HimmelLuftlia

少女は・・・・・

燃え尽きて

こぼれ落ちて

煮えたぎって

どうしようもなくて

本当に何もしないまま

何も得られないまま

大人になってしまった

こんなどうにもならない自分を

理解してもらおうなんて考えたことはない

自分さえ良ければそれで良くて

自分が楽でいればそれで良くて

だから

平気で嘘がつけて

ごめんなさい

たち消えてしまいたくなるほど

誰とも喧嘩してこなかった

もっと....自分が歩み寄ればよかった

腹を割って話せばよかった

後悔だけが残る。。。

寂しい.........

焦燥感だけが残る

喧嘩をしにいこうじゃないか

ああ

距離はどれくらい離れてるんだろうね

怒りと悲しみ

冷え切った目、凍傷した心を

無を求めて

何をしたかったのかも忘れて

もう忘れよう

一歩間違えれば棒に振って遠回りして駆け出す

何を手放せばいい

どこから動けば

逃げきれない

闇............闇..............闇............

もう無理だと思った

息も絶え絶えで

しんどくて

辛くて

そう思いながら空を見上げていると

人を見つけた

光を見つけた

何故だか分からない

分からないまま目を閉じた