第3話 中年は四面楚歌の随に蹂躙す

【3-1】

闇鍋をするから明日の夕方、食材を持って集合してくれ。


そんなメールが僕、夏目蓮介のもとに届いたのは、深夜0時を回った頃、丁度僕が寝支度を始めていたときだった。

例の如くメールの送り主は真帆さんである。深夜0時を回っていたため、明日の夕方とは言葉通りに取ってしまっていいのか、それともやはり今日なのか、判断がつかなかった。


「……まあメールの送信時間は23時になってるし、今日……なのかな」


僕は半分眠った脳でそう答えを導き出し、そのまま泥のように眠ったのだった。


















































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