第四話 飯が食えない!



 次の日も朝から書類整理の続きだった。


 昨日俺がいなくなってからもイルミナが一人で片づけていてくれたようで、書類は内容ごとに分類されていたためそれは随分と捗った。


 そこでいくつか気になるものを発見した。


 山猫傭兵団では団員たちがビムラにいる限りは本部で最低限の食事を摂れるようになっている。個別に食費を支払うよりは一括で仕入れたほうが安くつくし、調理をするのも効率がいい、それに必要な水も薪も無料タダではないのだ。


「イルミナ、食糧庫を案内してくれ」


 貝殻亭にはそのための倉庫が設置されてある、日持ちがするようなものはそこに備蓄してあった。とはいえ書類の日付ではそこに最後の荷物が運び込まれたのは二月ほど前で、中身は随分と減っていた、特にこの一月は働かない連中が食う一方だったのだ。


 昨日のうちに仕事を割り振ったおかげで今日からは本部にいる人間も随分と減ったが、それでもあと二週間は持ちそうにない。


 これから夏に向けて穀物の値段は上がる一方だ、これも早急に手配する必要があった。


「よくこんな状況を放っておいたな」


 イルミナはここしばらくずっと一緒にいたわけで、彼女に愚痴るべきことではない。だが共感ぐらいはしてもらいたかった。


 これはもう驚きを通り越して恐怖ですらあった。もし俺たちの到着が少しでも遅れていたら百人がかりで明日明後日には倉庫の中身は食いつくされていた計算になる。


 二、三日なら『腹減った』などと喚いていれば済むが、一週間遅れていたら団長不在のまま山猫盗賊団になっていたかもしれない。


「いっそのことそうなってくれてれば俺も事務長なんてやらなくてよかったんだが」

「盗賊はやりたくないです」


 イルミナが寂しそうに呟く。


「っと、悪い」


 何気ない俺の独白はいささか無神経が過ぎたようだ。彼女は十歳になる前に家族を盗賊に皆殺しにされていた。孤児となった彼女をどこからか拾ってきたのが伯父貴だ。彼女の人付き合いが下手なのもその経験とおそらく無縁ではない。


「俺がいる限りはそんなことにはさせねえよ」


 俺はまたイルミナの頭を撫でた。厭そうにはするが旅の間中も事あるごとにさんざん撫でまわしてやったのでもはや抵抗は無駄だと諦めている。


「むー」


 そうそう、この『むー』とする口の格好がかわいらしい。


「それより倉庫の中身を何とかしないとな、伯父貴のところへ行くぞ、付き合え」


 結局この日もここで書類整理は中断となった。このままではいつになったら終わるものか見当もつかない。




「伯父貴、居るか? 入るぞ」

「はいよ」


 イルミナと連れ立って団長の部屋に行くと伯父貴は暇そうに鼻毛を抜いていた、くそったれが。抜いたやつを俺たちに投げる真似をするがそんな冗談は相手にしない、すぐに要件を切り出す。


「団の金はどこにある?」

「何だよ、いきなり金の話か」

「飯の話だよ、倉庫が空に近い」

「そうか、そいつはいけねえな」


 伯父貴はごそごそと懐を探って一本の鍵を俺に渡し、部屋の隅を指さした。そこには頑丈そうな金庫が備え付けられてあった。


「開けるぞ」

「いいぜ、好きに使いな」


 ずしりと重い扉を開き、金庫の中身を見て俺はヘナヘナとへたり込んだ。


「マジかよ」


 叫びそうになるのをこの程度の呟きで抑えられたのは我ながら上出来だった。


 何が『好きに使いな』だ。金庫の外見の立派さに反比例してその中に金貨は一枚もなかった。入っていたのは目で見て数えられるほどの銀貨だけである。およそ三十枚前後、その価値でいえば傭兵三、四人分の月給にあたる額になるだろうか。


「おい、これだけか? ほんとにこれだけか?」

「おう、それだけだ」

「どこかに未回収の売掛金とかはないのか」

「そりゃあるかも知れねえが、俺にゃわからねえ」


 団長からしてこの体たらくだった。昨日から薄々そんな気はしていたが想像していた以上に団の運営はよくない。よほど本腰を入れてかからねばならなかった。


「まさか借金とかねえだろうな」


 金庫の中を漁ると中に何枚かの書類があった、それはまさに借金の証文だった。


「もう驚く気にもならねえが、何々、銀貨五百枚に三百枚か、何に使ったんだよ」


 使い道に興味はなかった、詮索したところでどうせ大した内容でもないに違いない。


 借金はどちらも半分ぐらいは返し終えていた、それでも今後銀貨五百枚近くを返済していかなくてはならない。次の支払予定日がまだしばらく先なのが幸いだった。


「おう、その程度なら戦が始まればすぐに返せるだろ」

「そう都合よくいくかっ」


 確かに伯父貴の言う通りで、戦があれば簡単に返せる額ではあった。


 戦の日当は傭兵一人当たり銀貨一枚が相場である。それが一月続けば銀貨三十枚、その一割五分が傭兵ギルドの手数料、それと同じだけの金額がさらに給与から差し引かれてそれが団の収入になる。


 一か月間百人を動員できれば銀貨四五〇枚、二百人全員を動員できれば九〇〇枚だ。借金を返して充分にお釣りがくる。


 それだけにどの傭兵も傭兵団も何とかして戦場の仕事にありつこうとしているのだ、そのためには四方に情報網を張り巡らしてその動きを早急に察知しなければならなかった。部屋にあった書類を調べたところ、うちの規模と実績ならば何をせずともギルドや軍から直接依頼があったりもするようだがそれも近隣に限った話である、いつもいつもあるような事ではない。


 それよりも今は目先の飯のことだった。


「食糧庫の管理は誰がやってたんだ」

「それもホーグの奴だ」

「それ以外の人間か関わっている可能性はあるか」

「知らねえな、前にも言ったがあいつは自分の仕事を他の奴には触らせなかったからな、そんな奴はいなかったと思うぞ」

「わかった」


 確認すべきことは済んだ。伯父貴と謀った上での裏金作りかとも思ったがどうやらその可能性は無いようだ。


 俺は元通り金庫を閉めて鍵を返した。


「それはお前が持ってていいぞ」

「そのうちにそうさせてもらうが今は伯父貴が持っててくれ」


 断って団長の部屋を出ようとしたところで後ろから声がかかる。


「おい、食糧を仕入れに行くんだろ、金は持ってかないのか」

「いや、何とかなると思う」


 俺の懐には仕事場で見つけた何枚かの書類が入れてある、それをどうにかすればひとまずの食糧は手に入れられるはずだった。




 貝殻亭の一階にはティラガの他何名かの団員がすることもなしに駄弁っていた。


「ちょうどよかった、お前ら全員付き合え」

「何だ、仕事か?」

「仕事じゃねえが、ひょっとしたら揉め事になるかも知れん、その覚悟のできる奴だけでいい」


 普通に誘ったところでティラガはまだしもそれ以外の連中に話が通じるかどうかがわからない、ここはわかりやすく挑発してみる。


 ほとんど全員が『馬鹿にするな』と実に単純に反応してくれた、これで俺自身の護衛は確保できた。


「行先はどこだ?」


 ティラガだけが冷静に質問してくる。


「ベルケン商会、場所を知らねえんで案内も頼む」


 それは山猫傭兵団がいつも食糧を仕入れているところだ。


「ベルケン商会? じゃあ食糧を仕入れに行くんだろ、それで何で揉め事になるんだ」

「そりゃまあ手ぶらで行くからな、向こうが怒るかも知れん」

「ははっ、何だそりゃ」


 ティラガは笑いながら立ち上がった、他の連中もそれに続く。


「いいぜ、得物は持って行った方がいいか?」

「ぜひそうしてくれ」


 俺も自分の腰を確かめた、そこには愛剣が差さっている。愛剣といってもそれほど大したものではない、王立大学院アカデミーで支給されたヴェルルクス軍の正規兵が使う制式剣と同じやつだ、それでも傭兵が買えるようなものよりははるかに上等だ。




 ベルケン商会は穀物などを主に取り扱う食品問屋だ、その店舗は貝殻亭より三十分ほど歩いた場所にあった。


「思ったより大きいな」


 店舗の構えは貝殻亭の倍ほどもあり、その裏手には穀物倉庫がずらりと建ち並んでいた。


「こりゃもう少し人数を揃えたほうが良かったかも知れねえな」


 大きな店にはそれに応じた金品がある、このご時世大店になればなるほど用心棒の備えは抜かりない。


「済まん、山猫傭兵団だ、今度事務長が代わったんで挨拶に寄らせてもらった」


 挨拶をして店内に入ると番頭と思われる男が応対に出た、四十前後でなかなか恰幅が良く相応のやり手のように見えるが、こちらの人数の多さに気づくとさすがに驚いてぎょっとした顔をする。たちの悪い連中が因縁をつけにきたと思われたのかも知れない、そしてその想像はあながち的外れとも言えない。


「ああ、ちょっとした用事のついでなもんでな、邪魔になるようなら勘弁してくれ」

「いや、別に構いませんが、担当の者を呼んで参ります」


 さすがにこれだけの大きな店だ、うちとの付き合いなどほんの小さな取引で、店主や番頭が直接商談するわけではないらしい。


 応接室に案内されて暫く待っていると、番頭に連れられてうちの担当らしき人物が現れた。五十歳ぐらいの貧相な男でその貫録は番頭と比較するまでもない。


「ど、どうも、山猫傭兵団さんを担当させていただいております、マルセルです」


 なるほど、このおっさんが本日一番割を食う運命か、と思った。可哀想だが自業自得でもある。


「今度新しく事務長になったウィラードだ」

「それじゃ私はこれで失礼させていただきます」

「番頭さん、ちょっと待ってくれねえか」


戻ろうとする番頭を引き留め、何枚かの書類、というより伝票をテーブルに出した。


「こいつをちょっと見てほしいんだ」


 マルセルの顔がわかりやすく青ざめたのを見て俺は自分の考えが正しかったことを確信した。


「ちょっと古い話で申し訳ないんだが、これ一年前に山猫傭兵団ウチが芋三十俵を銀貨十八枚で発注入れてるよな。そんでこっちが受け取りだ、芋二十五表、領収書は銀貨十八枚になってる、こりゃどう考えてもおかしいよな」

「む、申し訳ありません、そのような間違いがありましたか」

「待ってくれ、まだ続きがあるんだ」


 続けて別の伝票をぴしゃりとテーブルに叩きつけた。


「こりゃ八ヶ月前の分だが、燕麦四十袋の発注で納品されたのが三十袋だ、納品書もそうなっている。だが領収書には四十袋分の代金となってるぜ」


 番頭が真剣な顔つきになる。俺が何の話をしに来たかは察しがついたようだ。時折マルセルの顔を睨みつけているが、その顔色は青を通り越して白くなってきている。


「他にもございますか」

「とりあえずはこれだけだ」


 俺は残りの伝票を取り出して並べて見せた。過去五、六年分になるだろうか、その量に番頭の顔色も変わった。


 山猫傭兵団の食糧仕入れには継続的に不正が行われていた、それらはその証拠であった。


「お話はわかりました」


 全ての伝票を確認して番頭が声を絞り出した。


「こちらに不備があったのは間違いございません、納品の不足分は直ちにご返金させていただきます」

「ま、当然だな。あとはどうする?」

「あと、と申されますと」

「いや、こっちはお宅にずっと騙されてきたわけだ、そりゃあ『騙していたのがバレたからお金を返します』で済むような話なのかい? あんたらは金を盗まれてもそれを返してもらったら何にもなかったことにできるのかい? 仮にあんたらはそれで良くてもうちとしちゃあそれなりの落とし前ってもんをつけてもらわねえと到底了見できる話ではねえんだが」


 『落とし前』という部分に番頭のこめかみが引きつる。


 俺としてもここからが本番だ、ざっと計算したところ普通に返ってくる金額は銀貨七、八十枚といったところか、所詮は前任のホーグとここのマルセルが結託してやったしょっぱい小遣い稼ぎなのだ。さしあたっての飯代にはなるがそれではおもしろくない。


「ですが責任の半分はそちらにもあるのではないですか」


 さすがに番頭も反論してきた。謝罪するべきところは謝罪するが、理非曲直を明らかにして不当な要求は突っぱねる、この程度の難癖に簡単に屈するようでは大店の切り盛りなどできるはずがない。


「その通りだ、だからうちの奴には死んでもらった、事務長が代わったってのはそういうこった」

「なっ!」


 もちろん虚喝はったりだ。今ホーグがどこでどうしてるか俺の知ったことではない。


 しかしその効果はあった、その場の緊張がさらに一段階増した。


「いやまあ、そちらさんも同じように首を出せって言ってるわけじゃねえ、身内に関しちゃこっちの流儀で落とし前をつけたってだけの話だ」


 迂闊なことは言えない、ベルケン商会にとってこのマルセルとかいうおっさんはそれほど重要な人間でもないだろう。それどころか不正を行って店の顔に泥を塗った大馬鹿者の邪魔者だ、このまま馘首クビになってもおかしくない。それが首だけになるのも大した違いはなく、それで片が付くなら万々歳だろう。


 番頭が密かに合図を送って異常を知らせたのか、部屋の外がにわかに騒がしくなった、バタバタと大勢の足音がし、それは扉の外で止まった。次に何かがあれば用心棒たちが部屋の中に殺到してくるのだろう。


 こちらの面々がそれを悟って抜刀しかけるのを手で押しとどめた。そのタイミング自体は悪くない、一触即発の雰囲気を作ってくれたことには感謝する。


「やめろ、そんな事をしに来たんじゃねえ」


 だが実力行使にはまだ早い、俺は番頭に向き直った。


「や、こちらとしてもお互いに面子が立って利益になる取引ができればそれでいいんだ」

「と申しますと」

「詫びの印にそちらが傭兵ギルドに出してる輸送依頼、今後はギルドに回さず全てうちに任せてもらいたい」

「……それでは当方に利益がないですな」

「ギルドに回す金額の一割引で請ける」


 ギルドの手数料は一割五分だ、それを通さなければ一割引で請けてもこちらが受け取る報酬は普段の五分増しになる。


「……だとしても当方の危険が大きくなりすぎますな」


 依頼主が傭兵と直接取引をせず、傭兵ギルドを通すのは危機管理のためだ。傭兵自身と直接取引などをすればかなりの信頼がおける相手でもなければ輸送品をそのまま持ち逃げされてしまう。だがギルドを通した仕事でそのような真似をすると制裁の対象になる、その代償は命で支払うことになるのだ。そのための処刑人ハンターをギルドは何人も抱えている。


「担保を預ける、具体的には今日返してもらうはずだった金額を全部だ。何か問題があったらそれを没収してもらっていいし、契約もその時点で打ち切って構わない」

「……なるほど、それなら互いに利益にはなりますな、だが私の一存では何とも」


 ベルケン商会にも長年の付き合いというものがあるのだろう、それはうちとの付き合いなどよりもはるかに強固なものだ。


「じゃあそちらと話をさせてもらおうか」


 先程から番頭がチラチラと気にしていた応接室の扉の向こうを指さす。


 やむなく番頭がマルセルに扉を開けさせると入れ替わりに屈強そうな男が入ってきた、用心棒の代表格だろう、外で待機している人数はどうやらこちらよりも多そうだった。


「聞いての通りだ、今後こちらの輸送はうちが請け負うことになった」


 入ってきた男に対してそれがすでに決定事項であるかのごとく言ってやった。


「ふざけるな、昔っからベルケン商会の仕事は硫黄傭兵団ウチの仕切りってことになってんだ」

「昔はな、今日からはそうじゃないらしい」

「てめえ、勝手なこと言ってんじゃねえぞ!」


 男は当然のように激昂した、が、雇い主の手前手出しすべきかどうかには迷いがあった。右手が浮いて俺の胸ぐらでも掴もうとしたのだろうが、一瞬の逡巡の後それはまた元の位置に戻った。番頭の方もこんな場所で暴れられても困るには違いない。


「じゃあ傭兵らしく勝負して決めようじゃないか、番頭さん、どっか場所を借りれるか?」


 俺が目で合図を送ると待ったましたとばかりにティラガが進み出た。すでにやる気は充分のようだ。


「俺が一人でやってしまってもいいのか?」

「俺は構わんがそちらさんはどうだ?」

「おう、やったろうじゃねえか」


 ティラガの巨体を見て臆さないのは意外だった。いや、臆してはいるのか、それでいて引っ込むわけにもいかないといったところか。確かに傭兵団同士の縄張り争いで団長が引くようなことがあればそれでその傭兵団はおしまいだ。




 ベルケン商会の裏庭で行われた決闘は至極あっさりと決着が着いた。


 互いに代表者一名を出した決闘でティラガは簡単に硫黄傭兵団とやらの団長を叩きのめし、その敵討ちといきりたった何名かも殴り伏せた。


 ここで奴が負けるようなことがあれば俺の目論見はご破算で小遣い銭だけを握らされてすごすごと帰る羽目になるところだったが、まあ最初からそんな心配はしていなかった。あれほどの勇者がこの程度の町にそう何人もいるわけがない。


 事前に『手に余るようなら仕方ねえが、なるべくなら穏便に』と頼んでいたら本当にその通り怪我人の一人も出さなかった、剣は振ったがその腹で叩いただけである。瘤ぐらいはできているかも知れないがそんなものは怪我のうちには入らない。ここで勝ち取った取引量は魅力的だが命に係わるような恨みを残すほどでもない。 


「いや、あれは向こうも俺に勝てないことは分かってたんだ、ただやって負けるのとやらずに負けるのじゃ意味合いが違う、まあ、あちらさんの面目を立ててやったというところだ」


 ティラガは後でそう説明した。なるほどそれは俺がまだ知らない傭兵同士の駆け引きのようなものかも知れなかった。


 ともあれこれで俺たちがここへ来た目的は達成された。


 もはや番頭も文句の言いようがないようだった、もとより俺との約束が果たされればベルケン商会にとって損になる話でもない。長らく使ってきた硫黄傭兵団には不義理をすることになるが双方納得の上での決闘で決着が着いた以上、しばらく山猫傭兵団ウチを試しに使ってみることに異存はないだろう。使い物にならないと判断すればそこで契約を打ち切ればいいだけなのだ。


 俺は最後に心底情けなそうに座り込んでいる硫黄傭兵団の団長に声をかけた。


 行きがかり上こんなことになってしまったが、俺も初めからここまでするつもりはなかった。


「悪かったな、だが仕事の半分はこれからもそっちに回してやる」


 それを聞いて彼の目は半分だけ光を取り戻した。




 次の日、貝殻亭には大量の穀物と野菜が届けられた。


 もちろんそれは俺が仕事を全部は奪わない代わりに要求した硫黄傭兵団から山猫傭兵団ウチへの挨拶の品物だった。

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