2章まで読み終わりましたが、主人公達を取り巻く状況が段々と明らかになってきたなと感じました。
元老院が獅子身中の虫すぎるといいますか、最終的にはここをどうにかしないと平和にならないやつですね。
戦記物も好きですが冒険物も好きな私にとっては、今回の展開は非常に楽しく読めました。いきなり前途多難な流れでしたね。
作者からの返信
ご高覧ありがとうございます。
二章までは文庫分一冊くらいの文字数なのですが、ここまで来てようやくはじまり、というところです。なお次の三章まで含めて序幕と位置付けていますので、ものすごーく長いお話になっておりますが引き続きお楽しみいただけたら嬉しいです。
そうなのです、元老院は毒という薬でして……。本来なら仲間であるはずの存在なのですが、まずはここからどうにかせねば……!なのです。
逃亡続きの主人公たちですが、今作品ではファンタジーを軸にした戦記もあり冒険譚もありのお話なので、この先も見守っていただけたらと思います。
ひとまずここまで読み進めました!
もう何が起こっているか分からない中、不安を胸に読み進めることようやく、大きな陰謀の片鱗が見えたと言ったところでしょうか。
思えば、ブレイヴのガレリア行きが決まった軍事会議から、すでに事は始まっていたんですね。
一旦ここで読み止めですが、今後もじっくり読み進めたいと思います!
作者からの返信
すなさとさん、ここまで読んでいただきありがとうございます。
色々なことが同時に起きていて、主人公たちもただ追われるだけで事態をうまく
把握出来ていないような状態です……。
軍事会議でガレリア行きが決まった時、主人公たちの運命も決まっていたのかもしれません。そして暗躍する者たちの思惑も。それぞれの動向と思惑は、次章から少しずつ明らかになっていきます。
超長編で、まだまだここが序盤なのですが、またお時間のある時にでも覗いていただけたら、と思います。作品のフォローとお星さまもありがとうございました。
編集済
以前1章まで読んで止まっていたところ、平本りこさんに勧められて続きを読みました。
各場面や登場人物の描写が事細かに描かれているので非常に読み応えがありますね。祖国を立った側も残された側も、それぞれの信念に基づいて行動しているので一人一人の人物像が浮かび上がってきます。
本章ではレオナの魔力や竜の血の話などが出てきてファンタジーらしさも増してきました。これらの要素が陰謀渦巻く物語とどう絡んでいくのか、気になります。
今後も少しずつ読んでいきたいと思いました。
作者からの返信
瑞樹さま。ご高覧ありがとうございます。
なんと!そうだったのですね。平本さんにはありがとうございますと、瑞樹さんにはおかえりなさいませです。とても嬉しく感じております。
2章も終わってすこしずつ人間関係やイレスダートの内情が明らかになってきたと思います。なにぶん登場人物の多い話ですので、一人ひとりの事情や描写をうこしくどいかな?と思うくらいに書いておりますので、そのように言って頂けてほっとしています。
前半はあまり竜とか魔法に関することがほんの少ししか触れていなかったのですが、3章のこの先はちゃんと(?)ファンタジーらしくもりもり出てきますので、引き続きおたのしみ頂けたらと思います。
人間関係の構図と意図が大体見えてきて、なるほどそういう意図があるのかと分かってきました。
自分の背後にいる存在が邪な思いを抱いているとなると、それは王宮も安全な場所とは思えなくなりますね。
王女を守ることは幼馴染を守ることであり、同時にイレスダートの歴史も守ることということで、ブレイヴの任務は重いですね。まだその重みを理解していない気配もありますが、果たしていつ気づくことになるのか……
作者からの返信
ご高覧、ありがとうございます。
内部のゴタゴタがかなり複雑でして、主人公も危機感は抱いてるのですがなかなかその全貌を把握できていない状態です……。
幼なじみが異端な能力者、というのも今後のキーとなってくるのでそちらも注目して頂けたらと思います。
編集済
主人公サイドの動きはかなり筒抜けになっているのですね。
レオナさんの癒しの力は強大ゆえに、悪意ある人々に利用されてしまいそうでハラハラします。どうか少しでも早く平穏に過ごせるようになって欲しいところですが、戦争もありますし、状況を考えると一筋縄ではいかないのでしょうね…。
ですがハッピーエンドとのことなので、少し安心しつつ(笑)見守っていきたいです!
作者からの返信
ご高覧ありがとうございます!
そうなのです、電話もスマホもない時代なのに見事に筒抜け……。これはよほどマークされているか、主人公の聖騎士さんの脇が甘いのだと思います(苦笑)
レオナの力に関してストーリーが踏み込むあたりでやっとちゃんとした(??)ファンタジーになってくるはず、です!戦記のタグを付けているのに戦争絡みのお話は4章以降だったり……(もごもご)、ストーリーが動くのがいかんせんスローペースなのですが、引き続きおたのしみいただけると嬉しいです。
「歴史を人の手に取り戻す」は、権力者たちの密議を描いた重厚な物語の一場面ですね!
戦争、政治的陰謀、権力闘争といったテーマを扱い、元老院が表向きは王に助言を与える機関でありながら、実際には国の実権を握っている様子が見事に描かれていました。
彼らは王家の力を弱体化させ、自らの意思で国を動かそうとしています。
神輿は軽いほうが良いとはよく言ったものです💦
特に印象的なのは、人々を「駒」として扱う冷徹な視点です。元老院が目指す「新たな時代」が示唆されますが、それが真に国のためになるのか、疑問が残ります。
権力者たちの思惑と、一般市民の幸福との間にある溝が、大き過ぎることがどんな結末を呼び込むのでしょうね
作者からの返信
コメントありがとうございます。
こういう要人たちが鳩首する場面は書いていてたのしくもあります!
元老院は王を支えるべく機関でありながらも表に出過ぎなのでそろそろ痛い目見るかもしれません……。チェスの駒のように国や人間を駒扱いですからね💦