第??工程 【夏水プレゼンツ!キャラ紹介】
はーい。語り部の夏水でーす。この回では、もでりんぐ!!に出てくる登場人物の紹介をするというものです。
え、いきなりこんな中途半端な話数でやるかって?
そりゃもちろん。文字を埋めるためじゃないですか。大変なんですよ、文字を埋めるのって。結構骨が折れてしまうものなんですよ。
え? 文字を埋めているのは、お前の仕事じゃない?
まぁ、ソレもそうなんですが……ね。
ま、そんな事は置いておいて、問答無用でキャラ紹介を始めちゃおうと思います。
まずは、主人公の三琴君から。
・
茶山陣学園の1年特Sクラス所属の男子高校生です。
ポニーテールにしてますが、青年なんですよ。校則違反の髪型なので、よく先生から注意を受けているみたいですが、そんなの気にしていないみたいです。
クラスでは、幼馴染の渉少年と仲良しと評判ですが、本人は仲が良いという認識はあまり無いようですね。渉少年の哀れさといったら!!
無類のパンダ好きであります。パンダをみたら突撃して、動物園のスタッフさんに止められるほどの実力の持ち主だとか。パンダ好き怖い怖い。
造形は中等部の時に美術部に入っていたときに興味を持ったみたいですね。直ぐに才能を開花し、今や、モデリング部にスカウトされるほどの実力の持ち主となりました。
ココだけの話、美少女系の造形も作るらしいです。それも、かなり可愛いとの噂。でも、僕の時にはパンダとかファンシーな生物を作っているところしか見せてくれません。見たいのになぁ……。
彼の今後の活躍に期待です。
・
茶山陣学園第二美術科3年の首席な頭のいい、モデリング部の部長さんです。
黒髪と爽やかな顔が特徴のボーイのわけですが、顧問の亀山先生のパシリとしてよく使われるみたいですねぇ。いいカモというところでしょうか?
美少女系、いわゆる萌えキャラを作るのが好きでして、その技術力の高さに、各フィギュアメーカーから原型依頼などもくるようです。
しかし、彼の美少女に対するこだわりはかなり強い方でして、語りだせば、うなじのラインの素晴らしさから、太ももの太さまでと様々な角度から語りだすので、いい加減うざったく思われていることもあるようです。
休日は、副部長とラーメンを食べに行くのが楽しみだそうです。
・
よく作者が『海流』と打ち間違えていたようですが、正しくは静流ですよ。皆さん!
モデリング部副部長で、第二美術部3年の次席さんです。部長さんと成績のライバルかと思いきや、争うことは一切しない平和主義者。
でも、顧問にパシられている部長さんを遠くで見ている彼が一番の策士なのかもしれません。おかげで、実害は無い模様。
得意な造形は、動物やファンタジーによく出てくる妖精や小人だそうです。
坊ちゃん刈りのイケメンボーイさんなのです。
好きな料理はラーメンだそうですよ。
・
第一美術科3年首席で、モデリング部では数少ない女性です。おさげがチャームポイントだそうです。
得意な造形はロボット。そりゃもう、プロモデラー顔負けのロボットを作っちゃいます。
ロボットアニメを見て、ロボットが好きになったのと同時に、腐女子さんにもなってしまった方。もう、男性同士の絡みやそういうシチュレーションを見たときには、脳内のドーパミンの分泌量が半端ないらしく、妄想大爆発なのです。
いつか、僕がそういうターゲットになってしまうのかと思うと悪寒しかしません。出来ることなら、ターゲットから逸れることを祈るばかりです。
絵画の分野では幻想生物を擬人化したものを描くそうですよ。
・
通称、宮前兄。普通科2年生の元気な青年です。そう、元気すぎて、周囲が制御出来ないほどに……。
兄妹揃って同じショートボブな髪形、同じ顔なので、なかなか見分けが付きません。時々入れ替わって授業を受けているとかナントカ。
得意な造形のジャンルというモノは無いらしく、自分の好きな物が好きというそんなスタイルを貫いています。
三琴君を弄るのが大好きな悪戯っ子です。
塩原君にライバル視されているようですが、特に気にしていないようです。
・
通称、宮前妹。第二美術科2年生の元気な女子高生です。そう、兄と同じ様な感じで……。
宮前兄と違って、内申点が深刻なので、課題を出せば進級できる第二美術科へ入った模様。毎日、制作に明け暮れています。
兄と一緒に、とんでもないものを作るのが好きだそうです。思い返せば、棒人間も埴輪も兄妹合作だったようですね。恐ろしい、兄妹パワーです。
兄と同じで、三琴君をおちょくるのが好きな悪戯っ子です。
最近、ラブレターを貰ったそうです。一体、誰からなんでしょう。
・
兎に角、空気が読めない人。
モデリング部では戦力外通告を受け、宮前兄には相手をされない可哀想な人という位置づけになりそうですが、全力でその説を否定させて頂きたい。
何故なら、彼はただ、空気が読めていないだけだから!
しかし、戦力外通告を受けても、しつこくモデリング部に居座り続ける根性は褒めてもいいところかもしれませんね。悪い意味で。
最近、宮前妹に淡い恋心を抱いているらしく、恋文を投函したらしいですが、差出人を書いていなかったという痛恨のミスをしてしまうのは、救いようがありませんね、全く。
不器用です。どのくらい不器用かというと、トランプタワーが2段以上建築できないくらい不器用さんなのです。
・
泣く子も黙る(らしい)。モデリング部顧問で第二美術科担当の先生です。
赤茶色の髪を後ろで束ねていて、その雰囲気と言動から一部の生徒からは、”姐さん”と呼ばれているそうですよ。強そうですねぇ、姐さん。
言動から周りの先生からは煙たがれているらしいですが、そこは国から派遣されたエージェントなので、気にもしていません。
一応、目上の人には敬語を使うようですが、一回でも自分より立場がしたと分かると直ぐにタメ口をしてきます。下に見られないように気をつけなければなりませんね。
タバコ型のチョコとスルメを常備しており、切れると暴れだしたりします。そんな事になった時には、部長が急いで買いに走るようです。
師匠を崇める人がいるようで、その人には絶対に頭が上がらないそうです。一体、その師匠とは誰なんでしょうか?
・
学年のマドンナで、三琴君とは幼馴染さんです。
一応、ヒロインさんなんですよ。存在は薄いかもしれませんが。
三琴君を密かに思っているようですよ。青春ですねぇ。羨ましいです。本当に。
普通科1年で、ごく普通の生活を送っているらしいですねぇ。マドンナなので、そりゃもう、モテるんですよ、これが。
でも、本人は断り続けているみたいですねぇ。やっぱり、三琴君のことが気になってるからですね。そうに決まっています。
でも、彼女のデータ、余りにも少なすぎるんですよねぇ。どうしてなんでしょうか?
事務所NG級のロックがかけられているのか!?
さて、大体のキャラ紹介はコレぐらいでしょうか?
「なんだ、夏水。お前の自己紹介はしないのか?」
おや、三琴君。1学期の終業式は終わったんですか?
「終礼が終わって、部へ向かう途中なんだが。また夏水が長い語りでも始めているのかと思って、来てみた」
今回は語りじゃないですよー。キャラ紹介ということで、この話に出てくるキャラの紹介なので、僕は別に紹介はしなくてもいいじゃないかな、という自己判断です。
それに、僕は、”歳はぁ、三琴っちと同じでピチピチの高校一年生でぇす。チャームポイントは黒ぶち眼鏡と無造作な黒髪でぇす。以後よろしこ!”という設定があるじゃないですか。
「ソレは設定の話だろ? 容姿はそのまんまだけど、言い方が夏水らしくないから訂正しろ」
訂正ですか……。仕方ないですねぇ。
はい、では、僕の自己紹介をしますね。
僕の名前は、
「以上ですって、短すぎる」
だって、自己紹介苦手なんですもの。僕にはこれくらいの紹介だけで十分なんですよ。
「ダメだ、リテイク」
三琴君、たまに厳しい指摘しますよねぇ。えー、他に何かあったかなぁ……。
名前の響きからか、”苛性ソーダ”というあだ名を持っています。
「ほう、今度から苛性ソーダって呼んでやろうか?」
どうぞご自由に。僕は気にしないので。
「反応がイマイチだから呼ぶの止めるわ。そういえば、作者が嫌いっていうのを追加したほうがいいんじゃないか?」
それは序盤に否定したハズなんですけども。
「いや、絶対に何か確執があるハズって、山菊先輩も涎垂らしながら言ってたぞ」
山菊先輩の腐女子レーダーにも既にキャッチされてしまったのですか!? それは大変だぞ。
いや、別に作者と確執がってわけじゃないんですよ。本当に。
物語を作った人≠(ノットイコール)作者なのが、ちょっと気に入らないだけで。それ以外はなにも不満はありませんよ。
「え? 今、なんて言った?」
おっと、僕としたことが。口がちょっと滑ってしまったようですね。
忘れてください。ただの、語り部の独り言なので。フフフ。
「思い返せば、夏水も結構謎の人物だよなぁ」
えー、僕はいたってホワイトな経歴ですよ。何処かに隠れていると思われる科学者さんとは違って。
「あ、その科学者のキャラ紹介はしなくていいのか? 一応、重要そうな人物なんだし」
あ。そういえば、すっかり忘れてましたね。ご紹介しましょうか。
・???
通称、S。素顔は全くの謎。クレポンを発明した科学者です。
クレポンが対宇宙人の兵器として採用された頃に突然の失踪。
クラップス星人は、この科学者が持つ、真のクレポンレシピというのを狙っているそうですね。
一体、この人は何処にいるのでしょうか?
こんな感じですかね。
「こっちも素っ気無いキャラ紹介だなぁ」
仕方ないですよ。素顔は知られてないんですし、行方不明なんですから。
だから、紹介も簡潔になってしまうんです。
「すったもんだ言わずに、早く出てくればいいのに」
その人にはその人の事情があるんだと思いますよ。
いきなり出て来られても、話的には面白くないでしょうし。
さて、キャラ紹介は終わったし、三琴君。1学期最後の部活動にでも勤しみますかね?
「そうだな。って夏水は別に関係ないだろ」
あ、バレちゃいましたか?
【次回予告】
さぁ、来たぞ夏休み!! 暑いぞ夏休み!!
夏休みを満喫しようとする三琴君に、序盤から波乱が待ち受ける!!
一体、何が起こるというのか!!
次回もでりんぐ!!第26工程。
宿題をしながら待て!!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます