ザコキャラコンソレーション

作者 増岡

43

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★★★ Excellent!!!

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キャラクターひとりひとりの人間性、人との繋がり、ひとつひとつの動作から会話まで繊細に描かれている。思わずファンタジー要素が含まれる事を忘れてるくらい物事がリアルで、別世界で自分以外の誰かの人生を傍観しているような気分に浸れました。また前半読んで引っかかった部分が、後半進んでいく毎にリンクしていくのがとても驚きと気持ち良さを与えてくれ手が止まらなかったです。すごく面白かったです。

★★★ Excellent!!!

――

高校を舞台にしたミステリーです。

地文がいいですね!

主人公のナレーションが気に入りました。

筆者さんはラブコメや恋愛が得意なような気がします。

二人の心情を重ね合わせるような、熱い話、短編でもいいので読んでみたいです。

ただ本作について一つだけ言わせて貰えば、詰め込みすぎな感じがしますね! 思いは強く感じ取ることができますが、読者に全てを見せることはできません。できれば、もう少ししぼった方が僕は好みです。

次の話にも期待して、星3つ送らせて頂きます。

★★★ Excellent!!!

――

本当は「カクヨム読者のタカが知れる作品」ってひとことにしようと思ってました。

何故ならこの作品、滅茶苦茶クオリティが高い!

なのに自分が星を入れるまで、星22?いやいや、この作品を面白く読めない人達(カクヨム読者)は何を面白いと思って本を読んでるの?
って思っちゃうくらいには、小説としてクオリティが高かったのです。

基礎文章力、人をグイグイ読ませるミステリアスな構成、尖っていて何を考えているか分からない主人公造形、独特の比喩表現はちょっと直接的過ぎて技巧派ではなかったが、まずそれを盛り込むという意識の高さから感じるポテンシャル。

……を、5話までは感じていたからです。

だからこそ「ひとこと」を、こういった形で変更しました。

さて。5時間という時間をかけて本作を一気に読み終えたのですが、ちょこっと批評をば。

先に「5話まで」と言いましたが、それ以降はぶっちゃけ、え?どうしたの?と声を漏らさざるを得なかったです。

参考資料とか載せてるくらいなので、かなり意識が高い作者様とお見受けします。スキーム、プロット、ネームなどもきちんと用意しているのではないでしょうかね?

……いやいや、それはともかくとして文体が6話からかなり暴れ出していました。

それまで読者に手を差し伸べられていたはずなのに、結局6話〜最終話までは、無限に続く文字の羅列。

会話を改行で切り離したり、一つの文に意味合いを設けて段落分けしていた作者様はどこへ行ってしまったのか……!

あと、6話以降はいわゆる“承”にあたるのですが、ここで少しとっ散らかってしまった印象。

率直に言うと、この作品のテーマ性を絞って欲しかったです。

東野圭吾のようなサイエンスミステリーが描きたいのか、それとも個々にスポットを当てた青春が描きたいのか、はたまたキャラ毎に持った哲学性とその対立が描きたいのか……それらがと…続きを読む

★★★ Excellent!!!

――

青春ものといっても爽やかで甘酸っぱいものではなく、内面の葛藤と成長がメインに据えられた物語です。
丁寧でリアルな心情描写は、夏特有の大気の底にいるような空気感と相まって、読者の胸に迫るものがあります。

主人公たちはみな学生ですが、主人公と同じような悩みを潜在的に抱えた大人も多いのではないかと思います。むしろ、大人になって、大体の身の振り方をきめてしまったからこそ激しく共感する部分もあるのではないでしょうか。

ファンタジー要素もありますが、謎解きに直接的に関わるものではなく、主人公たちの内面をより効果的に写し出すものとして描かれているので、読み進めながらの謎解きも安心してできます。

登場人物に共感しすぎて心が痛くなることもあるかもしれませんが、その分クライマックスからラストにかけての主人公の決意や成長が劇的でスカッとします。

みなさま是非ご一読ください。

さんがに★で称えました

★★★ Excellent!!!

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渦巻く心情の吐露が鮮烈な、青春もの×怪異的ファンタジー×ミステリ。
夏の暑く湿った空気が伝わってくる綿密な筆致と、噎せ返るほど濃厚に綴られる主人公の葛藤が印象的です。

何度も塗り重ねた油彩画のようなずっしりした文体のため、一気読みより少しずつじっくり読むのがお奨めでしょうか。
今なら季節感を味わいながら読むことができますよ!

自分は青春ものと捉えて読んだのですが、伏線が緻密に張り巡らされ、謎解きもしっかりされているので、ミステリとしての完成度も高いと思います。
(ただ、どこからどこまでが謎なのか? が少々曖昧な印象はありました。一個人の私見です)

学校内外で起こった事件に対して、友人に言われるがままに行動しているように見える(それにも理由があるのですが)主人公が、終盤宿敵ともいえる存在に対峙するシーンには胸が熱くなります。
そして、少し心が軽くなるラストに、素直に読了して良かったと思えました。

また、ツイッターにアップされている作者さん本人による作品イラストも素敵です。ぜひ、併せて一見を。

★★ Very Good!!

――

一章まで読んだ所感です(と言いつつ12話まで読んでしまいました……w)
語彙力もさることながら、描写力が高く、表現力にセンスを感じる。おそらく自分が人生かけても届かないであろう才能をお持ちである。ただ、才能は凶器でもあると感じた。(ここは詳細レビューに書く)
まだ途中だが、二章に入ってぐっと物語に引き込まれている。
この先を読んでいくたび、★と評価が変化していくと思うので、あとから追記していく。一旦はこれで。

さんがに★で称えました

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★★★ Excellent!!!

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「白天星」の増岡氏の長編である。

氏の作品は、蠢く思春期の情動が特徴的だ。

「白天星」でも語ったが、氏の書く少年少女は誇張は在れど、リアルだ。

氏の作品は、皆何某か打ち壊され、縋り、何とか体裁を保つ者、あるいは自我を留めるものが多い。

読んだ方の中には、まるで、「あ、コレは自分だ」と重なる方もいるのではないだろうか。

うっかり黒歴史の扉を開けたような……。

けれど、逆に言えば氏の作品はそれだけ身近に感じ入り込み易く、面白いと言うことだ。

このレビューを読まれた方で興味を持たれた方はぜひ一読していただき、錯覚に負けず読み進めていただきたい。