第3話

そして私は、クラスの端っこで大人しくしている女の子に声をかけた

見た目はきゃりーぱみゅぱみゅにそっくりな子だ

その頃はきゃりーぱみゅぱみゅは今ほどメジャーではなかったけど

色々話しているうちに好きになっていった

どう告白したとかはあんまり覚えていないけどOKされた時の嬉しさは覚えている

文化祭では浴衣を着た姿を見て本当に綺麗だと思ったことを覚えている

そして三年生

大学受験などで忙しくなる頃だ

彼女がクラスの中心に近くなっていた

自分としては嬉しさ半分悲しさ半分だった

仲が良いことは良いことだ

だがクラスの男子と仲良く楽しそうに話している姿は見たくなかった

そして私は冷たい態度を取ってしまった

しかし彼女はそんな私でも優しく接してくれた

今思えば本当に申し訳ないと思う

そして三年生と言えば18歳

そう車の免許だ

私は誕生日が早いこともあり早速免許をとり車を買った

高校生で車買うとか今思えば本当に馬鹿だなと思う

そして納車した次の日早速彼女と友達カップルを乗せて温泉旅行に

途中サファリパークにも寄ったかな?

記憶は定かではないが

そしてその日はなんと友達カップルの彼女さんの誕生日

慌てて誕生日ケーキを買いに行ったが山奥なのでスーパーもほとんどない

ナビと携帯で探しても見つからない

そんな中、喧嘩が始まった

喧嘩と言うよりは私が苛立ってしまった

ちゃんと調べてから出れば良かったと言ってしまった

彼女は私のせいではないと

今思えばそうだ

だがあの時は冷静ではなかったのだろう

助手席なんだから調べてくれよと言ってしまった

そんなこんなでスーパーも見つかりケーキも買い友達カップルのお祝いをした

その日の夜は蟹だったかな?

魚介NGな私は食べていただろうか?

あまり覚えてない

次の日になり高速を使い帰宅

今思えばよく免許取り立てでそんなとこ行ったなと思う

そしてお互い進学先も決まり大学生へ

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