おはようございます。
会議は踊る。
王は聡明。
「騎士は賢い生きものだ。だから、どれだけ無駄なときが流れようとも、ここでは感情を押し込めて、物言わぬ石のように存在するしかない。それが、騎士だ。」
そして騎士は置物となる。
騎士……、大変。
「ここで口にするべき言葉はただひとつだけだ。」
おお、なんて言葉で、「是」を言うんだろう。やっと口がきける……。とワクワクしました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
だいたいこういう会議でごちゃごちゃ揉めているのっておじさんたちで、若者は黙って成り行きを見守っているしかないというやつですね。
主人公は聖騎士なのですが軍議では置物……なのに都合の良い時だけ引っ張り出される人です。
はい。君主の声に対して、騎士の答えは決まっていますね。
おお、前話とはうってかわって、ふふっ、やってくれる、と思ってしまうこの争議。いいですねぇー。
綺麗、だけでは、人間、生きてませんからねぇ。
作者からの返信
続けてコメントありがとうございます。
おっさんたちが集まってやいやい喧嘩している場面でした(苦笑)そんなの誰が楽しいんだ!とツッコまれそうなところですが、楽しんで頂けてほっとしてます。
防壁都市を見捨てて、王都だけ守ろうなど阿呆の所業ですね。そんな駄弁を3時間も聞いていたとは、王様忍耐強い。
作者からの返信
ご高覧ありがとうございます。
要所であるはずの城塞都市に兵を回さないあたり、敵国を舐めているか王都さえよければどうでもいい考えなのか。ともかく、王はじっと耐えていました。一応、三時間は待ってくれたのですが、ここで見限ったのかもしれません。