第4話

大学生

私も彼女もお互い違う職種の専門学校へ

彼女は土曜日も学校があったのかな?

何度か迎えに行ったな

曲がり角でダッシュボードに置いた芳香剤が吹き飛んだのを覚えている

そして彼女は学校を辞めたがっていた

元々やりたいことではなく親に勧められていたようだ

そんな中私はアルバイト先に気になる子が出来てしまった

今思えばなんでだろうか

彼女がいるのに好きな人ができるとは

だが浮気はいけません

なので私はお互い距離を置くことにしました

距離を置くと言うよりは一旦別れると言ったほうが正しいのかも

そしてお互い自由にしようと

もしまだ好きならクリスマスにまた戻ろうと約束して

そして数日後気になっていた子に告白をした

なんて最低な野郎だろうか

そしてOK

付き合ってから色々なことがあった

夜会っていたら彼女の親に怒られスーツを着て謝りにも行った

あんなに緊張したことはあの時はなかった

そして大事件へと

アルバイト先で彼女と他の女の子が大喧嘩

その子は周りを味方にし彼女の味方は私くらいしかいなかった

そんなこんなでその女の子は精神的に参ってしまったようで仕事にあまり来なくなってしまった

あの頃は自分の彼女が大切だったんだろうな

だから味方したんだよな

そんな彼女も御飯に行けば財布も出さなくなり学校まで迎えに来てと足代わり

今思えばなんで自分から別れを言わなかったのか不思議だ

まあそんなことも続きいよいよ別れへ

お互い喧嘩して別れたから未練はなかった

それが大学二年生の頃

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