第一章 嚆矢編
第01話 厨二で無敵な明晰夢
「穿て」
呪文詠唱ともいえない、短い言葉と共に自らが放った強力な魔道の光が、一直線に空を切り裂く。
それを受けて遥か空の彼方、ウィンダリオン中央王国の巨大な侵攻用浮遊要塞が、爆炎を噴上げながらその高度を下げてゆく。
まだかなり距離があるため、巨大な浮遊物が砕かれる爆音は少し遅れて轟く。
――こいつで最後の浮遊要塞だ。
軍事大国であるウィンダリオン中央王国がこの大陸のみならず、ヘクセンヴァール世界で恐れられている理由である九つの侵攻用浮遊要塞群、通称「
いや魔導帝国の主であるブレド・シィ・ベネディクティオ・アゲイルオリゼイ――黒の王とも呼ばれる俺が壊滅させた。
今までウィンダリオン中央王国が併呑、もしくは支配下においてきた国家であれば、ひとつ差し向けられただけで無条件降伏するか壊滅的な打撃を受けるという華々しい戦績を誇っていたらしい。
だが俺にとっては特にどうという事も無い。
戦意を圧し折るつもりだったのか、ご丁寧に九つ全てを並べて示威進軍など、こちらにしてみれば射的の的だ。
古色蒼然とした長い詠唱ありの遠距離魔導などこちらの魔導障壁を抜けないし、そもそもこの距離ではこちらに届きさえしない。迫力だけはあるにせよ、ただ膨大な量の浮遊石を惜しみなく使っただけの空に浮いた岩塊なんざ、俺の魔導力の前には何の脅威にもなりえない。
「予想通り見かけ倒しでしたね。まあ少々の魔導武装を備えたところで、ブレド様にとって一撃であるのは何ら変わるところはなかったでしょうけれど」
俺の右後ろに立つ、マリアがその豊満な胸を強調するかの如く腕を組みながら感想を述べる。
マリア・リスティン・ユヴィエ。
俺が付けた名だ。
金髪金眼。日の光を反射して自分自身が輝いているような、豪奢という言葉がしっくりくる髪と瞳。
子供の頃の髪型はなんかくるくるというか、ふわっと広がったような感じだったが、いつの間にかサラサラのストレートになっていた。
俺がストレートの方が好みだと言ったせいではないと信じたい。
整った顔の造形、下品にならない程度に出るところの出ている整ったスタイルを、白を基調に金の装飾をあしらった露出度低めの衣装に包んでいる。
必要なことは話すが、口数の多い方では無くいつも落ち着き払っている。
見た目だけならとびっきりの「そそる美女」ってやつだが、こう見えて俺の知る限り最強の召喚術士だ。
負ける気はしないが、本気でぶつかればそう簡単に勝ちきれる相手ではない。
しかしよくもまあここまで育ったものだ。
まだ国を立ち上げていない、気まぐれに世界中を旅していた頃。
戦渦に巻き込まれたとある村で拾った時はまだ3、4歳程度だったのに。
俺が不老の身となってからかなり経つが、こういうふとした事で時間が結構な速度で流れていることを思い出す。
何もかも失くして、その事実に泣くこともできずに呆然としていた子供が、いっぱしの大人になる。それどころか大陸中に名を知られる最強の召喚士になるだけの時間を共に居たわけだ。
拾ってもらったという恩を感じているのか、俺になついてはいる。
が、男と女の関係になるでもなし、一番傍に居る相手ではあるが、何を考えているかわからん相手でもある。
我ながらなぜ手を出さないのか、ピンとこないところだ。
子供を持ったことはないが、ちびっこい頃から育つ過程をすべて見ていると、そういう対象に見ることが出来なくなるものかも知れない。
振り返ってじっと見つめていると、不思議そうに首をこてんと傾げる。
狙ってやっているのなら大したあざとさだが、まあそうではあるまい。
「力」こそが全てという考え方が強すぎて、自分の女としての魅力に自覚もなければ、価値も見出していないのだろう。
男の心を奪う美しさというのも、力の形の一つだろうに。
「このままなら最後の浮遊要塞は内海に着水しますが如何いたしますか? 生態系に及ぼす影響などは軽微だと考えられますが、少々下賤なオブジェが残ることになりますね」
降下を続ける彼方の浮遊要塞に無感動な視線を向けながら、俺の左後ろからも声がかかる。
ジン。
それも俺が付けた名だ。
大仰な家名などは嫌がったので、単純極まりない名前になっている。
――犬じゃあるまいし。
その名を呼んで返事するのは俺とマリアにだけだが。
――犬かもしれんな。
俺には絶対服従、マリアのいう事は渋々ながらも聞く、他の誰の命令も一切聞かない上等で恐ろしい忠犬だ。
適当に切った癖のある銀髪、金と碧が混ざり合ったまだらの瞳。
黙って立っていればどこぞの王族で十分通用する容姿。
実際いつもマリアと二人で俺の後ろに控えている姿を、俺の国の連中は魔導帝国の双璧だの、黒の王の両翼だの好き勝手に呼んでいる。
実際俺の目から見てもお似合いだとは思うのだが、実際は仲の悪い姉弟というのが一番しっくりくるだろう。あるいは一周回って誰よりも仲がいいのかもしれんが。
一応ジンはマリアの方が「お姉ちゃん」ポジンションであることを渋々ながら認めているようだ。
もっと小さかった頃は、相当にくだらないことでいちいち諍いを起こしていたものだが、この歳になるとさすがにそれもない。
こいつもとある遺跡で拾った。
出逢った時は今みたいに真っ当なヒトのカタチをしていなかったが。
今では立派な大陸一の剣士様だ。
うちの正規軍の騎士団長はジンの弟子だしな。
大昔に手に入れた、普通の人間なら触れただけで狂死するとびっきりの呪物である「矛盾の黒剣」を与えてみたら平気な顔して使いこなしやがった。
一対一はもちろんのこと、多対一でも物理的な戦闘という事になれば、勝てる相手はそうそう居ないだろう。
俺やマリアのような魔導遣いには分が悪いが、まあこいつは「正体」を現してからの方が怖いから何とも言えない。
その事実を知るのは、うちの帝国でも中核に位置する数名のみだが。
「ふん、勝利の記念とするにはいささか無粋だな」
「――では始末を」
俺の言葉に、即座にマリアが反応する。
直後、高度を下げ続ける最後の浮遊要塞、その派手な装飾から間違いなく旗艦であろうそれに、真下から曰く形容しがたい何かが襲いかかった。
内海の浅瀬に潜むことなど出来ようはずもない巨大な、蛸とも烏賊ともみえるおぞましい生物が取りつき、その十三本の触手で浮遊要塞を砕き、溶かし、元浮遊要塞であった何かに変容させてゆく。
マリアの召喚獣の一つだ。
確か名は「
どす黒い塊に変容させられた元浮遊要塞は、餌として十三本の触手を備えた召喚獣に吸収される。
乗っていた侵攻軍司令官や兵士らもすべて同じ末路だ。
他の8つと同じく、俺の魔導で消し飛ばしてやった方がまだましだったかもしれないな。
まあこちらの警告を無視して、俺の国を蹂躙するために国境を越えてきた「戦力」だ。
自らを上回る力と対峙すればこうなることも覚悟の上だろう。
俺の国が、一度戦えば容赦をしないことは充分以上に承知出来ていたはずだ。
腹いっぱいになって満足したのか、「
終わったな。
そう思った瞬間、
『ブレド様! 王たるものが単身で前線へ出るなど、いったいどういうおつもりですの!』
ほらきた、案の定口うるさい宰相様からお小言だ。
かなり強力な念話である。
本国からここまでノータイムでつなげるとはさすがは我が宰相、クリス・ククリス・クランクランというべきか。
人のことは言えないが長い名前だ、覚えるのがめんどうくさい。
しかし念話というのは便利なものだ。
声だけではなく、お怒りになっている我が宰相様の姿も脳裏に鮮明に浮かぶ。
蒼い長髪と、同じ蒼の瞳。
気が強そうな切れ長な瞳が、怒りのためか一層釣り上がっている。
長身でスレンダー。スタイルは良いと言っていいんだろうが、胸は少々残念だ。
無いわけではないのだが。
女の身でありながら、俺の国の宰相を過不足なく務めている。
まあクリスがめんどうくさいことを全てやると約束したからこそ、俺は建国とやらに同意したわけだが。
世界中で好き勝手やっていた頃から口うるさかったが、国を立ち上げてからはより一層それが顕著になっている。
黙っていりゃ理知的で綺麗な女なのに、ほんとにもったいない。
その地位の高さもあって、嫁の貰い手が未だに居ない。
まあ本人に嫁ぐ気なんてさらさらないのがせめてもの救いか。
この話題を出したら本気でキレるので、最近は誰も話題に出さないが。
だから国なんていう形にはしたくなかったんだよ俺は。
『はいはいもうしわけございません、魔導帝国宰相クリス殿。だがマリアとジンも連れてきているから心配は要らんし、もう終わった。転移でさっさと戻るからうるさく言うな』
確かにその国のトップ自らが他国との戦争の緒戦に前線へ出張るのは常識外かもしれない。
だがそれが一番被害がなく、最も早く戦を終わらせられるというのであれば、他の手段を選ぶ必要は無いだろう。何も偉ぶりたくて国なんていうめんどくさいものの立ち上げに付き合ったわけではないのだ。
『その言い方……やはりもうすでにウィンダリオン中央帝国の最大戦力である「
ひどく疲れた表情と共に念話が返る。
いやそうするためにわざわざ最前線まで、こっちの最強戦力引き連れて出張った訳だが。
なんか拙かったのか?
『今最後の浮遊要塞が消えたところですね』
ジンが簡潔に事実を告げる
『消えた、ですの?』
『ブレド様が墜として、私の「
浮遊要塞の末路としては違和を感じる「消えた」というジンの言葉に、クリスが疑問を差し挟む。
それに対して、マリアが正しく言い直す。
やっぱり喰っているんだな、あれ。
『ああ、やはり遅かったですのね。ブレド様、あの国思ったより阿呆なんですのよ、この世界で最大の軍事強国だったくせに。――最初の「
クリスが疲れ果てたような様子で告げてくる。めずらしく建国前、冒険者の頃の様な言葉遣いになっている。
完全なプライベートで、酒でも入っている時でなければめったにお目にかかれない状況だ。
『なんだそりゃ』
『一撃で浮遊要塞一つを消し飛ばされるとは思っていなかったのでしょう。しかも向うにしてみれば射程の遥か手前から。文字通り勝負にもならないことを理解して慌てたのでは』
俺の疑問に、マリアが見解を述べる。
『その割には無条件降伏ではなく、和平交渉とは悠長なことですね』
ジンが無感動な瞳のまま、冷笑する。
確かに彼我の戦力差をこの期に及んで正しく把握できていないが、そこらへんが期待できるならそもそも開戦にまで至ってはいないはずだ。
この戦はウィンダリオン中央王国から仕掛けられたものだからな。
とはいえ、もし無条件降伏であったところでどのみち間にあってはいない。
クリスからの念話が入った時点で、最後の「
『ええと、今ウィンダリオン中央王国には現状を告げましたが、大騒ぎですわ。理由を聞きたいですか? 聞きたいですわよね?』
クリスの表情がちょっと怖い。
ふふふと枯れた笑いまで漏れ出している。
『……聞くから言えよ』
聞いてはいけないような気がするが、立場上聞かないわけにもいかない。
どうか大したことではありませんように。
『――「
『……』
俺、マリア、ジン、クリスが気まずい沈黙に覆われる。
『……こりゃ戦後処理大変だな。頑張れよ、クリス』
『クリス、私は戦場でしか役に立てないから……』
『僕は手伝いませんからね』
俺、マリア、ジンの順に、クリスの救いにはなりそうもない言葉が続く。
いやジン、そこは手伝ってやれよ。お前そういうのかなり得意だろう。
まあ「
これはクリスの正気を保つためにも頼み込んだ方がよさそうだな。
『ふ、ふふふ、うふふふふ。現時点で軍事大国であるウィンダリオン中央王国の完全瓦解は我々として容認できるものではありませんの。雨後の竹の子のように独立国家が乱立して要らん混乱を招きますからね。我が国がその悲劇を招いたと後世に後ろ指を指される訳にも参りませんし。円満な王位継承、即時和平と同盟を結ぶことで我が国がウィンダリオン中央王国の後ろ盾にならねばなりません。そのためにはブレド様に適当な……』
クリスが念話を切らないまま、ぶつぶつ言い始めた。
正直怖い。
『とりあえずそっちへ戻る。対応はみんな集めて緊急会議だな』
『ブレド様が勝手に前線に出るとろくなことにならないのですわ。とはいえリリン様が出張るとこの前みたいに世界最大宗教の最高神顕現させたうえでしばき倒したりしますし、強けりゃいいってものでもないと思いますの』
もはやこちらの声を聴いていない独り言だ。
さっさと戻ったほうが良いだろう。
マリアとジンと共に王城へと跳ぶ。
ああ、自業自得とはいえ面倒なことになった。
可能な限り速やかに戦を終わらせる為に最大戦力叩き潰したら、その中に敵の最高意思決定者とその後継者がセットで乗っているとは何の冗談だ。
たかが浮遊要塞の群れ程度に自信持ち過ぎだろうが。
まあ済んだことは仕方がない、ここから最適解を導き出すしかないだろう。
主にクリスが。
しょうがない、そのために俺達はらしくもない国なんざ立ち上げたんだからな。
面倒くさいからと言って投げ出すわけにはいかない。各々の出来ることはすべてやる。
邪魔する者は国だろうと宗教だろうと叩いて潰す。
相手がよしんば神でも悪魔でも同じことだ。
そうしなければ俺達の望みは叶わない。
世界は救えない。
――ああ、いつもの夢だなあこれ。
明晰夢ってやつ。
夢と知りつつ夢を見る。
その夢の中で俺はいつも「黒の王ブレド」本人かのように、いろんなエピソードを体験する。
でも珍しいな、これかなり以前に一度見たことがあるやつだ。
まだヘクセンヴァール世界の列強が諦めてなかった頃、戦乱時のエピソード。
幼稚園児の頃、毎日その日見た夢を自慢げに同じ花組の連中に語り、みんなも目を輝かせて毎日の俺の話を聞いていてくれた頃のやつだったはず。
確かこれは最強軍事国家であったウィンダリオン中央王国の矜持を、最大戦力及び現国王と王太子ごと消し飛ばした時のやつだ。
その結果、表立って魔導帝国に敵対する勢力が途絶える契機になる、ある意味最後の戦。
子供の好きな「一方的に、圧倒的に勝利する戦い」の一番盛り上がるあたりだ。
懐かしい。
トップと後継者が、自分たちの自信の根拠であった最大戦力と供に消し飛ばされた結果、ウィンダリオン中央帝国は恐慌状態に陥った。
今まで武力で押さえつけてきた「友好国」の反乱も間違いなく起こる状況下、いつもはいがみ合っていたであろう宮廷が一致団結し、本国に残されていた第二王子を後継者として即時承認、王位継承。
新国王の名をもって黒の王の魔導帝国と和平。
目立った王族女性は既婚者ばかりであったため、庶子として市井で生活していた少女を無理やり第七だか第八王女として立てたはずだ。
そしてその少女をブレドの側室として送り込むことで、最強国である魔導帝国と姻戚関係を築いた。
実質属国化と同義ではあったが、クリスもここで本格的にウィンダリオン中央王国が瓦解し、戦乱時代を招くよりはマシと判断した結果そう落ち着いたはずだ。
久しぶりに見ると本当に懐かしいな。
……あれ?
以前に見た時はここらで目が覚めたはずなんだけどな。
なんか続きあったっけ?
「ウィンダリオン中央王国第八王女、リオ・ラサス・ウィンダリオンと申します。本日より魔導帝国の主、ブレド・シィ・ベネディクティオ・アゲイルオリゼイ様の側室として御側に仕えます。ふ、不束者ですがよろしくお願いいたします」
ブレドの目の前で、恐怖に身を震わせながら美しい少女が傅いている。
どうしたものかとブレドが扱いあぐねているのが自分の事のようにわかる。
背中に突き刺さる、配下であるはずのマリアやクリス、面白がっているかのようなリリンの視線が痛い。
女性陣はいいとして、なんでジンまでいつもより冷ややかな視線を突き刺してくる。
これは
これあれだ。
知識としては知っていたけど、ウィンダリオン中央王国の人質としてリオって即席王女が側室入りする時のエピソードだ、おそらく。
戦闘とか駆け引きとか、ちょっとした日常エピソードなんかはかなりの数を夢として見てきたけど、これは初見だ。
ちょっと待って、このまま見続けると初夜とかそういう部分まで見てしまう事になるの?
――えええっ?
18禁の夢は今まで見たことないぞ?
「面を上げよ」
意識して威厳を保ったブレドの声に、目の前にひれ伏している少女がびくびくしながらも体を起こす。
ブレドと目があい、あっという間に真っ赤になる。
その顔は――
――ブレドじゃない、ただの高校生の俺もよく知っている顔。
一日中TVを付けていれば必ず目にするといっても過言ではない存在。
世界的に美人が多いといわれる東スラヴ人系の血を引くクォーター、その美貌とスタイルで今年のデビュー直後から現在まで大ブレイク中の歌も踊りも本格派の高校生アイドル。
「RIO」その人であった。
名前もそのまんまかよ。
もうちょっと捻れよ俺!
場面暗転。
薄暗い豪奢な寝室。
焚かれている御香が淫靡な雰囲気をこれでもかと演出している。
「や、やさしくしてください……」
うわあ、もはや着ている意味がどこにあるんだとしか言い様が無い薄絹一枚だけになった「RIO」が、何人同時に寝れるんだというような巨大なベッドの中央で羞恥に身を縮めている。
あろうことか、嘘偽りなく「気乗りしない」精神状態でブレドが薄絹を脱がしに掛かる。
こっちの世間で大人気になっている美貌とスタイルを前にして、何だその精神状態。
夢としてみているこっちとの乖離が甚だしい。
あああ、始まってしまう。
どうやればいいかなんて知らないぞ俺は。
そうか、いつもの政治とか戦闘とか魔導みたいにブレドがよく知ってるからいいのか。
……いやよくないだろ!
うわあああああ。
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