世間一般で傭兵といえば、報酬さえ受け取れれば、どんな過酷な依頼を受けても達成し生還する。そんな無頼で無敵の存在を思い浮かべる方は多いはず。
だがこの物語の世界観では傭兵は知力体力品性、全てが欠けた者が大多数。
主人公ウィラード・シャマリは大学在学中に、そんなはみ出し者を多数抱える傭兵団の書記長をなし崩しに任される。
悪戦苦闘しつつ食料や財源を確保、基礎学力を向上させていく。
その経過を自身の大学の研究課題に加えて、利害が一致する相手、頼もしい仲間の協力を得て宰相への道を確立させていく。
ウィラードの目的、傭兵の社会的地位向上はできるのか?
また彼がそれまでの戦歴で開放していったヒロインたち(?)の攻略ルート。ウィラードはいったい何人を……
ではなく誰をめとるのか、これも見どころの一つ。
相撲部屋のおかみさんのように気苦労の絶えないウィラード君の活躍を見よ!