第3話 中年は四面楚歌の随に蹂躙す
【3-1】
闇鍋をするから明日の夕方、食材を持って集合してくれ。
そんなメールが僕、夏目蓮介のもとに届いたのは、深夜0時を回った頃、丁度僕が寝支度を始めていたときだった。
例の如くメールの送り主は真帆さんである。深夜0時を回っていたため、明日の夕方とは言葉通りに取ってしまっていいのか、それともやはり今日なのか、判断がつかなかった。
「……まあメールの送信時間は23時になってるし、今日……なのかな」
僕は半分眠った脳でそう答えを導き出し、そのまま泥のように眠ったのだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます