列車は定刻どおりにやってくる

第15話 列車は定刻どおりにやってくる その1

 美鳥とアンドレイとミロクは、普段通り、列車に乗って登校するが、美鳥にとっては三人の間にある空気が酷くギクシャクとしているように感じた。正確に言うと美鳥一人がぎくしゃくとしていた。 

「今日はバイトの日ですね~。バリバリと働きますよ~」

 ミロクは元気にそう言うが、

「そうだね……」

 美鳥はアンドレイのことが気になって話に上手く乗れない。『その必要はありません』とか『今日は学校でお別れの挨拶をするべきです』とかミロクに説教調に口を挟むのではないかとヒヤヒヤしながら、バイトの話や引越し先を探す話に相槌を打つ。

 校門の前に来ると、ミロクの顔が一段と明るくなったので視線の先を見る。江口部長がいた。

 ミロクが駆け寄ったとき、江口部長がしゃがみ込んだの見えた。どうしたんだろうと美鳥も江口部長とミロクのそばで立ち止まり、

「大丈夫ですか?」

 とく。江口部長は、右手で眼やこめかみをかわるがわる抑えながら、

「どうだろ? いやただの目眩めまいか頭痛……じゃないな……。ああ、ちょっとダメかも……」

 そう言うと、ちょっと吐くから見ないで……、と言い残して校門の近くの花壇の端に嘔吐した。ミロクは、大丈夫? 大丈夫? と江口部長の背中をさすった。

 江口部長ははじめの吐瀉で胃の内容物を出したようで、後はひたすらえずいていた。

「これはよくないですね」

 アンドレイは携帯電話で救急車を手配した。

「あ、バカ兄発見って、何してるの?」

 江口曜子がやってきたので、アンドレイは、

「気分が悪いようです。保健の先生呼んできて下さい」

 曜子は、はい、と急いで校舎へと走っていった。登校してきた生徒が少しずつ集まってきた。

「セバスチャン、どうにかしてよ」

 美鳥は、アンドレイが出来るだけこの世界に干渉しないようにしていることを知りつつも、目の前で苦しむ江口曜一郎を見て言外に魔法を使って欲しいと頼んだ。

「これはよくないですね」

 アンドレイは再びそういうと、つま先で貧乏揺すりのように拍を打っている。それはめったに見ない姿だった。

 体育の教師が走ってきて、やじうまになろうとしている生徒たちへ「関係ないヤツは邪魔だから教室に行け」と追い払っている。

 美鳥は小声で、今度ははっきりと

「ねぇセバスチャン、魔法で治してよ……」 

 と頼む。しかし、アンドレイは、

「とうに使ってます。しかし、全く効き目がないのです」

 アンドレイの魔法が効かない場合、その原因は一つ。『赤毛の魔女』だ。珍しくアンドレイが苛立っている。救急車が来ないからではなく、自分の魔法が効かないからだと美鳥はわかった。

 保健医の女性と江口曜子が駆けつけ、江口曜一郎に症状を聞く。

「何か悪いものでも食べたの?」

 そう言いながら体温計を曜一郎に渡す。

 曜子が「朝食は同じ物を食べたので」と食あたりの可能性を否定した。

「最近交通事故とかで頭ぶつけたりしてないか?」

 ミロクが「不良に絡まれて喧嘩になったことがあります」というと、曜子は、

「精密検査しましたが『目立った所見なし』って言われましたよ」

「人間ドックで検査してもらった帰り道で突然死する人だっているからね。あまりあてにならないものよ」

 保健医は測り終えた体温計を見て、「熱はなし。風邪とかでもなさそうね。検査に見落としがあったかもしれない。現にこの様子だし」

 曜一郎の顔は蒼白で、寒い寒いと震えていた。ミロクが背中をさすってやっている。

 サイレンと共に到着した救急車の救急隊員は、保健医から事情を聞くと、手際よく曜一郎をストレッチャーに乗せた。ミロクと妹の曜子も随伴して乗り込む。

 美鳥も一緒に行きたいが、狭い救急車では邪魔になる。

「セバスチャン、私たちもついて行こう」

「承知しております」

 アンドレイはそういうと、美鳥を抱きかかえて猛然と走り始めた。自転車で急な坂道を駆け下りていったときのように、街の風景が後方に飛んでいく。

 すれ違った人は誰一人として、風のように疾走する美鳥たちを振り向かない。気づいていない。透明になったような不思議な感覚が少し面白くもあったが、江口部長の容態を心配するべき場面なのでそのような感想は口にも顔にも出さない。

 救急車に追いつき、病院につくまで並走した。

 美鳥たちは病院の構内に先回りして入った。

 車から出てきた江口曜一郎は、酸素マスクをつけられたままぐったりとしていた。ミロクと曜子が「しっかりしてください」「しっかりしろよ」と励ましている。意識を失っているか、かなり薄くなっているとわかる。

 すぐさま検査室に入れられ、残されたミロクと曜子は廊下のベンチにうなだれて腰掛けていた。

 近づくと美鳥の方へ二人は視線を向けたが、曜子のほうが「わざわざすいません、校長」と言ったきり二人は一言も発しない。

 美鳥は『心配いらないよ』と言いたかったが、残念ながらそんな言葉は気休めにもならないのはわかっていた。アンドレイの魔法でも治らないなら、病院がどんな処置をしてもきっと効果はない。

 しばらくして看護婦に曜子は呼ばれて診察室の方へ入っていった。部外者である美鳥は、

「大事でなければ……」

 と祈るように、独り言のように言った。ミロクは、そうですね、と棒読みに近い弱々しい声で応えた。

 ミロクも美鳥も言葉を発しない。アンドレイは置物のように廊下の隅に立っていた。

 診察室から曜子の大声が漏れてくる。

「原因がわからない?! そんな馬鹿なこと――だって意識ないんですよッ!」

 曜子がミロクのところに飛んで戻ってきた。顔を真赤にして激昂の余韻が残っている。

「原因不明で対処できないから今日は様子見するそうよ。信じられる?」

「他の病院に行きましょう」

 ミロクが提案したが、

「私も『ここヤブだから、別のところに行く』って捨て台詞みたいに言ってみたけど、『検査でおかしい所がわからない以上どんな医者でも治療は無理だ』って言われたよ」

 曜子の怒りはミロクに言い捨てる様に、

「ミロクちゃんと付き合いだしてから、ろくなことない。不良に絡まれて大怪我したり、原因不明の病気で意識失うし」

 曜子の怒りがミロクへ向かったことに美鳥は驚いたが、それ以上にミロクのほうが驚いたことは想像に難くない。

「不良に絡まれたのは付き合う前のことです」

 ミロクは反論したが、

「その日から付き合ってるんだから同じ事でしょ」

 曜子は、今にもミロクに掴みかかりそうなヒステリックな高音で話すので、美鳥が

「ここで喧嘩しても始まらないし、他の人に迷惑だから」

 と二人の間に立つ。アンドレイも、

「ミロク様、私たちが出来ることはありません。今日は帰りましょう」

 美鳥は放心状態のミロクの背中を押す様にしてその場から立ち去る。

「このサゲマンが!」

 曜子の声が背中に刺さった。ミロクは肩を震わせていた。泣いていた。

「結構酷い事言われたね。そばで聞いた私もなんか傷ついたよ」

「あんな単語を使うなんて……。ヨーコさんはいつもすごく優しかったのに」

「誰かに八つ当たりしないと心が持たないほど苦しいんでしょう。双子の兄妹ですからね。兄の苦しみを我が事のように感じているのかもしれません」

 この後美鳥たちは学校に戻ったが、美鳥は上の空になるし、ミロクも気分を悪くして保健室で休んでしまった。


 それから二週間ほどミロクと一緒に美鳥は江口部長の容態を見に病院に行くも、曜子に拒絶されなかなか面会させてもらえない。ただ、容態が一向に良くなっていないことだけは確かだった。

 ミロクはその間にげっそりとし始めた。げっそりし始めたのは、ミロクだけではなく、ディーもだった。もっとも、ディーの場合は減量によるものだったが。

 家の中の空気も日に日に悪くなる。

「踏切がうるさくて眠れねぇ~」

 ディーがリビングに横たわりながら呻いた。駅の営業が終わった後三十分もすれば踏切が鳴り始める。ちょうど深夜の三時まで鳴り続け、朝型のディーは睡眠時間の殆どを妨害されてしまっている。

 ダーモンも踏切の音にうんざりしていた。

「耳栓してその上にイヤーマフしても聞こえてくるんだもん」

「あの音、魔術の音らしいよ。だから物理的に遮っても無駄だよ。耳鳴りに近いね」

 ダーモンは「ミロクが帰れば鳴り止むなら、早く帰って欲しいもん」と小言を言った。

 ダーモンもディーも、なんとかしてよ、という目で、食卓にいるアンドレイを見る。

 美鳥が恐る恐るく。

「どうしてこんなことになったの? ミロクちゃんが『帰らない』って言ったから?」

 アンドレイは、

「そうでしょうね。強制途中下車という魔法システムは、この世界に敢えて留まるという選択肢を許容しないのでしょう。それを決意したミロク様に何かしらのペナルティがあるということは当然予想されたことでした」

「じゃあ、ミロクちゃんはどうしたらいいの?」

「簡単なことです。元の世界に帰る。当然のことを当然のようにすればいいだけです」

「私は帰りません」

「それでは江口くんの病気は治りませんよ」

「帰っても治るって保証はないじゃないですか」

 ミロクは、食事の手を止めず、誰にも視線を合わせない。

「江口くんを治したい。でも帰りたくもない。そういう妙案はございません」

「そもそも、ミロクちゃんがここにいたままで江口部長を治す方法はあるの?」

 美鳥が訊ねた。

「これも推測ですが、江口君の中のミロク様の記憶を消せば、おそらく病気は治ります。ただ、ミロク様がここにいる限り、再発するでしょうね」

 ミロクは、

「曜一郎さんが私のことを何度忘れても何度でも思い出させてみせます」

「『赤毛の魔女』がやすやすと克服できる試練を与えることはないでしょう。江口君が苦しむだけですよ」

「部長は放って置くと、死んじゃうの?」

 美鳥は確認した。さすがにそれはマズイと思ったからだ。

「いいえ、死ぬことはありません。死ぬことすらできず徹底的に苦しみ抜くでしょう」

「それは拷問だもん……」

「ミロク様、この際はっきり言います。元の世界にお帰りください」

 ディーもダーモンも、ミロクの席のそばに来て、

「オレも帰ったほうがいいと思う」「帰るほうがみんな幸せになるもん」

 とアンドレイに同調する。

 美鳥は何も言えない。

 ミロクは顔を赤く腫らして、美鳥に「ちょっとこっちに来て」と小声で誘う。美鳥はなにか相談でもあるのかと思ってミロクに誘導されるがままにすると、ミロクは、後ろから美鳥の首元に果物ナイフを突きつけた。

 ミロクは叫ぶ。

「お願い! セバスチャンさん。曜一郎さんを治して!」

「何度も申し上げておりますように、私には何もできることはございません」

訥々とつとつと話す。ミロクとは対照的にアンドレイは冷静そのものである。

「ウソ! 『赤毛の魔女』のせいなんて言ってるけど本当はセバスチャンさん自身がやったことじゃないんですか? なんでもタイミングが良すぎですよ。私がこの世界に残るって決めた途端に列車は来るし、曜一郎さんは病気になるし。どうして姿もない『赤毛の魔女』が見てきたみたいにタイミングよく妨害できるんですか? むしろセバスチャンさんがこれまでのことを仕組んだ犯人だって考えたほうが自然じゃないですか!」

「私の名前は、セバスチャンではありません。アンドレイです」

 アンドレイの顔が一瞬だけわずかにゆがみ、久しぶりに訂正を入れた。

 美鳥は思う。近頃、表情だけでなく行動も人間的になってきた。アンドレイは、風呂に入るほうがむしろ汚れそうと思われるくらい清潔だから、風呂に入る必要なんてないのに、この前は一人で風呂に入っていたし。この世界に来て去っていった数多の異世界人と同じように確実に変化しているみたいだ、と。

 ナイフを突きつけられている身であるが、美鳥に不安はなかった。アンドレイを信頼していた。ミロクが本気で傷つけてくることはないだろうとも思っている。もっとも、ミロクの腕が結構きつめに美鳥の首を締めつけているので、少し息苦しくはあった。

 アンドレイが

「私をどう呼ぼうと構いませんし、私が犯人だと思い込むのも構いません。けれども、そんなことをしても事態は何も変わりません」

 一歩前に歩み寄ると、ミロクが一歩下がる。

「近寄らないで。私は本気なんだから。本気でこの世界に残って、曜一郎さんのそばにいる!」

 ナイフを握るミロクの手に力が入った。美鳥が命の危険を感じた瞬間だった。ディーが、ミロクと美鳥の前に飛び出てきて、拳を振った。バシッと鈍い音がして、ミロクに引きずられるようにして美鳥は床に倒れこんだ。

 ミロクの腕が美鳥の首から離れ、今の様子を見るとディーがミロクを床に押さえ込んでいた。

 ミロクは「離して! 離して! もう死なせて!」と叫びながら泣いていた。

 ディーは躊躇なくナイフを鷲掴みにして、引きちぎるようにミロクの手からナイフを奪い投げた。

「バカヤロー。好きな人と一緒にいたいって思うのもお前の勝手だよ。犯人はセバスチャンだって疑うのだって、失礼だと思ったけど俺が怒ることじゃないから黙って聞いてたよ。でも、思い通りにならないからって死ぬなんて、何考えてんだ!」

 紅潮した顔のミロクは、

「ディーさんには関係ないじゃないですか。あなたこそ、早く帰れるようにすればいいんじゃないですか? 自分が帰れないから私に嫉妬してるだけじゃないんですか!?」

「オレは努力してる。トレーニングもしてるし、減量もやってる。メンタル的に叩けないだけ。たったそれだけなんだよ。オレは!」

「どうでもいい! 死なせて!」

「まだそんなこと言うのか!」

 ディーはミロクのほほを平手打ちした。ミロクが何か言おうとするたび平手打ち。そうやって何度も平手打ちしているうちにミロクは何も言えなくなって、ただ、泣いていた。

「もういんじゃないか? もう抵抗できないもん」

 ダーモンがディーを止めた。美鳥も

「ディーさん、ありがとう。あと、手大丈夫?」

 そういうと、ディーは

「あれ。血が出てない」

 果物ナイフを掴んだ手に傷一つない。

 投げ捨てた果物ナイフの場所にペーパーナイフが落ちていた

「アンディー?」

「さあ? はじめからペーパーナイフだったのでは?」

 アンドレイは少しだけ口角を上げた。

 美鳥は、それはウソだと思った。家にペーパーナイフなんて置いていない。やさしいウソ。おそらく初めてついたウソだと思う。通常ならば、私が変えておきました、と報告するだけなのに。

 ディーは、

「ミロク、すまん。ちょっとやりすぎた。本物の刃物かと思ってたんだ。それでカッとなって」

 ミロクは黙ったままだったが、ダーモンが一言、

「これで、みんな帰れるようなもんだね」

 ディーが「どういうことだ?」と訊く。

「だって、さっきディー、ミロクの顔、叩いてたもん」

 ディーが「あっ」と息を呑んで自分の手を見た。

「うん。だから私も、止めなきゃ、って思っても止めないで置いたんだけど」

 美鳥は、他人を叩けないというメンタルの問題を克服したディーに『おめでとう』と言いたいところだったが、さきほどまであったミロクとの流れも影響して、口に出来なかった。

 まだディーが自分の手をまじまじと見ている。その場にいるものは皆、何を言うべきか混乱し、沈黙が流れた。

 その一角で、アンドレイは悠々と茶を飲んでいる。

 それを見たディーが、

「これって、もしかして、どっきりか何か? 『大成功』って書いた看板がどこかにあるとか?」

 そばにいた美鳥にたずねた。

「たぶん、違うと思うけど……」

 ほとんどミロクと一緒に行動していないディーは、、ミロク周辺の状況を断片的・間接的にしか把握していない。どっきりと勘違いしても仕方がないと美鳥は思った。

「どうでしょう。ディー様のどっきりではないか、という疑問については、その名称はともかくとして、実は私も同感です。もっとも仕掛け人はこの中にはいないでしょうが」

 アンドレイは、達観したかのように微動だにせず淡々としゃべった。

「考えても見てください。何も出来ない異世界の王女に強い意志を持たせなくてはいけない。女性の力を最大限に発揮させるため、恋をさせるというのは私には思いつかない面白い方法です。実際江口君に恋したミロク様は目的を達成しこの世界から帰ることができるようになりました。さて、その代わりに――副作用のように――恋人との離別という問題が現れます。それに対処するため、江口君は奇病に冒された」

 ミロクは、とうとう

「うるさい! もう聞きたくない!」

 と激昂し、逃れるように走って自室へ向かった。アンドレイは気にせず話を続ける。

「私が反対し、ミロク様は激高する。美鳥を人質に私を説得しようと試みる。しかし、ディー様がそれを阻止する。ディー様の弱点が克服される。この一連の流れは、出来すぎではないでしょうか。まさに大成功といってよいでしょう」

「自分たちの行動が全部見知らぬ誰かに定められてたなんて、そんな風に思いたくないよ」

 ディーが残念そうに言った。

「なんだか自由意思論の議論に似ているんだもん」

 ダーモンが言った。美鳥は、突然アカデミックな単語が出てきたので驚く。

「え? いきなり何言い出すの? ダーモンちゃん」

「生き物に自由な意思は存在するかという議論については、自由意思はないっていう説のほうが優勢らしいし、仮に自由な意思があるとしても、本当に限られた領域だけらしいんだもん。ま、ダーモンには有意義な議論じゃない気がするもん。それに自由な意思などないと考えちゃうと思考能力が低下してしまうらしいじゃないか。そんな有害なことを考えるのは建設的じゃないもん」

「考えてもわからないことを考えても無駄というのは合理的で経済的ですね。ただ、行く先が決まっていても、列車の旅をいかに過ごすかは本人次第でございます」

「ミロクの心は暗いトンネルの中だろうけどな……」

 ディーが悲しそうに言った。

 悲鳴のような泣き声とベッドを叩いているのだろう振動がミロクの部屋の方向から聞こえる。

 美鳥には、深夜に鳴り響く踏切の音がミロクの悲鳴のように聞こえた。

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