ばす。

 その時、天井から梁が落ち、ぷつりと遮断される。

 ――顔を上げ、鏡に映る自分を見て瞬矢が毎回思い出すのは死んだ弟の存在だった。


「刹……那……」


 鏡の中の自身に向けてぽつりと呟く。彼は、濡れた髪の毛先から頬を伝い、ぽたぽたと全面台へ滴り落ちる水滴に視線を送る。

 あの時、あの燃え盛る炎の中で彼の手を掴んでいれば……、そうすれば弟は死なずにすんだのだろうか。

 唯一覚えている過去の記憶ながら、今でもそのことを思い出すと悔やまれてならない。


 瞬矢には、幼い頃の記憶がほとんどと言っていいほどなかった。

 わずかに覚えているのは、両親や死んだ弟のことくらいだ。

 だが唯一、瞬矢を瞬矢たらしめるその記憶すら、彼の中では曖昧なものでしかない。


 洗面所から戻った彼は、香ばしい匂いが鼻をくすぐるトーストにかじりつく。

 続いて備え付けられた小型の冷凍庫から取り出したのは、1個のカップアイス。

 彼がこうまでアイスに拘るには理由があった。それは、彼、斎藤 瞬矢の幼少期に隠された潜在的な記憶にまで遡る。


 テレビでアナウンサー達が何やら深刻な口調で話しているのを尻目に、淹れたてのコーヒーをゆっくり口に運ぶ。

 朝のテレビニュースも目が覚めるようなコーヒーの風味も、全てが単なる日常の一部にすぎない。

 ――だが、この事件が後に瞬矢にとってそんな考えを覆すほどのものになろうとは、まだ彼自身知るよしもなかった。


 時刻は正午を回った頃、瞬矢は椅子の背に凭れくつろいでいた。

 格好は、白のシャツに黒いジーンズと至って普通だ。

 机の上に無造作に置いてあった煙草の箱。それを取ろうと、おもむろに手を伸ばす。


「……げ!」


(マジかよ…………)


 だが残りがあと1本しかない事に気づき、瞬矢は内心悪態をつく。

 煙草のストック切れは、喫煙者にとって致命的だ。

 小さく舌打ちをしたところで煙草の箱とライターをひっ掴み、重い腰をあげる。



      **



 横断歩道を渡りきり、近くの橋の下にあるガードレールに背を向けて立つ。手には新しく煙草が1箱。

 胸ポケットからライターを取り出し、取っておいた最後の1本に火をつけ、肺いっぱいに煙を味わう。


 人通りの少ないこの場所は、瞬矢にとって落ちつくもので、ゆっくりと吐き出した煙が大気中へ溶け込み消えてゆくのを、ただぼんやりと眺めていた。

 雑踏、残響、いつもと変わらない鈍色の平坦で平穏な一時。


「待て!」


 だが、突然その平穏を打ち壊すかのような男の声が響く。

何事かと、半分ほどを吸い終えたところで、声がした方にふいと目をやる。

 前方からはスーツ姿の身なりのよい男が2人、何かを追いかけ走って来るのが窺えた。

 1人は40代ほどでもう1人は幾分若い。

 それは、突然のこと。


《――れ!》


「……?」


 どこからともなく聞こえてきた声に、瞬矢は辺りを見回す。

 だが道路を走り去る車の音と喧騒ばかりで別段変わったものもなく、眉をひそめ小首を傾げる。


(……気のせいか)


 そう思い、再びガードレールに背を向けようとした時のこと。

 薄茶色のブレザーを着た高校生くらいの少女とぶつかる。


「……っと」


 半歩身を引き道をあけたことで、はからずも少女と目が合う。

 歳は15、6くらいだろうか。

 肩より短めに切り揃えられた髪と同色の茶色いぱっちりとした瞳の少女は、足音に振り返り慌てた様子で再び駆け出す。


「まったく、しつこいなぁ……」


 独り言のように呟いた声は、高いが決して耳に障らないものだった。


《彼女を――》


 再度、はっきりと頭の中に響いた、少女のものとはまた別の高らかな声。

 それに突き動かされるかの如く、無意識に少女と男たちの間に割って入る。


 突然聞こえたそれが何かは、瞬矢自身にも分からなかった。

 だが、そうせずにはいられず目の前の男たちに視線をやり、若い方の男の片腕を掴む。

 更にその傍らを通り過ぎようとした40代の男に足を掛ける。

 バランスを崩し地面に転倒した40代の男は瞬矢を睨みつけた。


「あぁ、ワリー」


 再び煙草に口をつけると、溜め息と共に煙を吐き出し悪びれもせず言う。

 それがよほど気に障ったのか、すぐさま立ち上がり同時に拳を振りかざす。


「――この野郎!」


 放たれた拳を身を屈めかわし、そのまま2メートルほど飛び上がると右手で頭を掴み、軸にして背後から蹴り飛ばす。

 一旦宙で体を捻り、続けてもう1人。

 思わぬ攻撃に反応が遅れ、立て続けにガードレールへ倒れ込む。

 空中でそれを目視すると、瞬矢は涼しげな表情でふわりと着地する。

 少女は、瞬きも忘れ口は半開きのまま、ただその光景を眺めていた。


「消えな」


 冷ややかに発せられた言葉は、誰に向けられるでもない、限りなく独り言に近いものだった。

 雑踏の中、後方で佇む少女の姿を横目に立ち去る。



      **



 ――翌、4月2日。その日は午後から生憎の雨。

 ビニール傘をさしコンビニ袋を下げて部屋へ戻る途中、瞬矢はおやと立ち止まる。

 入り口の前、少女が恨めしげな表情で雨雲覆う空を見上げていた。

 さてどうしたものかと溜め息をつく。少女の小柄な体が見事にビルの入り口を塞いでいた為だ。


 横断歩道の信号が点滅し赤に変わり、人の流れも次第と緩やかになる。

 傘を畳んだ瞬矢は顔だけを少女へと向け、迷惑そうに言った。


「そこ、通して貰えるか?」


 その一言で、ようやく入り口を塞いでいたことに気づいたらしい彼女は、後方へとずれながら振り返る。


「っ! ごめんなさい。――あっ!」


 くりくりとした茶色い瞳を向けて、口元に右手をあてがい驚嘆の声を漏らす。


「?」


 彼女の驚く理由が分からず、瞬矢は小首を傾げる。


「昨日は、ありがとう」


(昨日――?)


 あやふやな記憶を手繰り、思い出そうと再度少女に視線を落とす。くりっとした茶色い目に鈴の音のような高い声。


「――あっ!」


 思い出した。そう、先日助けたあの少女である。

 ただ彼自身、さして人の顔を記憶に留めておかない為、今の今まで思い出せなかったのだ。


「でも、どうして?」


 じっと見つめ訊ねる少女の瞳は、なぜ見ず知らずの自分を助けてくれたのか、そう言いたげだった。


「それは――」


 返答に困り、人差し指で右頬を掻きながら視線を游がせる。

 「声が聞こえたから」なんて言ったところで信じてなど貰えないだろうし、怪しい奴と思われるのがオチだろう。

 考えた揚げ句、瞬矢は最も無難な答えを導きだす。


「単なる気まぐれ、かな?」


 だが少女は、そのぱっちりとした両目で瞬矢を見上げ逆にこう問う。


「あなた、何者なの?」


 思わぬ質問に瞬矢は歩みを止め、振り返り少女を見下ろす。


「斎藤 瞬矢、探偵だ」


「探……偵?」


 瞬矢の言葉を復唱すると丸い瞳をぱちくりとさせ、少女は見上げる。

 今度こそ部屋へ戻ろうと、ふいっと少女に背を向け玄関をくぐろうとした。

 だが少女は咄嗟に駆け寄り右腕を掴む。


「……待って!」


「――っ!?」


 びくりと反射的に身を震わせ、目を見開き掴まれた腕に視線を送る。

 それに気づいた少女はするりと手を放し、やがて何かを決心したかのような顔で言う。


「捜してほしい人がいるの」


 信号が青に変わる。少女と瞬矢を残し、再び人波は動きだす。



      **



 静かな部屋にカチカチと時計の音だけが響く。

 ガラステーブルを挟んで少女と向かい合うように座ると、軽く足を組みソファに凭れ掛かっていた。


「名前は?」


「東雲 茜です」


 瞬矢の投げかけた問いに対して、彼女はおずおずと答える。


(東雲……? どこかで……)


 決してありふれた姓ではない為、目にしたのがごく最近なら記憶にあるはずなのだが、いかんせんどこで見たのか思い出せない。


 どうやら東雲しののめ あかねという名前らしい彼女は、対となっているソファに遠慮がちに腰掛け、しかしなかなか本題を話そうとしない。

 もうかれこれ20分ほどこのような状態が続いている。

 沈黙に耐え兼ね、瞬矢は訊ねる。


「……で、昨日の奴らは?」


 だが彼女は「分からない」と大きく首を横に振り、視線の先のテーブルを見つめようやく切り出す。


「でも、たぶん父の事を捜してるんだと思う。居場所訊かれたから。けど……、そんなの知ってたらとっくに捜してる」


 組んでいた足を崩し、ひょいっと身を起こす。


「じゃあ、捜してほしい人ってのは……」


 少女、茜はひとつ頷き言葉を続ける。


「10年前、父は母と私を残して何も言わずに姿を消した」


 膝の上で握られた両手にぎゅっと力が篭る。


「お願い、父を捜して!」


 瞬矢は一度ソファに深く座り直し、やや前のめりな状態で開口する。


「俺なんかを信用していいの?」


「……っ」


 窓から差す光のせいか、覗き込む茶色に混じった深い青色の光彩が妖しさを醸し出し、茜は言葉に詰まる。

 彼女は俯きがちに視線を游がせ、やがてゆっくり顔を上げ答えた。


「私は……、自分の信じたいものを信じてるの。それに、あなたなら本当に父と会えそうな気がしたから」


 そう言う彼女の真っ直ぐな茶色い両目には、口調と同等の強さがあり、瞬矢は思うのだった。


(どうも、この目は苦手だ)


 ひとつ溜め息をつくと左手を軽く額にあて、ふいっと視線を逸らし言う。


「……分かった。ただ、確実に会えるとは限らないからな」


 その言葉に、今まで曇りがちだった茜の表情が一転してぱあっと明るく変わる。


「ありがとう! 私も協力させて」


 確かに、彼女を通して少なくともなんらかの情報を得られるかもしれない。

 仮依頼ということで書類に書かれた彼女の名前を見て、瞬矢は再びソファにふんぞり返ると、顔を背け「勝手にしろ」と軽くあしらう。


「しっかし、なんだ……お前、さっきピンク見えてたぞ。わざとか? サービスか?」


「?」


 『ピンク』それがいったいなんのことかと辺りを見回し、彼の指が制服のスカートを示していることに気づく。


「――っ! みっ、見たの!?」


「ああ。しっかり拝ませてもらったぜ、ピ・ン・ク」


 瞬矢は凭れかかったソファから茜を見下ろし、意地悪くへらりと笑う。

 嫌な奴……。茜はスカートの裾を両手で押さえ、頬を赤く染め、涙目でむっと睨みつける。

 かくして始められた父親捜し。だが、その片隅で見えない何かが動き始めていた。



 

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