ゲームエンドが始まりの合図

斎藤存男

送られた小包は変化の知らせ

「確かに代わり映えしなくて退屈な毎日だって感じてたけど、俺が望んでいたのはこういうことじゃない!」


自室で大声を上げて怒鳴ったのは高校二年の男子、沢渡幸輔だった。

「じゃあ、どういうのが望みだったんだい? 幸輔君のハーレム帝国でも作ってあげればよかったのかな?」

「違う!違う!そういうことじゃない!」

「何が違うって言うんだい? 僕は君の望みを形にしただけだよ」

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ゲームエンドが始まりの合図 斎藤存男 @saitoh-tsugio

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