前のエピソード――第14話第Ⅸ章大司祭の死(Tod des großen Priesters)

第Ⅹ章ラグナロク！SEKAI NO OWARIfromKnghitsOFDarkness

帝國暦73年

ラグナロクまで時間が無い。

世界の管理者のヴィヴィアンに集う騎士と魔導士。

ロキが発起人だ。

銀狼神狼魔銃槍剣のフェンリルを担ぎヴィヴィアンはソファーに座りラグナロクの世界が脅威に迫り刻一刻と迫り来る時間の中ロキはヴィヴィアンに命を出した。

「ラグナロクで問題の大きさだ。今回一番大事な問題はセフィリアだ。気が狂い狂気に犯された人間はこの世界の敵だぞ！俺はこのフェンリルでこの終末を終わらす」

「ロキ来ていたのか！」

「ダインじゃねぇか。ツヴァイにガウェインにザーロックもよ」

「今回一番責任ある仕事だ。セフィリアを止めるぞ」

「そいつはどっこいしょ。分かっている。ラグナロク全権限の指示を！俺がやる。一言良いか？敵は全員ぶち込んでぶち込んでぶち込んでぶち込んで逝かせろ！逝かせろ！逝かせろ！！！！！！！！！！絶頂喰らいマックス！！！！」

　采配を振り翳しSEKAI NO OWARIの中心点とヴィヴィアンの命を下しロキを総大将とするここに世界連合軍と名を称し一環でKnghitsOFDarknessに出陣を切り出した。セフィリアの残党にフレアを総大将と魔女・黙示録の騎士が連名。

加盟とする帝国の叛撃態勢が完遂した。

「ラグナロクは世界終末だ。KnghitsOFDarknessには残ってくれ」

「ああ」

　全員頷き即時に迎撃に映る中KnghitsOFDarkness総勢８名にロキはモードを教えた。

「お前らよ、モードチェンジは修得しているようだな？だったら先があるよ。XVIDEOだ。モードを最大限にブーストを掛けてさせてオーバーチャージとリベンジカウンターの態勢でモード切り換えろ。兎に角今ある命と武器を大事に。それ以上に喪うなよ」

　ロキは決意して世界の管理者の最前線に砦を築きその中にダニエルも居た。

ロキはラグナロクの位置と脅威の威力にKnghitsOFDarknessを最前線に遣わしロキは総大将らしく全軍をポイントに誘導。それはセフィリアにも同じ事。

「世界を終わらすそのラグナロク！！！！！！！！！ハッハハハハハハハハハハハハハハハ・・・・・ハッハハハハハハハハハハハハハハハハッハハハハハハハハハハハハハハハ」

「セフィリア様を皇帝として全軍待機。迎え撃つのはKnghitsOFDarknessです」

「哀れな腰抜け共だ。こちらサイドにモルガーナが居ります」

「魔王の姫か」

「そうです。偉大なる魔導士にしてジェラフバルトの時代から生きて居る」

「殿下！殿下！殿下！殿下！殿下！殿下！殿下！殿下！殿下あああああああ」

　使者が慌てる。

・・・・・・・セフィリアはモルガーナに逢うことを決める。

同刻北の古代居城にて挙兵したのはモルガーナ卿であった。

セフィリアの実姉にしてジェラフバルト卿の妹。

魔導の深淵と闇を知る暗黒魔導士。

「我が弟にお顔を出せ。・・・・・・っっはああっ」

　モルガーナの神明と天明に下しセフィリアも頭を下げる。

世界連合に対する勢力と魔女と魔導士にフレアを介して旗を掲げるとこの勢力と旧アイゼンガルド新アイゼンガルド神聖アイゼンガルドの帝国三大国家の統一にセフィリア皇帝は自らの出陣に出た。

♪《Kaiser Sefiria》

♪Kaiser herrschen sie Welt Sefiria

Sefiria, die - einen Gott zu essen, die eine magische blinkt

Herz Stahl Eisen der Zorn aus Stahl Eisen ist stark stark stark das Herz des Imperiums

Worship Person, die wird

Man Sefiria, Zeke, Isengard, Jerafubaruto Ⅹ II Kaiser als ein Held brach den Welt

Document Gel Herz uns Reich Jeder Kaiser Hoheit Stahl Eisen und Magie

セフィリアのテーマ曲でこの曲が流れると帝国兵が一斉に跪く。

「良いな！この機を逃すな。ラグナロクにはもう賭ける万策だ。」

「そうでしょうね。味方はロキが総大将だ。」

「ロキ！？」

　モルガーナの顔が可笑しくなる。

最初ラグナロクの時はヴァルハラを逃れた皇子で年若い青年であった頃のロキを思い出すモルガーナは采配を振る。

「ジジイのロキが首を討ち取れ！ラグナロクは本来ならば世界に存在しない究極破壊魔法だ！間違えると逝った後戻りは出来ない。」

　モルガーナは妖艶で若い魔導士。

美人で巨美爆乳がその魔力は桁違い。

セフィリアの実姉、フレアも信用し今ここに鋼鐵のアイゼンガルドの思いとセフィリア自身世界連合は全員殺す方針で間違いない。

ロキはその事を思い対策に急かされていた。

「モルガーナ勢・セフィリア勢・フレア勢・黙示録のクズ勢・・・・俺のフェンリル可動も短いか・・・漸く考えた末に導き出した答えが其れか」

　ロキは世界連合軍の軍勢を動かしセフィリアを思い出し駒を動かし暗い蝋燭の中で火を消してKnghitsOFDarknessをスコープで確認しながら兵を動かしていた。

「絶望日かな」

　KnghitsOFDarknessはこの伝令に従い最前線である帝国領土のアスヴァルヘムニに向かい陣を構えて作戦会議中にロキから無銭だ。

《おいいっ！？KnghitsOFDarkness聞こえるか？聞こえるか？聞こえるか？想定外と想像を絶する。銀河系と宇宙から宇宙海賊の到来に襲来襲撃！！！！！！！！！セフィリア側についた、と、だ》

《畏まりましたぜ。KnghitsOFDarknessはその任を引き受けたぜ。オワコンのようなコンテンツだけどセフィリアはこちらで遣る》

ガウェインが無線に応答していてロキはこの事に悩みタバコを吸った。

「お悩みか？」

「ケチってよ、柱に居たくせに」

　ルーラシアがコートから掌を出して形勢逆転の一撃の駒を出した。

「蒼天八極神に告ぐよ。五賢帝も。・・・・これよりモルガーナ殲滅と宇宙海賊の討伐はラグナロクを超える威力に想定内だよ。クククククククククククククククックククククックク」

「何が可笑しい？ルーラシア」

「あっ、クレア・ジュリア・ティア・エマがこちら側にある。問いとさ。と言うとラグナロクならここでサシドメできるよ。ロキ？俺は偉大なる王とか器じゃ無い」

「そうかよ。道理でえらくゆっくり焦ってなかったよ」

　ロキの軍略と変わりルーラシアが指揮をした。

「では国に戻り手当をする。ラグナロクですらを凌駕する世界魔法の怖さだよ」

「最初っからそいつ目的か？」

「ああ。そうだよ。それ以外に何かあるか？」

「無いさ」

「世界連合国の始まりだ。モルガーナ勢を先に堕とす。逝こう」

　アガートラームが先に幟を揚げて旗を掲げる。

エイゼンヴェルグも同様に挙兵した。

「私達先に向かうわね。ルー」

「行ってらっしゃい。夫婦揃っての出陣か。モルガーナに気をつけろ」

　世界の命運にこの世界が終わる中でKnghitsOFDarkness最期の闘いが始まる。

「お前らに言うけどXVIDEOは何時でもモード設定しとけ。人格剣事あの世に逝ってしまうけど何もしないよりはマシだ。少なくとも宇宙海賊の戦力は未知数だ。」

　ロキにとって計算外だ。

ダニエルが来て訊ねる。

「親父どうした？」

「ヴァンとは同期だって聞いたぞ・・・」

「あっ。そうだな・・・・ヴァンとフィオと俺の三人は同期だ。其れは親父が一番知っているだろ？セリーヌを俺から寝取ってNTRして妊娠させたことを今でも俺はアンタをクズと思っている」

「息子よ。赦せ。俺はどうせ死ぬ。御前は俺より先に死ぬなよ」

「何言ってるの？子供が親より早く行くこと無いだろう。逝ってもどうせ俺は地獄よ」

「ダニエル？気をつけて行ってこいよ。仮にでもフェンリルを御前専用機にしたのだから」

「ハイハイ。親父こそ無事で居ろよ」

「あっ。ダニエル？・・・・・・・じゃ」

　ダニエルはラグナロクの中間地点帝国領とネルセリウスのギンヌンガガップの海域に次元が開き魔女が総勢80万の軍勢が押し寄せてきた。

この劣勢の緊急にロキの子ダニエルが対応した。

《フェンリルモードXVIDEO解除。俺とシンクロ。魔眼解除神眼解除悪魔を祓い人を救済するエクソシストって野郎に俺の目を預ける。魔女殲滅始めるぜ。マストアー》

「了解した。頼む。俺を受け入れろ」

　フェンリルの巨体が戦艦一体化して銃口に超圧縮光粒子砲の一撃をカウントした。

「３・・・２・・・・１・・・・０ッ！！！ヴァルハラソウルロンゴミニアンド(世界最果ての魔槍死して分断つ乖離天地する英雄)・オーバーチャージクライマックスヘヴン！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！」

　放たれるビーム砲が魔女を焼き尽くす。

ダニエルは銃弾を装填してスコープで敵を確認。

「っしゃあっ！ロックオン」

　放った一撃が魔女を喰いつくがまだまだ軍勢の余波が押し寄せてくる。

ダニエルは歯を食いしばって銃弾装填充填後にリロードさせて巨人族の血が覚醒し9000M級の腕が世界を唸らせる。

「巨黄金腕(Riesigen goldenen Arm)・神世界宇宙樹神(Gott Gott Baum Universum Welt)神狼咆哮(Gott Wolf Knurren)紅蓮龍牙(Guren Drachenzahn )！！！！！！！！！！！！」

　ダニエルがひた隠ししてきたアース神族ムスペルヘイムの巨人族王の覚醒神化の血により自身の左腕が黄金色に変化し純金の腕の重さと紅蓮の焔とフェンリルの咆哮がフレアの勢力や帝国に大きく打撃を与えた。

一気に魔力を消費するがダニエルは銃口の威力と火力にフルチャージからの一撃にフレア勢を殲滅。

フレアが生き残り帝国の領土が焦土と化す。

「ダアアニイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエえエエエエエエエエエエルウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ！！！！！！！！！！！！！！！！！！！」

　フレアを撤退させることに一役買ったダニエルは小舟に乗って陸に上がって双銃を握り締める。

帝国に攻め入るダニエル隊にフレアが其処に旗を掲げて遂に激突と衝突の間にてダニエルは銃口に突き付ける思いがフレアが立ちはだかる。

「ここで終わってたっまるかよ！」

「え？せやかてさ。フレアよ、アンタも楽になれよ」

「だあああああまっっっうううううううううてれ！」

「俺はダニエル。ジェネラル・ゲシュタルヴィアニム・ルージュ卿に用がある。アンタ知ってて隠そうとするのはウソか？フェイクか？掌返しは厄介払いさ」

「ルージュ卿は知って居る帝国の六人将の将軍の一人鮮血の剣の使い手だ。」

「そっ、そいち」

「御前とはここで終わる」

　荒れ狂う砂塵と突風でダニエル隊5000人とフレア隊700人の激突が起こる。

・・・・・戦況の確認だがラグナロクまで時間が無い。

KnghitsOFDarknessのダインとガウェインの前に馬が駆け付けた。

「ハァ・・ハァ・・・・ハア・・ゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッウウウ・・・・ハッハハハハハハハハハハハハハハハ・・・・・ゴホッゴホッゴホッ」

「ハァ・・ハァ・・・・ハア・・ゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッウウウ・・・・」

　馬から下りてきたのはヒルデガルダだ。

インデックスの死後妹の身としてKnghitsOFDarknessに加入。

これは愕いた。

インデックスよりも大魔導クラスの魔法には優れている。

「皆様こんな時に申し訳御座いません。ヒルデガルダ・グランヴィア・ディスティニーです。」

「よろしく。俺は今度こそ誰も死なずに護るよ」

　ダインは剣を抜いてヒルデガルダを騎士にしてダインが居る場所はエルセリウスの南南東の孤島だ。

ラグナロクの魔法は最大破壊魔法だ。

放たれれば生存はおどか世界は塵と化す。

フレアも神の姿として帝国領土アイゼンウルドガルドにてダニエルは激突したと一報が入った。

「魔剣(Sword of magic)・聖槍神狼(St Stranglehold Wolf)咆哮(brüllen)紅蓮龍牙(Guren Drachenzahn )」

「ロンゴミニアン・アルヴィオン・オブ・ジハード」

　フレアの魔槍がダニエルを貫き心臓を抉り大量の出血が心臓の血流崩壊に血栓が壊れてダニエルは双銃で銃弾をぶち込みフェンリルがその銀の銃弾をぶっ放しフレアが足でダニエルを蹴り上げると御旗を掲げるがフレアはダニエルの頭上に剣を突き付けた。

「銀腕(Arme aus Silber)・滅神鬼神(Gott zerstören Geister)羅刹獣王(Rasetsu Beast König)獅子砲丸拳(Lion geschossen Faust)！！！！！！！！！！」

　フレアの両腕が銀化して覇気に纏い天を穿つ神を喰らう最終戦争の獅子の拳がダニエル隊を地獄に突き落としダニエルは崖をよじ登りスコープでフレアを狙い定めた。

「ゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッウウウ・・・・ハッハハハハハハハハハハハハハハハ・・・・・ゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッウウウ・・・・」

　ダニエルを吹っ飛ばし死んだかのように全身複雑骨折に内臓分裂はキツイ。

両者相当体力の限界に周りの兵も傷つき全員灰燼の中を闘い激突はたが燃え上がる中帝国に居た六将軍ジェネラル・ゲシュタルヴィアニム・ルージュ卿がフレアに参戦した。

屍の血を美味そうに啜りダニエルを叩き付けた。

（死んでしまうぞ！！！覇気を解除。俺自身XVIDEO化だ。本来コイツを生身の人間で切り換えるのはルージュ卿よ。ここでお出迎えの御時間か。フレア事ここで堕としてやるよ。俺だってヴァルハラ出身ルルイエで育ちルルイエ騎士団の隊長だぞ！！！一網打尽事ガンガンガンガンぶち込んでオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ！いつも俺見てぇに力をマックチャージだぜ）

　ダニエルが崖から姿を見せて傷痕が残るがフェンリルを構え撃って狙い定めるのに息を呑み固唾を一滴も飲まずにゴクリと喉を通すがルージュ卿が目を凝らす。

「悪戯神の悪ダイショウノガキが居る。俺に用か？母さんの仇か」

「そうだよ。ルージュ。御前が許せない」

「憎むほど御俺には感謝しろ」

　ルージュ卿の顔を思い浮かぶ中ダニエルは堪える。

「六将軍ジェネラル・ゲシュタルヴィアニム・ルージュ卿が参戦援軍。他にコイツ含め５人居る。ショーツ･バハムート卿・マグダラ・ハルジオン・ウィンゼンモルドーレッド卿にアルゴニズム・ウェストモーゼンブラスト卿・・・・ロンゴミニアン・アルヴィオン・オブ・ジハード卿の最悪最凶の帝国の天使かよ。クウウウウウウウウウウウウウウウウウ」

　ダメだ。

歯を食いしばってジッと待つがダニエルに忍び込む脅威。

ダニエル隊全滅。

加勢に加わるフレア勢にルージュ卿・バハムート卿・マグダラ・ハルジオン・ウィンゼンモルドーレッド卿・アルゴニズム・ウェストモーゼンブラスト卿・ロンゴミニアン・アルヴィオン・オブ・ジハード卿のセフィリアを慕う帝国世界最悪の守護天使クラスの実力がある最凶の傭兵。

コイツ等の軍70億！！！！！！！！！！！僅か6人の将軍が旗を掲げる。

帝国にこれ以上来られると立場が無理だ。

ダニエルは決断に強いられる。

「みんな！撤退だ」

「はあああっ！」

　ここで白旗を揚げる。

攻め入る帝国に猛攻に逃げるダニエルと兵は世界の管理者最前線区域のロキが居るアーヴィルクラッドに居城。

　生き残る兵は5人であった。

ダニエル諸共傷つき無事に生き残って帰ってきたが事態は最悪の一行を辿る。

「何よりも無事に帰ってきたのだから今日の所は休め。」

「親父・・・」

　ロキは息子の姿に涙を零す。

世界地図に激変が始まる。帝国の進撃に解放戦線に参加する五賢帝側にKnghitsOFDarknessもセフィリアを止めるのに精一杯だ。

　事態が一刻変わる最中にルーラシアが余裕を見せる。

「六将軍で怖じけぢた？ハッハハハハハハハハハハハハハハハ・・・・・ハッハハハハハハハハハハハハハハハハッハハハハハハハハハハハハハハハ」

「何を笑っているのか？」

「六将軍の策とは則ちジュリアで俺等は捲く。宇宙創造魔法の生け贄に将軍を潰す」

「止めろ、命が足りないぞ・・・・」

　ルーラシアは遂にロキと代わり指揮として連合軍に指示を出した。

「五賢帝とヴァチカンはロンゴミニアン・アルヴィオン・オブ・ジハード卿を討伐。首を討ち取れ！聖戦主義の原理主義者の中年おっさんだわ。聖戦が起こるかはさておき狙うのは将軍の首一つ。KnghitsOFDarknessと蒼天八極神は全軍全勢力を総力を挙げて総員抜刀で攻め込むのはマグダラ・ハルジオン・ウィンゼンモルドーレッド卿だ！鮮血拳・死命剣・命剣・聖剣の使い手で非ず！先ずは命惜しいと思うがモルドーレッド卿はアーサー王の従兄弟。と言うのは置いておき死に戦だ。ロキとダニエルヴァルハラの皇族はジェネラル・ゲシュタルヴィアニム・ルージュ卿を討伐。血で生きる将軍だ。長引くが宇宙で逝って遣るから心配なさらずに。・・・・ルーラシア･ヴェスタニエが命じる。では」

　再起を賭ける連合軍のルーラシアの指揮でこれよりラグナロク編が序章を幕を開ける。

帝國暦74年（ラグナロク編(SEKAI NO OWARI））

　世界の管理者に集まったKnghitsOFDarknessのダインとガウェインがソファーに座っているとヒルデガルダが大量の書簡を持ってきた。

亡きインデックスの形見のペンダントをぶら下げてヒルデガルダは三大司祭の一人に数えられるがその魔力は桁違いである。

《ブリュンヒルデと申します》

「ブリュンヒルデ出番はまだよ」

《これから世界の終わりだわ。姉ちゃんの分まで逝くよ》

「まっ。六将軍ジェネラル・ゲシュタルヴィアニム・ルージュ卿はセフィリアの筆頭守護組頭。・・・・・状況打破に一番大事な答えがルージュ卿含めると５人ですか」

《そうだわな。マーリンの分ね。偉大なる魔術師の遺志を継ぐ私でも演じられるか？》

「出来るわよ。KnghitsOFDarknessに入団したのは私の遺志よ。」

《ね。これはこれでどうかね。》

　ヒルデガルダが世界の管理者の執務室に行くとダインとガウェインがコートに袖を通し黒コートに刻まれるKnghitsOFDarknessのシンボルとヴィヴィアンが紅茶を飲み対応に追われていた。

「君達も逝くのか？」

「え？行くよ。俺達はKnghitsOFDarknessは責任持って仕事をする」

「それはありがたいね」

「六将軍には気をつけろ。ラグナロクでどうなるか」

　この由々しき事態にヴィヴィアン及び世界連合国軍参謀等が集い会議した。

メンバーが凄かった。

円卓の席を囲みヴィヴィアンを中心軸に今回の連合軍名だたる参謀だ。

ルーラシア→ガブリエル→ロキ→ハンコック→エイボン→ハーディアス→アガートラーム→サイラス→エマ→ジュリア→クレア→ティアこの12人を世界連合軍最高幹部に任じられラグナロクによって結成された史上最凶宇宙銀河最凶の騎士であり魔導士である。

「ガブリエル殿もご参加。暫く見ないうちに老けたよね？」

「白髪が増えただけだよ。このメンバーが一堂に集うとか珍しいわ」

「無駄口するな。早うラグナロクで警戒すべきは将軍だ。中でもセフィリアを肥える実力でロンゴミニアン・アルヴィオン・オブ・ジハード卿が今回一番の肝だ。この役を担うのは誰だ？」

「ジュリアちゃん？ジュリア？俺がやる。ウォーカーをなめんじゃねぇーよ。」

「丁度いい男だ。サイラスか？あの青二才鬼蓄害ド変態男が逞しく英雄か。時代が変わったのかさておきサイラス殿に任せる。そうだな・・・・サイラス？ロンゴミニアン・アルヴィオン・オブ・ジハード卿で打ち勝ち生き残りラグナロクが終わった暁に私を捨てにしろ。好きにな！滅茶苦茶にハチャメチャに御前が望むスタイルとプレイに応えてやる。中出しで子宮を叩き堕とすのでも良いぞ。まっ。御前が帰って来られたら・・・そう上手く行くか。ハッハハハハハハハハハハハハハハハ・・・・・ハッハハハハハハハハハハハハハハハハッハハハハハハハハハハハハハハハ」

「ジュリア？その用件は護れよ。絶対に将軍首手土産に御前と毎晩毎日ハメて俺の子供を孕ませてやる。と言うわけだ。ヴィヴィアン？ウォーカー家の軍勢で逝くイクイク。お先に失礼でごわす」

　サイラスは深々と頭を下げて分解剣を持ち分解剣を担いで円卓から出て十字に祈りジュリアに手を振った。

「転ばせ易う男だ。だが、KnghitsOFDarkness二番隊鬼の副長サイラスに任じられるのが策だ。ルーラシアもガブリエルもエイボンもハーディアスも揃いも揃ってのジジイだぞ。こんな腰抜けが指揮を執ってでも死ぬか生きぬかノ瀬戸際だ」

　重みある言葉だが現時点KnghitsOFDarknessも別室に居た。

クレア･ティア･エマ･ジュリアの宇宙創造神の意見を踏まえてヴィヴィアンが手を打つ。

「ではこうしよう。KnghitsOFDarknessがマグダラ・ハルジオン・ウィンゼンモルドーレッド卿を殲滅。残りを俺等が片付けるぞ」

　この意見には決定だ。

命じられての臨時が発令された。

【ラグナロク緊急事態事例令】

【此度の事例に基づき命じる。世界の管理者社長ヴィヴィアン･エスタンスがこの件に事例する。ラグナロクの事態に備えつつ各国は解放戦戦部隊に招集と命じる。我々の世界を護る為にも命を賭けて戦ってバッチ来い！！世界はKnghitsOFDarkness以上に緊急に事態は焦っている】

　と呼び掛ける伝令に世界各国に伝令が伝わりこの時に連合軍が動き出した。

「何処に行く？ハーディアス」

「父さんは相変わらずに頭が切れやすいね。・・・・・俺も頑張るよ」

「だがシカしよ、ハーディアス？ラグナロクの期間に言う。親父も元気でよ」

　装備を担ぐハーディアスはガンダルディキア皇国軍の旗を掲げた。永世中立国の神の軍を束ねる若き君主ハーディアスは黄金剣を携えていた。

「父さん今度逢うときは戦場だ。」

「元気でよ、そのしけたツラを下げるな」

　ルーラシアは息子を見届けて部屋を出る。

ガブリエルの聡明の王である知恵に優れガブリエルが廊下を彷徨き長い回廊で時の回廊で待っていたのはミカエル・ユーウェイン・ディゾン・トラヤヌスの面々だ。それぞれ陸・海・空の軍勢がすぐ側まで其処に集い旗を掲げた。

「お約束だ。ヴァチカン併せて3億の兵だ。神の軍団に名が相応しい」

　ミカエルが拍手する。

「ガブリエル？バハムート卿を討つぞ。これ以上帝国の進撃が加速すればヤツらの思うつぼ」

「そうだわ。だね。今回は私のヴァチカン全権限で動くわ。バハムート卿は女性に容赦しない。捕まえた帆領を自分専用機の性処理玩具肉奴隷される。チッ。五賢帝統べる軍勢で帝国を堕とすぞ」

「やれやれだぜ。久々の仕事が長期の戦か。イヤな時代だな。アニキの軍まで借りるよ」

　緋色の長身の男性でサングラスを掛けるユーウェインだ。

ガウェイン卿の実弟。

現在は五賢帝とベルガモット国第二皇子として国を支えている。

「では逝きますか」

　五賢帝の一大勢力が帝国の東側に侵攻すると同時に解放戦戦を潜り抜けてきた。ラグナロクまで二時間がのこっていない。東方の国ジパングからリンが来た。

「拙者ジパング国リンを治める君主のリンと申します」

「グッドタイミングだ。西側のアルゴニズム・ウェストモーゼンブラスト卿を頼む。アルゴニズムは博識の魔導皇。出来るか？」

「拙者の刀は斬れますよ。迄もね」

　リンは黒の葵紋の袴を着て黒コートに袖を通し刀を置いて礼をして外に居る足軽と兵が三列に並びマスカット銃を構えていた。

「KnghitsOFDarknessも出陣か？では参ろう」

　えらいことになっている。

世界地図上の連合軍が青帝國軍が赤。

全て激突。

先に先陣を切ったのがサイラスだ。

「気合い入れてくるぞ！帰ったら生きて生き延びろ！ジュリアに中出しSEXまで死ぬな！」

「うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお！！！！！！！！！！」

　軍の士気が最高潮に盛り上がる。

だが其れよりも深刻な事態が迫っていた。

サイラスは分解剣を握りしめていた。

（あっ。終わっているぜ。ロンゴミニアン・アルヴィオン・オブ・ジハード卿よ。マジでリアルガチで軍の士気上がっても玉砕宣言！ググッと死ぬかも知れねぇ）

　眼中に旗を掲げる帝國軍六将軍ロンゴミニアン・アルヴィオン・オブ・ジハード卿は巨大な双槍銃剣を握り締めて武装していた。

全身漆黒の甲冑に白馬に跨がり雷鳴轟く。

「我はジハード。聖戦の者。汝答えよ？」

「世界政府十二神将がっ一人KnghitsOFDarkness副長のサイラス･ウォーカーだ」

「ウォーカーと答えたな？ヴァーミリオンの子か？」

「そうよ。ではここは聖戦。ウォーカーの墓場じゃ」

「ハッハハハハハハハハハハハハハハハ・・・・・ハッハハハハハハハハハハハハハハハハッハハハハハハハハハハハハハハハ」

　笑うサイラスも分解剣から宙に浮かぶ剣を飛ばしサイラスは二本の巨大大剣を手にロンゴミニアン・アルヴィオン・オブ・ジハード卿が双槍で威嚇する否や連合軍が弾き返されて軍が壊滅だ。

軍が呻き小声と悲鳴が聞こえる。

ロンゴミニアンの槍が全てを貫き神を喰らう者を抉る闇の魔槍が軍が魂が聞こえる。

「くっ。終わってやがる」

「モードヴァーミリオン・DT・TST・ED解除巨人神喰(Achten Sie auf eine Riesen-Got)銀腕(Arme aus Silber)《ヴァルハラ・グレイヴ・ローゼンクロイツ》」

　サイラスの巨大に銀の腕が天を貫き神を喰らうその腕が天地雷鳴に轟き銀の重さと強力な25連撃がロンゴミニアン卿をぶちのめす！！！！！

　一気に討ちドメした力の差にロンゴミニアン卿が馬を下りて漆黒の甲冑を外しその正体実は女性で長身で長髪灼眼サンダル姿の黒コートを着て一本の槍を地面に突き刺した。

「げえええっ！怯むなよ、おおいおいおいおいおいおいううううう」

　サイラスの苦戦に強いられて奮い立つロンゴミニアン卿の魔槍がサイラスを狙い定める。

　サイラスは全滅。

ロンゴミニアン卿の槍に貫かれ絶命負傷寸前。

起き上がって剣を構えるサイラスが臣出したのは自分が英雄と何度も崇められる切っ掛けとなったアルノスアルガヴァードの焼き討ちでその燃える姿が自分を覚醒させる。

「待ちな！ゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッウウウ・・・・まだ俺が居る！」

「起き上がれぬ傷だろ？ゴキブリ並以上を超えるの生命力？馬鹿なのか？」

「分解剣は思いを馳せる剣だ。幾つも性と死と生を見てきた俺だからこそアンタを斬る」

「止めろ、世界の果てに逝く御前が何見える？」

「だったら一緒に俺と来いよ。ぼっちじゃねぇし」

　サイラスもボロボロだが剣を構える。

「私の軍に一人で挑むとか正気のクレイジー狂っている」

「そうさぁーかったくるしぃーこと言わないでよ・・・俺には生きる希望が残っている」

「魔槍（Magische Waffe）・世界最果絶望英雄譚（Welt Ergebnis Verzweiflung Held Tan）荒野の千創天滅神槍（Speer von einem dunklen Himmelsgott tausend Wildnis zu schaffen）」

　ロンゴミニアン卿の無限残像と無影の槍とあれ狂う荒野に取り残されるサイラスは全身槍に貫かれ心臓に大きく傷が達し這い上がるサイラスだがもうこれ以上は限界のようだ。

「魔槍（Magische Waffe）・聖剣魔槍滅王紅蓮雷神龍牙（Heilige Schwert magische Waffe weg Wanghong Lian Thor Aralia）」

「エターナル・ゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッウウウ・・・・グレイヴ」

　剣で受け見交わし回避して分解剣全てを投げ飛ばし機会を伺う廻りに集中させて剣一本でロンゴミニアン卿を突き上げ突き飛ばし13本の剣がロンゴミニアン卿を堕とす。

「神真正超究(Gott wirklich super Studien)中出武王(Vaginal cum shot Takeshi König)武神覇王(Gott der Kriegskunst Overlord)千本桜(Thousand der Kirsche)波破(Vormachtstellung der )覇(Wellen gestrichelte)魂斬(töten Sie die Seele)Ver0ヴァーミリオンVer5」

　サイラスの一撃がロンゴミニアン卿を天に穿ち散って起き上がり這い蹲るロンゴミニアン卿だがダメージの損傷は激しく全身出血と骨折で魔槍も折れた。

「ウォーカー家の歴史だ。是さえ喰らってでも立っていられるとかモンスターか？」

「私は無事だ。多少の傷でビビるとか・・・・うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお！！！！！！」

　立ち上がりロンゴミニアン卿は負った傷を手当てし治癒するが修復時間が掛かる。

　同じ技を使うがロンゴミニアン卿はモードを切り換え現実を見いだした。

　流石に二回喰らいボロボロのロンゴミニアン卿は崩れ落ちるかのように倒れ込み魔力が漏れている。

サイラスもボロボロにコートが破れるまで追い込み堂々とKnghitsOFDarknessの旗印を掲げてロンゴミニアン卿を連打で殴り飛ばし髪の毛を持ち上げた。

「Checkmate!」

　サイラスは分解剣を手に追い詰めるのもロンゴミニアン卿は槍を突き刺し味方の軍勢に一網打尽。

サイラスが片手で旗を掲げるとロンゴミニアン卿が力尽きそれでも這い上がろうと生命が燃え上がる。

「魔照神昇(Steigt Gott von Mattel)真正魔槍(Echt magische Waffe)聖剣超究(St Schwert ultra-Forschung)武神覇王(Gott der Kriegskunst Overlord)第六天(sechster Tag)魔刃(Klinge der Magie)」

　ロンゴミニアン卿の最初にして最期の神を喰らう者の英雄殺しの技だ。

サイラスの五臓六腑が吹っ飛び大量の出血とサイラスの首筋に刃を押し当てて刎ねられる前にロンゴミニアン卿を受身で飛ばし背負い投げからの大外刈りで一本有効を取り首を締め上げた。

　鮮血の御旗を掲げたサイラスはロンゴミニアン卿の首を討ち取り帰郷したのは一週間後生き残ったのはサイラスただ一人だ。

世界の管理者のヴィヴィアンに謁見を申し入れた。

「おーい！ロンゴミニアン・アルヴィオン・オブ・ジハード卿の真首だ。綺麗な顔だろ？寝てんだぜ。つってでも、オレが命懸けで取った首だ。ヴィヴィアン」

「お疲れだ。・・・・・・サイラス・・・・ロンゴミニアン卿の首だが是は？」

「えっ？」

　数日前のこと。

サイラスが居た戦場が血で当たり一式何処を見渡してでも戦場で味方が居ない中サイラスとロンゴミニアン卿の一騎討ちに首は彼女では無かったのだ。奇跡的に討ち取られる寸前這い蹲って帝国から逃れるロンゴミニアン

サイラスがガッカリ聖堂前に出向き深々と頭を下げて上半身裸で短刀を手に胡座をかいた。

「みんんあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ！！！！！！！！！ご家族ご遺族の方々此度は誠に申し訳御座いませんでしたアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア！！！！！！！！！兵士は勇猛果敢に敵を追い込み見事このエルセリウスに御旗を掲げ鐵の心臓を持つ若き英雄達に冥福を！！！！！！！！！！！！！！！！！すいませんでした。すいませんでした。すいませんでした。すいませんでした。すいませんでした。すいませんでした。此度第二陣の命によりこのサイラス･ウォーカーウォーカー家第13代目当主としてご冥福を。」

「いいのですよ・・・・息子達は闘いました」

　取り囲む遺族にサイラスは地面スレスレに頭を下げた。

同様にロンゴミニアン卿は命辛々トルレジヴァスの泉前に倒れ血が致死量に達し綺麗な白肌の美人の顔が血で汚れていた。

魔槍が粉々に英霊では無い。

馬もしに足が傷だらけで折れていた。

「くうう・・・・くうう・・・むううううううう・・・きゃしいい・・」

　泉前の水を飲んでいる最中にフレアが来ていた。

「ジハード卿お疲れだったそうだな。まっ。機会がある。」

「ゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッウウウ・・・・ハッハハハハハハハハハハハハハハハ・・・・・ゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッウウウ・・・・面目ないよ。フレア姉様？私の首を討ち取れる寸前に辛うじて生きれただけだ。ロンゴミニアン卿の名に恥曝しは出来ない。・・・・・参ろう」

「はああっ！フレア姉様」

「第二陣の出陣命令です。ロンゴミニアン様」

「大昔私は聖剣の女王で世界を守り抜くはずの乙女だ。」

「これはセフィリア殿下の土産です」

「殿下の？」

「はい・・・・サイラスは死ぬ。ウォーカー家を継ぐ者は居ない」

「謙遜は良しな。姉さん」

「ウォーカーの子は居る。ハート･ウォーカーとスペ-ディアの兄弟が居る。」

「そう来たか」

「これ以上は期待はしない」

「心得たよ」

　起き上がり泉に浸かり全身清めて黒コートを着て髪を結び聖剣を手にジハード卿は出陣した。

これが先刻の事態だ。

サイラスはしくじりを取り返すのに出陣していった。

「クソッ。ロンゴミニアン卿第弐ラウンド開始で今度こそ生首生中出しナマでぶち込んでやる。ジュリアの前だ。オレも前回相当傷を負っている。ジュリアに会うまでは死ぬかよ」

　帝国領グヴィルトラム兵陵

帝国の御旗が上がる中冷風がサイラスの肌に感じさせる。

「ロンゴミニアン卿やろうぜ！俺は居る」

「その通りだ。人生は儚い。是が最期だと思え」

「ハッハハハハハハハハハハハハハハハ・・・・・ハッハハハハハハハハハハハハハハハハッハハハハハハハハハハハハハハハ・・・そりゃっ。同感だぜ」

「戦場で笑えるとか随分と余裕だな？」

「あっ。俺は死ねないわけよ。御前と一回生中出しで将軍を味わいたいってわけよ。将軍だからな？粋がっている割には純粋無垢の乙女の子宮にぶち込んで満たしてやるよ」

「その減らず口もう死ね！御前はもう死んでいる」

「ヒデゥブッウウウウウウウウウウウウウウ？ＮＡＩＮＡＩＮＡＩＮＡＩＮＡＩＮＡＩＮＡＩ。興味ないね」

　兵に囲まれ兵陵は屍が転がっている。

乱雑した帝国の旗か。

どうやら世界連合軍半壊の旗が散りじりに燃え上がっている。

狼煙が上がる。

「真正昇華（Echt Sublimation）」

　槍が猛スピードでバッグに重く突っ込み稀サイラスは足払いで避けるが帝国兵の銃がサイラスを狙う。

分解剣で応戦するサイラスは呼吸を整えた。

「ジーザス！」

　回復型のシールドだ。

サイラスは防御に徹し状況を判断しロンゴミニアン卿の背後の隙を突き分解剣の大剣で背後から斬り突き落としサイラスが将軍の正面に顔を合わせて剣を突き出した。

「キタアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア！」

「やアアッ・・･やアアアッ・・・･メエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ・・・止めて・・・･止めて・・・止めて・・・止めて・・・･止めて・・・止めろ・・・・・・･止めろ・・・･止めろ・・・･止めて・・・止めて・・・止めて！！！！！！犯される！！！！犯される！！！！！！中はダメ！！！！！！イヤアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」

　乙女で在り女性であり少女の叫び声をサイラスは泣いて馬謖を斬るように将軍を斬った。

「ハッハハハハハハハハハハハハハハハ・・・・・ハッハハハハハハハハハハハハハハハハッハハハハハハハハハハハハハハハ」

「止めて・・・止めろ」

「ハッハハハハハハハハハハハハハハハ・・・・・ハッハハハハハハハハハハハハハハハハッハハハハハハハハハハハハハハハ」

　戦場の最中にロンゴミニアン卿を堕とした。

そのままロンゴミニアン卿は気が狂い呆然と立っていた。

戦場の風向きが変わる。

サイラスも分解剣を握りしめる。

ロンゴミニアン卿は既に廃人だ。

帝国兵を槍で突き刺し滴る血が流れるのを見てロンゴミニアン卿は胡座を掻いて全裸で座った。

手に握る短刀を中腹部分に押し当て目を閉じる。

「・・・・・・・・・ううううっぐうううううううううううう」

　腹に刃を押し当てるロンゴミニアン卿にサイラスが手で止める。

「止めな。苦しみとか背負うとかないね」

「え？」

「俺がアンタを討ち取るよ」

「そうか・・・・介錯を頼む」

「おおおおっしゃ。帝国六将軍の最期が花だ。めめめめめめめめめめめ」

　サイラスの長刀がロンゴミニアン卿の首を刎ねた。

＊＊＊＊＊マジリアル中のマジで恋する0秒前のロンゴミニアン卿を遂に幕を下ろした。

「終わった。終わった。ロンゴミニアン卿の首か・・・・おおおおおお」

　サイラスの初戦終了及び解放戦戦は次なる大陸に映ることになる

ロンゴミニアン・アルヴィオン・オブ・ジハード卿が死んだことは全世界中に驚愕した。

帝国の損害を与えラグナロクが迫りきる中緊迫し憔悴しきったセフィリアは腰を抜かし膝をついた。

「ダメだ・・・ダメだ・・・･ルヴィア･ヴェスタニエの時代にだからこそジェラフバルト卿はその意に反したのに違いない。・・・・・・我が祖にして暗黒魔導士」

「セフィリア様！お気を確かに」

「案ずるな。俺は生きている。ラグナロクは序章だ。ロンゴミニアン・アルヴィオン・オブ・ジハード卿は大変残念ですが是は帝国の大義名分だ。勝つぞ、ヴィヴィアンに」

「お分かり致しました」

「バハムート卿願うぞ。誰か世界の連中の首を持ち帰ってこいぬ！？」

「分かったよ。KnghitsOFDarknessに知り合いが居る。俺の顔に傷を付けた・・・」

「ヘイヘイーヘーイ」

　セフィリアは玉座を離れて刀を置き・・・・この漆黒の宇宙に創造とは粒子と素粒子と微細ながらの微生物だ。

最初単細胞とそして人類とは則ち宇宙により創られた。

セフィリアは歩き出しこの広い世界の中心に宇宙は一つの空間というのも火星という星が生命の創造の原理。

セフィリアは暗闇を突き進み将軍が円卓に座る。

空いたロンゴミニアン・アルヴィオン・オブ・ジハード卿の席に白百合を置いた。

「相手はKnghitsOFDarknessに一任とある。・・・・・・俺の権限で行け」

「御意」

　円卓の席に於いて将軍達がセフィリアは初代皇帝の甲冑を見詰めつつ自分自身ラグナロク完遂。エルセリウスとネルセリウスの両世界に未曾有の危機と迫っていた。

「我々は皇帝殿下に心臓を献げる覚悟です」

「それでは参りましょう」

「世界が終わるという問題にラグナロクが迫るぞ」

　セフィリアが着々と動く中KnghitsOFDarknessに一報が入ったのが夕刻の子の刻だ。

KnghitsOFDarknessが陣構えが入るウルストルェレッテイィーノに陣を置きKnghitsOFDarknessはそこで待機していた。

世界の管理者から南に700㎞。

ラグナロクが迫りきる中、五賢帝と連合軍の各国の小国と諸侯が動き出し血戦の幕があがる。

「KnghitsOFDarkness隊長ダイン・ヴェスタニエ卿に命じる。早朝に発つ」

「了解致しました。」

　ダインはバルムンクとアロンディーンを腰に差して黒コートを着て黒フードを被りウルストルェティィーノに陣を発ちKnghitsOFDarknessは全員でショーツ･バハムート卿がルーラシア領土に迫ってきた。ルーラシア国国境に跨がる帝国兵と軍が集い風向きが変わる。

「ダイン？見えるか？」

「ああ。見えるよ。見えるさ。バハムート卿が迫っている」

「敵陣を避ける軍術は不味い・・・バハムート卿の本陣に攻め込むのも時間の問題。」

「ガウェインの言うことは分かる。バハムート卿が居る」

「ヒルデガルダをザーロックに廻れ。ザイとツヴァイとガウェイン隊に俺が指揮する」

「了解だす」

「味方の救援に滞っている。バハムート卿の首を討ち取るぞ！！！」

「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお！！！！！！！！！！！」

　軍を一気に崖から駆け上がって馬を全速力で猛スピードで敵陣本隊に突っ込み帝国兵と戦が始まった。

「来たか。子象」

「象さんじゃねぇよ。俺は人間！KnghitsOFDarknessの隊長さ」

「ワイはショーツ･バハムート卿でごわす。いざ、ナウって尋常に致す」

「天空魔法！エアロ・ルアローラブレス！！！！！ボレアス！！！！！！」

　ヒルデガルダの魔法で突風の咆哮と風が巻き上がる。

「風雷槍・アンティキアラ・ゴア・モルゾ」

　槍の突風の一撃をヒルデガルダをガウェインが燃える剣で耐え凌いだ。

「燃え上がれ！！！！」

　レヴァンテインの焔が燃え上がるガウェイン卿の剣にバハムート卿の剛腕が馬を叩き潰す。

ガウェインはヒルデガルダを抱き地面に落下。

ヒルデガルダをザイの馬乗せてレヴァンテインを構えて剛腕を避けつつダインが双剣で懐で剣を抜いた。

「ザイ！左だ！・・・・左の先陣クウウウウウウウウウウッ！！！！！！！」

　ダインが双剣で応戦しザイの馬が左に旋回。

ザーロックとバハムート卿の剛腕の拳で回避した。

ヒルデガルダを腕で抱えながら闘うガウェインに杖を取り出しベルトの紐を外し姉の形見の銃弾にリロードしカートリッジ残量の銃弾を一気に放つヒルデガルダが息を整えた。

「魔銃ケルヴェロスリオード・ヴィラ・ヴィサッィーニ！！！！！！！！！」

　撃ち放つ魔銃の咆哮と地獄の番犬が帝国兵を食らい付きバハムート卿の右腕が銃弾を粉砕した。

ヒルデガルダがツヴァイに合流し囲まれた一線を退くのにエクスカリバーで奮戦していた。

「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオララアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア！！！！！！！」

　突撃する帝国兵を背中合わせに応戦する女性陣。

ダインも血を浴びながらもバルムンクとアロンディーンで斬り上げ、僅か何万の軍勢がKnghitsOFDarknessは優勢に引き延ばした。

「天照鬼覇“覇”モードアマテラス・ヴェルファーレ・オブ・インペリアルバスターLOVE姫Ver５」

　ザイの刀剣が燃え上がり神速と無数の刀が帝国兵を斬り兵陵は血で溢れ出る血の海だ。

そのほとんどが帝国兵の死体と血だ。

ザイが刀を納めると全てが塵と化していた。

「モード！！！！！」

　全員モードで対応する中でバハムート卿の剛腕と槍でザーロックが応じる。

「モードアジ・ダハーカ！モードリヴァイアサン！モード皇帝ケゥトラパン」

　凄まじい威力を感じる。

「モードケッツアコアトル」

「我はザーロックだ。将軍」

「ザーロック？聞いたことのある名だ。コパンの生き残りか？」

「エターニアの親父だよ。コパンを追い込み滅亡させたのは俺よ」

「ん？何！？」

「本当だよ。・・・・・俺が昔初陣の刻にやったよー」

「是でハッキリした。バハムート卿是は私との一騎討ちだ」

「おうおうおう、これはいいツラだぜ。ザーロック」

「風王の涙（Tränen der Windkönig ）」

　風を纏い攻撃無効化だ。

ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ

地響きと剛腕での圧にザーロックの強靭の肉体が拳を受け止める。

「まだだぜ？俺はセフィリアの将軍だ！」

「神葬龍槍(Gott begraben Dragon)蛇王鉄槌死(Loafing CITIZEN Hammer tot)真正神聖(wirklich göttlich)天双刃(Tag zweischneidiges )！！！！！！！！！」

　ザーロックの奥義だ。

バハムート卿を取り囲み全ての風と大地が一気に風向きが変わりザーロックの神槍グングニルが真っ直ぐにバハムート卿の心臓を突き刺さり爆散と燃え上がる槍とザーロックの鋼鐵の拳がバハムート卿を打ち破った。

　ザーロックの活躍が地味だがこの一撃がバハムート卿の首を討ち取った。

ザーロックは槍を拾い上げて馬に跨がった。

「行こう。ダイン・・・コイツの首を討ち取ったぞ」

「おっさんースゲェーよ」

　ダインは馬を走らせて帝国を破りルーラシア門まで進むとバハムート卿が姿を見せた。

「ダイン？俺を遺して先に行け」

　ザーロックが馬を下りて槍を手にバハムート卿は漆黒に染まり仮面を被っていた。

「やれやれだぜ。俺が残る」

「バハムート卿よ冥府に蘇ったのか」

　この異形にしてデュラハンの亡霊に取り憑く霊体のバハムート卿は甲冑を身に纏い槍を構える。

ザーロックにはルーラシアに恩恵が在りここで戦えねばコパンに申し訳が立たない。

「零葬（Null Grab）・神槍グングニル」

　ザーロックの槍は敵の心臓を打ち砕く。バハムート卿が立ちはだかる。

「私は蘇ったのだよ。この眼イフの影の死の力を！！！！」

「冥府の人間が生きて居る鬼・・・・」

　ザーロックは深呼吸を整える。槍を構える姿勢に冥府のバハムート卿は息を整える。

「死の門よ(Tore des Todes)鬼を出でし(Es war aus dem Dämon)魔神と踊れ(Genie und Tanz)」

　バハムート卿が髑髏の門を叩き冥府の世界が暗雲と雷鳴轟き世界の死の槍を向けるザーロックもコパンの生き残りとしてここに立っている。

「ここは俺がやるべき出番だ。コパン家の誇りと血が燃えている」

「止せよ、一回死んだ俺でも龍靭化が出来る」

「・・・・なっ」

　ザーロックの槍を構えるがバハムート卿の闇の魔槍が影の国を支配する幻影の死が見える。

ザーロックも歳を取りすぎだが、この神槍は先祖伝来を継いできた。

「私を斃してからこの地を行け！！！！コパンの民の敵討ちだ。仇討ち上等！喧嘩上等！爆殺上等」

　バハムート卿が竜と化す。

「グウウウウガアアアアアアアアアアアアアッツウウウグググッッガアアアアアアアアアッッツウウウグググググウウウウウッウウウウッアアッウガアグウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ！！！！！！！！！！！」

　邪龍王バハムートか。

全身漆黒の龍が翼を広げる。

意識も飛び姿が竜と化す。

「龍靭化か。やれやれだ。ルーラシアには行かせない」

《お呼びで御座いますか？マスターザーロック卿》

「狩るぞ。久々の竜殺しだ。」

《この槍に秘めたる力を使えばマスターが無事で居られる可能性は低い》

「ああ。60を超えたジジイをダインは仲間と思っている。有り難いな」

《呪いなのに・・・・本当は青年だぞ。クリームヒルト？メッちゃ美人の姉さん居るのに》

「姉上はジパングに嫁いだのだ。私は老いた身」

《兎に角ぶっ殺す準備出来ているか？》

「神槍の術よ解除」

　バハムートが宙を旋回する。

「真正真正(true true)滅竜槍(Speer des dunklen Drachen)！！！！！」

　吹き飛ぶ槍が巨大化し竜の背に突き刺さり血が飛び散るがまだ生きて居る。

「邪龍の咆哮(Roar des bösen Drachen)」

「邪龍の(Schließen Schwert des)崩剣(bösen Drachen)」

「邪龍王の(Bösen Drachen König)獄滅焔刃(Flammenklinge Blinken Gefängni)龍牙(Aralia)」

　邪龍の意識の攻撃か。

「蛇王皇銃(Loafing Wong Chong)紅蓮爆雷(HL Minenexplosion )滅神覇王(Blinkende Gott Overlord )武神覇斬(Gott der Kriegskunst tragen)」

　バハムート卿の意識が目覚め竜と一体化した攻撃をザーロックが交わし目を閉じる。

《Ich schlief, ohne den Drachen verursacht Wind von Mahe Gewitterwolke tosendem Hammer zu machen! Für immer der Zeit bin ich Überleben von Copan. Vow zu töten Pay Drachen diesen Blutsbund und Vertrags Strang mit seinem eigenen Spieß zahlen. Ist mein Speer Khoo Fuling Herr bei der Array-Sterne-Ritter in Mayari Gae Bolga der Königin des Tores durch den Schatten des Todes in diesem Blut Blut und Eisen Helden zu verteidigen zusammen du mein Herz von einem kaltblütigen Gottes Speer in der heißblütigen Document Gel》

《Ich Gott, dass erste Schlacht und die Heimat, die zu der Zeit des 20-jährigen gefeiert wurde gebeten, ernsthaft Land der Verbannung der Menschen zum Zeitpunkt des Verschwindens versprechen gab dem Speer. Weil es Speer von Valkyrie ist seltsames Spiel Gefühl, aber mir ich Kraft zu verleihen! Me Sir über 60 oder nicht geben uns die Kraft zu Bahamut hier zu begraben? Pride of KnghitsOFDarkness war sehr gut selbst. Es Tricks jagen den Drachen》

《Spear von meinem Geist zu Geist der Wildnis durch den jungfräulichen wie du überstürzen . Frau kann die Kraft, die zum Zeitpunkt des Geschlechtsverkehrs zu erhöhen. Es ist auch Geschlechtsverkehr der Menschheit überleben kann. Ich auch energetische Verstärkung erhöhen! Schwellen meine Ejakulation erreichen diese altersschwach meinen Speer die Spermien der absoluten Implantation Vorbereitung Befruchtung, die die Frau konzipiert Panpanda》

《Flame of Guren decken weltweit Donner-Sturm-Speer erreichen》

《Erstellt Donner der Welt, blinkt Gott Sternenhimmel von der Erde bis zum Held der Beginn der Zeit der Geist des Himmels und der Erde Divergenz der Genesis der Speer von Himmel und Erde zu verpfänden und die Zukunft in die Hände》

《Box der Sternhimmel Spieß durch einen Vertrag im Land des Himmels und der Erde Divergenz》

《Sie verleihen mir nicht die Königsfamilie von der Kraft der Copan?》

《Name des Zarokku ist auch ein Schwert. Aber das Zauberschwert . Schwert von Blut. Königsfamilie des Menschen von Generation zu Generation ist ein Name, um erfolgreich zu sein》

《Lend eine Kraft auf den Speer des Sterns zur Schaffung des Speers und der Erschaffung von Himmel und Erde》

《Creation Welt Abweichung Gunslinger "echte echte neue Maschinengewehre zerstören Gott TICO Dragon King Pa schneiden Zähne HL Walküre"》

《リロードしろ！モードを解除。マスター準備出来ます》

《Gott Bestattung Geister Drachen Valkyrie Super King Studie in der realen Fahr HL Aralia Veterinär König aus gun gun gun Huang lang》

　詠唱するのは久しいのと自分は是迄活躍は青年期と比べて落魄れたが若き騎士を鍛える仕事に任じられていこうワタシ自身コパンの民を思うようになった。

私は唯一蒼天八極神を継いだ人間。

実力は兄上や父上などの背中を見て憧れていた。

私は弱い人間だ。

ザーロックの槍が真紅にバハムート卿を一突き貫き龍の血を浴びたザーロックは灰となるバハムート卿に十字に祈りこの日の蒼空は晴天だ。

ザーロックも力を尽き始め馬に跨がりルーラシア国に入国。

傷つき血が出血し龍の血を全身に浴びルーラシアの民が歓喜した。

「流石ザーロック様だ！」

「おかえりー」

「おっかえりー」

「おかえり」

「おかえりー」

「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」

「ううぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」

「キャーキャーキャーキャーキャーキャーキャーキャーキャーキャーキャ」

　黄色の声援団体と民衆の歓喜にザーロックが涙目で嬉し涙を凪がすザーロックにKnghitsOFDarknessが駆け付ける。

「良く戻ってきたな」

「ダイン？私は今一度闘うわ。・・・・・KnghitsOFDarknessは歴史が長い」

「おうよ、だけど・・・無事に何よりだよ」

　全員に肩を担がれるザーロックは深く感謝した。

同時にルーラシアに謁見した。

「マジョルカ・コパン・ザーロック卿此度は御苦労であった。KnghitsOFDarknessは休め。ラグナロク最前線は我々が食い止めている」

　その言葉通り蒼天八極神は各地で奮戦していた。

サイラス･アシュリー隊は傷だらけで闘いに疲れ果ててボロボロの様子で王の部屋に休息をしていた。

「ダニエルだがジェネラル・ゲシュタルヴィアニム・ルージュ卿と相討ちで一騎当千だ。まだ生きて居る。アイツはこの本腰には強い」

　そう兄弟が言うのに間違いが無い。

《だそうだ。アイツが元気だけが取り柄だ》

《同期としてだけどね。ダニエルは元気ある子よ》

《ダニエルは？》

《生きて居るだけで言い》

　ヴァンとフィオが言う。

この3人は共にヴァンヴァース出身の同期組みだが、ダニエルが帝国を追う。

領土解放戦戦で死ぬ気決死の前戦は犠牲が多く出る。

「これだからよ、大一番が始まる・・・・・バッチコーーーーーーーーーーイ」

　サイラスが言うと世界の管理者のヴィヴィアンから連絡が来た。

《ハイハイもしもし？俺だよ。俺だよ。俺だよ》

《サイラスか？ロキが瀕死だ。要請頼む》

《可笑しい用件だ。ラグナロクに詳しいヤツだからこそ生きる道がある。なぁー行くよ。ロキは死なせない。アイツは不死身だ。ゴキブリ並の生命力のロキは神だ。落魄れたヴァルハラの没落皇子だけど今だからこそ言える。アイツを見捨てるな。俺はイク。行くよ》

《了承してくれたのか？サイラス殿》

《おいおいおい、無理言うよ。ロキは囲まれたのは意識の問題だ。意識改革とか言えた口じゃねぇよ・・・・況してや最近不倫とか多い。スキャンダラスよ、芸能人も政治家も多いよね～罠にズブズブはまっちまったらお終いよ。不倫はゲスの極みだぞ。ゲスの極み！！！！！ヴィヴィアン？今回の仕事は仕方ないけど俺が逝くよ。ロキ以外に誰が居るか？》

《こんな状況で言うのは申し訳無い。ゲスの極みだが、蒼天八極神も頼む。本当にサイラスには押しつけがましくてゲスの極みなのは自分の方だ。申し訳無い・・・堪忍してくれ》

《ハーイ、もーう、いいけどー行くぞ。本当に使えないクズの頭だな。一番ゲス野郎は御前だぞ。アンタだって戦えるのに闘わない。卑怯にして下劣だ。闘える力在る人間は戦場に行け！御前が社長の器とか思えない。無い。無い。無い。無い。一番ゲスの極みの御前だろう。俺は文句いえねぇけど言ってやるよ。ゲスだ！ゲスだ！ゲスだ！ゲスだ！何が乙女だ？穢してんのはアンタ自身だろ・・・・チッ。ヴィヴィアン？俺も生きて帰る。ロキも連れて》

《感謝するよ。サイラス・・・・・ゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッウウウ・・・・ハッハハハハハハハハハハハハハハハ・・・・・ゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッウウウ・・・・》

《アンタストレスか？マジかよ？元気にしてくれよ。戦場に行けよ。自慢の銃で敵の心臓をぶち込めよ。銃弾でー女を堕としてみろよ？》

《最悪に考えてみるよ。終わって遣らなければ成らない事の為にここに敵が来たら自分が護るよ。サイラス？これだけ言うよ。全員無事に戻って来なよ。美味い酒とエロイ女を用意しておく。セックスに決めのある女性だ。サイラス？ロキを頼む。ラグナロクまで時間が無い》

《あいよ。俺が死んでも保険出せよ。絶対なっ。保険出せない社長とクズだ。俺は英雄失格の人間だけどウォーカー家のためだ。1度潰れた家を再興させる為に身を削る俺はやれやれだぜ。この状況に文句なしだぞ。ヴィヴィアン？あー、じゃー》

《了解したよ。タイミング良く行ってくれないか？》

《何よ其れ。ヴィヴィアン？ロキとか全員連れて帰ってくるよ。約束された勝利に嘘つくなよ。オレは最高の酒と女だ。帰ってきたら決めている痴女にその胸を揺らし激しく騎乗位で跨がって突いて貰おうかな～ハッハハハハハハハハハハハハハハハ・・・・・ハッハハハハハハハハハハハハハハハハッハハハハハハハハハハハハハハハ》

　電話を切りサイラスはアシュリーの肩を叩き頷いてからルーラシアを出た。

ラグナロクまで二時間が無い世界に猶予が無くロキも瀕死の重傷で戦場の洞窟で身震いしながら生きて居る。

サイラスは分解剣を担ぎ戦場である北のヴィア・ヴィアサルトに着くと敵味方の兵が死んでいた。

血が溢れ出て血なまぐさい臭いに鼻がツーンとする。

ロキを見つけたのは300㎞先だ。

　雪原と極北の大地に洞窟が拡がる。

北の地は雪と氷河に囲まれている。

極北とラグナロクが人類最初で起こった遺跡の場所だ。

伝説のこの雪原で戦の後だ。

ロキは酷く痛み傷ついていたがサイラスが無事に保護をした。

「生きて居て何よりだわ」

「死んでねぇか？」

「生きて居るよ。帝国を破った。まっ。・・・・ゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッウウウ・・・・アンタ」

　傷を癒やしフェンリルに銃弾をリロードさせて充填させた。

ロキは生きることを捨てずに銃を担ぎ猛吹雪の中敵を探した。帝国兵がウロウロしている。

「ラグナロク終わったら全員ビキニで水着をみてぇーわ・・・・・」

「下らないこと言っているなよ。タダの変態じゃねぇか」

　サイラスはロキを保護し極北の帝国と一線を退き漸くベルガモットとアガートラームの国境にベルガモット王とアガートラームが背中合わせで奮戦していた。

二人を救出させるのにサイラスはロキを回復させてセフィリア軍に参戦した。

「KnghitsOFDarkness呼ばなくても良いか？」

「おいおい、止せよ。セフィリアが来るぞ・・・・・」

　4人が現在国境に居る事はヴィヴィアンが推測。

ヴィヴィアンは溜息を零し銃弾を装填し純白のコートに袖を通した。

「サイラスの言うとおりだ。俺はやる」

　ヴィヴィアンが動く。

世界の管理者の社長として目覚める覚醒とエスタンス家を継ぐ人間として銃を腰に差して銃弾を込める。

ヴィヴィアン初に銃を握り世界の管理者に旗を掲げた。

「鳩に月桂樹に十字に絡みつく蛇のシンボルは先祖代々の旗か。この旗掲げるの俺は初だ。人生パーティーピーポージャネェがいっか・・・・」

　ヴィヴィアンの旗を掲げて世界の管理者の軍勢がロビーに集結した。

「行ってくるわ」

「アナタ・・・･本気で行くの？」

「ああ。本気だ。自分が世界を護る為に軍を動かす。」

「うん。俺だって社長の身だからな」

　ヴィヴィアンの準備にディゾンが至急駆け付けた。

「ゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッウウウ・・・・何考えている？ヴィヴィアン？早まる必要なんかねぇじゃん。ヴィヴィアンよ？ヴァチカンがこの件を預かっている」

「お言葉に甘えるよ。ディゾン教皇」

「マグダラ・ハルジオン・ウィンゼンモルドーレッド卿とジェネラル・ゲシュタルヴィアニム・ルージュ卿・後の二人だ。この二人はガブリエル殿天界の軍の遠征で補っている。」

「問題はセフィリアか？」

「ああ。そうだとも。そうだ。KnghitsOFDarknessが任じられた仕事を受けたところだ。私も御前に言づて次第向かう」

　ディゾンは純銀の甲冑に真紅のコートを着ていた。

腰には黄金で打ち鍛えられた十字剣。

ディゾンの子がヴェスタニエ家の養子となって正式にルナヴァーミリオン･ヴェスタニエはガンダルディキアの皇子としてヴァチカンを支えることが決められている。今回の初陣はルナヴァーミリオンはこの時12歳の少年だ。

「ルナヴァーミリオン？緊張するな」

「テゥエルターナー戦争時に私も出陣したぞ。教皇として出来る事はセフィリアを止めることだ。ラグナロクが起これば間違いなく多大な犠牲を払う。私はこの剣に誓う」

「ブリュンヒルデ殿は？」

「現在追跡中」

「死神だ・・・・ユーウェイン卿！！！！！トラヤヌス帝！！！！！！！」

　ユーウェイン・ウィンゼルタニア・アーサー・アーヴィング卿は長身で長髪長い緋色に甘いマスクをしたイケメン貴公子で現在のベルガモット国を治める国王である。

ガウェインの実弟。

トラヤヌス帝は白髪灼眼の初老の老将。長い髭が特徴の剣の腕が衰えていない。

かつては四国を治めていた帝国の領土を繁栄と栄光を導き勝利をもたらした皇帝のⅢ代目の皇帝に非ず。

現在は隠居でトラヤヌスはディゾン共に馬に跨がっていた。

「教皇様急ぎすぎです」

「気にするな。世界が緊急事態だ。・・・・急ごう」

　ディゾンが馬を急ぎ走らせ南のアーヴァンヘルム国に向かいダニエルが防衛していた。

「教皇が無事で何よりだ。俺も無事よ」

　南の国アーヴァンヘルム国

　辿り着く先にKnghitsOFDarknessが既に待機していた。

「遅いよ。ディゾン」

「ん？飛空艇か・・・そりゃっ。速いよ」

「ディゾン教皇謁見します。」

「ルーラシアにエイボン卿も揃いに何用か？」

「マグダラ・ハルジオン・ウィンゼンモルドーレッド卿の事よ。私の国だけど母さんが全員待機させた。ダニエルが砦を創り二重うの防衛は出来たけど戦力に差がある」

「ツヴァイ懸命な詳細誠に感謝する。敵は将軍一人！」

「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお！！！！！！！！！！！！！！！！」

　兵の士気が揚がる。

ヴァチカンの正十字の旗が風で靡く。

「我々神に誓う軍だ。この剣と神に誓って全員総員抜刀」

「よいしょ」

　ヒルデガルダが腰を上げてベルトから銃を握り締めた。

姉が生きた証しで唯一の形見の品だ。

姉の御霊をエイボン卿の秘術英霊召喚で人格武器としてこの銃で息をしている。

銃の名前をインデックス･ケルベロスだ。

《何よ。アンタ緊張するノ昔から変わりっこない子ね。》

《でも気にしないで。私が居るわ。この銃のオーバーストレージをマックスに解放時に魔弾を放つ。敵を撃ち抜く銃弾は私の遺志でやる。綺麗に後始末するようにアンタを護るよ》

「お姉ちゃん本当に有り難う。モルドレッド卿は知略と剣の使い手。」

《霊剣。・命剣・冥剣・神剣・魔剣の使い手にして叛逆の麗しき父の王の子》

「敵が近付いてきました。座標展開」

　8900.9006・43324.098777・6555540･98766654

　この数は尋常です。

艦隊が南を方位。

マグダラ・ハルジオン・ウィンゼンモルドーレッド卿の艦隊はセフィリア軍の頭角を示す知将の軍だ。

（展開は不味いです。ダニエル大尉だってこれだけ対応不足。KnghitsOFDarknessもこの数は誰かが死ぬ計算だ。モードでも超えなければ神を越える神と化す・・・・ダインか）

　扇子を開きヒルデガルダが詠唱する。

《Wenn die Jagd die Sterne des Himmels und der Erde Divergenz und Erschaffung von Himmel zeigt und Erde segnen die Box von Dine Vesutanie Verträge Terminkontrakte von Gott auf die Erde das Kreuz des Kaisers zu schultern. Shimese Licht KnghitsOFDarkness! Shimese dich wie zu König Seong Kind des Schwertes konzipiert, die in der vertikalen Divergenz wohnt. Der Versuch, den Prinz von Rebellion zu ermöglichen rächen》

と詠唱したヒルデガルダはアーヴァンヘルムに結界を展開。

ダイン・ヴェスタニエに特殊な天啓の力を授けKnghitsOFDarknessの旗を掲げた。

「ん？何だかな～」

「ダイン？ダイン？ダインってば聞いてる？」

「うん。聞いているよ。よー、そこの若いの？聞いてるか？」

「聞いてますよ」

　策戦会議に若い騎士に聞く。

「ダイン・ヴェスタニエ卿聞いてますよ。僕等も初めてでどうしようも出来ません」

「KnghitsOFDarknessの始まりは7人の始まりで出来た。御前だってやりゃー出来る」

　ダインは剣を置いて若い騎士達に緊張を解した。

「戦争とか恐いです」

「そうですよ。貴方方は恐くないですか？」

「全然。戦争とかレベル語れるものじゃ無い。一番恐いのは家族･友達･仲間･同志･同期･国を喪う喪失感だ。後はセックスだ。女を犯す行為とは処女を失う罪だ。だからこそ戦争で死ぬより一番辛いのは身の回りに居る仲間が殺されることだ。よっ。御前等？身の危機に迫るなら逃げろ！！！！！！逃げろ！！！！！！！！逃げろ！！！！！！！！！！逃げろ！！！！！！！！！！！！！！！！」

「っっはあああああああああああああああああっうううううううううううううううううううううううううううううううううううううういっうううううううううううああああああああああああああああああああああああああああ！！！！！！！！！！」

　若い騎士は涙を拭き心臓を左胸にしっかり押さえ込みルーラシアの国旗に誓いダインを見た。

ダイン・ヴェスタニエ卿はこの時にルーラシア代表の騎士として前戦指揮の準備をした。

「ツヴァイは俺と居ろ。側から離れるな。」

「ガウェインさんとザーロックはヒルデガルダを保護しながら後方に廻って。ザイとダニエルとディゾンは俺と来い。迎え撃つぞ。マグダラ・ハルジオン・ウィンゼンモルドーレッド卿」

　アーヴァンヘルム国境に四方を囲むようにモルドーレッド卿が剣を抜いた。

「冥剣(Dunkle Schwert)・滅竜(Dark dragon)天地乖離(Himmel und Erde Divergenz)武神覇斬(Gott der Kriegskunst tragen)」

　冥府の門からの髑髏の衝撃波が龍の咆哮とアーヴァンヘルム市街を吹き飛ばし結界が崩れ市街が陥落後に艦隊の飛空艇の砲撃が飛んできた。

「うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」

　マグダラの兵が上空や地上からの攻め込んできた。

「怯むな！」

　ディゾンも剣を抜き鞘を納め十字の光る閃光が兵を斬りあげた。

戦場の空気は身が壊れる。

ダインはクレア･ジュリア･ティア･ディヴェルア･エマに語り変え同時に複数詠唱し解放時に一撃の威力を高めた。

「聞こえるか？」

《モードを解除か？解放時に限って一撃を発散するのは自殺行為だけどね》

《状況判断に間違わないようにしろって行くけどイヤになるねー》

《ダインのこと気になさるな》

《嫌々》

《モルドレッド卿の剣術と知将は計り知れない》

《ダインはバスターの限界に神々を使役することは則ち御前自身神に誓い天啓の遺志を継ぐこの戦ほど憎いよ。憎いね。ダイン？最初は大事だ。》

「分かったよ。分かったよ。分かったよ」

　ダインはモードを自動的に全解放＆全解除し戦場に咲き乱れるクレアが手を握る。ティアも背後から細をなぞる。ジュリアはダインの側に居た。ディヴェルアは翼を広げて龍気をチャージして翼を広げる龍王の神々の長はダインの側に居た。

「さっ。・・・・・モルドレッド卿の隙が見えたぞ」

《龍王の神眼か。・・・・・俺の目はよく見える》

　ディヴェルアの眼は敵の意表を突く。

「冥王剣・命剣・叛逆の王(King of Rebellion)の子に(Um das Kind)献げる聖剣(Document Gel heilige Schwert)」

　斬った衝撃波が死者に命を与えて動き出した。

頭が切れやすい男だ。

解放戦戦突破され砲撃が街を燃やす。

先程の若い騎士が地面に倒れ眼を負傷し悶えながらも剣を拾い上げて敵に立ち向かった。

「うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお！」

　敵陣に突っ込みルーラシアの血の旗を掲げて握り締めて死んで逝く騎士に涙を堪えるダインは黒コートから剣を抜き咄嗟に構えた。

《ダイン！！！！！龍の眼ね。俺は龍だ。滅龍の息の根を刈り取る魂を魅せてやる》

「龍靭化・・・・モードアガートラーム・ペンドラゴンアークフォース！！！！！！！！！！！！！！ドラゴンとかゲスでえぐいがディヴェルアを俺の魂頼む」

　龍靭化の魂がダインを喰らい白銀に輝く翼を広げる光りの龍が咆哮を上げる。

「グウァアグアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッグググググググッがアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア！！！！！！！！！！！！！」

　龍の声が南の大陸に行き届く。

ダイン・ヴェスタニエが龍としてモルドレッド卿と対峙だ。

ツヴァイをディゾンに背中合わせでルーラシアも剣を抜き応戦。

エイボンは魔導で対応。エイボンは魔導で帝国兵を凌駕。

「宇宙衛星魔法デュークフォース・インペリアルオブレインメテオ」

　隕石が降り注ぎ帝国兵を爆殺。艦隊８隻を撃ち落としエイボンも溜息を零す。

「まだ、まだあああ！居る！居る！！！！」

　エイボンは魔導を駆使しルーラシアも剣を構える。

「エイボン？やれやれだぜ・・・・やれやれだぜ」

　十字の剣ルーラシアはZEROの時代と比べて人斬りを辞めた。

ルーラシア王は平和を求めていたが今は違う。

帝国兵の兵を斬り血を浴びルーラシア王はひたすら先陣を切った。

「・・・・・・ゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッウウウ・・・・」

　咳き込みルーラシア王はリプライを繰り返しながらも剣を振るう。

「エルロンド・ロアロ・キーリン」

　連続剣からの炎で敵を燃え尽くしルーラシアの剣先から万物の元素で剣筋から放つ斬撃と衝撃波で応用。

次々と迫り来る艦隊に撃ち落とす艦隊とモルドレッド卿の多彩な剣術にガウェイン卿も智将さながらの剣で追い詰める。

「焔帝(Kaiser von Flamme)焔龍王(Flammendrachenkönig)焔戒剣(Gebot der FlammeSchwert)・焔獄(Hölle einer Flamme)皇銃(Der König der )王(Kaiser der Pistole)真正中出(Echt Creampie)獣王剣(König Schwert des Tieres)！！！！！！！！！」

　ガウェイン卿の燃え上がるレヴァンテインの煉獄の剣がガウェインの燃える腕がストレートに敵艦隊を貫きアーヴァンヘルム内に押し寄せる敵を駆逐し血に滲む骨の髄まで燃える光景にガウェインの剣が焼き尽くす。

「ガウェインか！？」

「モルドレッドよ。父を裏切り叛逆の狼煙を上げてセフィリアの騎士か。オレはどうでも良い。御前の人生御前の好きにしろ。・・・・・ゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッウウウ・・・・」

　噎せ返すガウェインだが燃え上がる市街地にレヴァンテインを燃え上げる拳に天空にモルドレッドに喰らわせた。

「天照昇華(Amaterasu Sublimation)焔戒(Gebot der Flamme)焔獄(Hölle einer Flamme)第六天魔(Sechste Himmel Magie)翔中出(Cum steigen)真正銃皇(Echte Waffe Wong)銃神剣(gun Votiv-Schwert)焔拳(Fist of Flamme)焔帝王牙(Flamme Kaiser Fang)！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！」

　グウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウッガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア！

モルドレッドを叩き潰し血を吐き虚ろ眼で立ち上がるが炎の影響で火傷と痛みに拳で起き上がるモルドレッドは自分自身で命剣を突き刺した。

「ゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッウウウ・・・・ハッハハハハハハハハハハハハハハハ・・・・・ゴホッゴホッゴホッ」

　ガウェインは勇敢に戦い力を使い果たした。

モルドレッドはふらつき剣を握りしめる。

「効いたぞ。ガウェイン！！！！！！！！俺の首か？欲しケりゃくれたるよ。戦争とかもウンザリだ。ベルガモットを捨てた人間だ何処にも戻れる場所はねぇーよ。KnghitsOFDarkness？俺はもうダメだ。最期は智将らしく切腹する。介錯を頼めるか？」

「其れは出来ませんよ。モルドレッド卿・・・・セフィリア図一の智将であるアナタは闘う。」

「出しゃばるなよ！フレア！気に食わないな。先程のダメージは大陸を滅ぼす力の炎だ。フレア？ウザイ真似をするな。俺にサシで言うな。フレア？バックでもアナルでもケツ穴に突っ込まれて絶頂アクメ顔でもヒヒヒヒヒヒヒ・・・・メス豚魔女が！！！！！！！俺はマグダラ・ハルジオン・ウィンゼンモルドーレッド卿だぜ。由緒あるマグダラ家の男だ。ガウェインもおランスロットもユーウェインやああっこもおおおおおおおおおおおお！！！！！！！！！ケイモマーリンもおおおおお！パーシヴァルもブルーノも俺の家族だ！此処は俺が、任せられた・・フレアは黙って見てろ。御前がこれ以上俺に物言いならラグナロクが終わったら御前を犯してやる。まだセフィリアとかしてない経験が浅い御前を精液にザーメンを注ぎ孕ませてやる！くっ。退いていろ・・・」

　モルドレッド卿が起き上がって剣を突き刺し血を吐き捨てフレアを退かし前戦に歩み魔剣を抜いた。

　ガウェインの技だがモルドレッド卿の連続剣に連続の拳にKnghitsOFDarknessは劣勢に立たされる。

全身燃え上がる煉獄の焔に燃え揺らぐモルドレッドの起死回生コンボのフルコースにダインも打ち留めだ。

味方のルーラシア兵とヴァチカン兵の死傷者の数はグーングーングーングーングーンドゥーンと増えてフレアも加勢に加わり絶望と思われたがアーヴァンヘルムが旗を掲げエイゼンヴェルグにモン族の民俗が集結し旗を掲げた。

「無駄な血を凪がすな！！！！！流すな！将軍や魔女に負けるな。」

「アーヴァンヘルムか！エラッそうにド淫乱変態メス豚隷奴女帝が私らに敵うモンか！」

「黙れ！」

　この事態に進展があったのはアーヴァンヘルム戦から週が明けて４週間後。

ロキが合流した。

再度巨人族とXVIDEOに力を借り受けロキは戦闘に復帰し黒コートを着て銃を構えた。

《XVIDEOOVERDRIVE解除フルバーストオートモード始動再設定。マスター全艦隊照準完了。オートで自動駆逐準備出来ます。真正で良いですね？》

「ああ。敵は全員ナマでイカせるぞ。・・・・・俺の魂を刻む右腕はヴァルハラ共にある」

《フレアもモルドレッドを逃すな！魔女は最期に真正中出しで絶頂アクメイキ顔フィニッシュで魔女の子宮孕ませてやる。アイツの心を受精しやすくやああっらっ！》

「んじゃ。・・・・俺に作業に映るぜ」

　ロキは息を整え銃口を突き付ける。

《ここが正念場だ。ロキの心も魂を受け継がれる俺もここが最期と心得よう》

　ロキは銃口に火力を充填充満させてフレアを追う。

「んっらった娘を逃すか！？」

　ロキの銃弾をフレアが躰を反り返し反姿勢で剣が飛んできた。

「真分解剣第零形態目覚めよ！！！！！初代皇帝ジェラフバルト卿」

　フレアが今まで使っていたのが分解剣だが面倒にジェラフバーとの愛剣だ。分解され飛んでくる剣を避け交わし銃弾を発射。

「突っ込んでぶち込んで豚が喘げ！チェック」

　ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン

ロキはスコープ越しから姿を現しフレアも地面に居た。

　傷が痛む。

フレアは指揮を続け行いKnghitsOFDarknessはアーヴァンヘルムの宮殿に向かう。

ロキは落ち着き深呼吸を息を整えた。

「クッ。撤退だ！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！」

　銃で天空に放ち赤い信号だ。

ラグナロクに間に合うことが頭で過ぎる。

ダインもボロボロで黒コートは赤い血で染まっていた。

アーヴァンヘルムもこの宮殿最上階の歴代君主の間で凌いでいた。

かつてこの皇帝をド変態のメス豚と思っていたが実際は智天の君主でツヴァイの無事を知りこの国が包囲されている。

ガウェインが前戦から戻り剣を床に置くと倒れ焔が弱まっている。

モルドレッド同様の技を連続フルコンボは正直に躰に応え始め消耗した魔力の回復が間に合わず顔面蒼白で寒気がしたガウェイン卿の休息に撤退を余儀なくするとアーヴァンヘルムは包囲されている。

ルーラシアは眼を閉じて神眼での軍略を打つ。

「成る程。心配は要らない。KnghitsOFDarknessを先陣。私がしんがりをする。ツヴァイ君？君を護衛隊長任ずる。アーヴァンヘルムは君の故郷だ。フレアが指揮を執る前にモルドレッドの首を討つよ。良いか？女帝」

「兵はいくらでも貸す。・・・・・アラルガンドの末裔がこちらに来る」

　アラルガンドとは亡国で既に滅んでいたが一部領土をゴートの孫でヴィクトリアが君主として治めている。

かつてジャック・ウォーカーの時代アラルガンドの騎士団は世界最古最大の博愛主義者の職人石工の騎士団の世に存在していたが今はその騎士団は滅亡している。

アラルガンド最期の王ヴィクトリアが援軍まで時間が係る。

一旦外の要塞ではモルドレッド本体が攻めてきている。

　次々とモルドレッドの騎士団が頑丈に出来ている城塞の門まで押し寄せてきている。

モルドレッドは全ての剣でこの技を無限に使いこなし拳と剣の威力で爆音と燃え上がる城内と崩れ落ちる要塞に未だ身動き出来ない俺達だ。

モルドレッドがセフィリア図一の剣の腕と言われてみれば其れは大当たりだ。

この大技を限りなく遣うモルドレッドと選び抜かれた騎士団の猛攻撃に追い込まれたKnghitsOFDarknessは決心をしにアーヴァンヘルムにルーラシアが密談した。

　ガウェイン卿が立ち上がってレヴァンテインを腰にぶら下げてモルドレッドの本陣に一人で歩み寄り拳の焔がメラメラと燃え上がっている。

「御前に印籠を渡す。これ以上俺等を苦しませるのなら御前事ここでオワコンよ」

「ガウェイン？俺は将軍だ。引き下がるわけにいかねぇ！」

　ガウェインのこの一撃をモロドレッドは遂に燃え上がり全身燃え上がるモルドレッドに側により合いレヴァンテインを握り締めるガウェインにモルドレッドは涙を零しガウェインの手を握った。

モルドレッドは涙を流しながらも燃えるアーヴァンヘルム城の城郭で最期を迎えた。

「斬ってくれ？」

「ああ・・・そうだな・・・あ・ば・よおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお！！！！！！！！！！！！！」

　バアアアアアアアッッッサアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア

モルドレッドの首を討ち果たしたガウェインはモルドレッド卿の剣を拾い上げて押し寄せる騎士団を斬り上げ斬り飛ばし出口を確保していたガウェインであった。

　90000か・・・・・・洪水のように騎士が軍勢をなして来る。

「おまえら聞け！大将の首だ。・・・・・ここから下がれ」

　頭を下げるガウェインに兵達は武器を解除し休戦に持ち掛けた。

その後モルドレッド卿の墓は祖国ベルガモット国ダーインヴァンプ州ウェストセックスの麓に埋葬された。

　時が経ち休戦から２ヶ月後。

アーヴァンヘルムは叛撃の旗を一同掲げた。

「こちらも出番だ。ガウェイン卿はお疲れだ」

「ダイン？話しがあーるぅー」

「ん？」

「何よ・・・殿下」

「うん。昔々にだ。母上と同期好でダイン？母上は強いよ」

「母さん・・・・・ゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッウウウ・・・・」

　アーヴァンヘルムは咳き込み布石を打つ。

「昔エイゼンヴェルグ共にトモの誓いだぞ」

　ダインが聞いたのは共に騎士学校時代の話しだ。

XX40

　今から500年前の頃。

キングが在位の時代にルーラシアもエイボンに付き添われて騎士学校に通い同期でルーラシアが青年時代にエイゼンヴェルグ卿もこの時代に居た。

エイゼンヴェルグはアーヴァンヘルム城塞の一角に居た。

「昔を思い出したって言うの？」

「ああ。そうだ。君は強い・・僕の憧れであった」

「何よ？ルーだって強いしあの頃別人みたいに人斬りだったじゃん」

「それは・・・・過ちだ。人斬りってレベルじゃ済まされない」

「エイン？君だって腕は衰えていない」

「私も」

　エイゼンヴェルグは修道会に出向き十字に祈る。

ルーラシアも咳き込み燃える蒼空に胸を傷める。

KnghitsOFDarknessも再出陣だ。

モルドレッド卿の首を討ち取りフレアが指揮を執る。

「ザイ？」

「何さ。ダイン？アンタは家の隊長だよ。この腕に誓ってね」

「おー、KnghitsOFDarknessは全員大事だぞ。・・・・・・これはこれだぞ。ダインも今となって神を喰らい神を越える喰らう者か。俺等は等々人類創世以前の領域に踏み込んじまった。」

「おっさんに一理ある。ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

「ん？」

「いや・・・いや・・・・・行こうか。」

「待って下さい！！！」

「行きます・・・・・」

　ツヴァイとヒルデガルダの女性もダインは決意を固めた。

「ツヴァイもヒルデガルダも俺が護る。俺が。・・・・・俺はKnghitsOFDarknessを引き継いでおまえらを護るよ。何時だって」

　ダインは剣を腰に差して黒コートに袖を通して城郭の宮殿に移動し帝国の侵攻にアーヴァンヘルムの城まで攻められてきている。

「おっ」

　ザーロックの槍が重くズシンと伝わる。

　アーヴァンヘルムの攻防戦に休戦が長引く。

ダインはKnghitsOFDarknessの旗を白に掲げてフレアの部隊を覗いているとサイラスが来た。

「おい、ちょっまって兄さん」

「ん？サイラスか？サイラスなのか？」

「おうよ」

　サイラスは先の戦で右腕を負傷し腕を隠してここまで来た。

「ラグナロクは始まっている。気を抜かすなよ」

「それはそうだ。セフィリアが居ない」

「帝国に打撃を与えた。心配するな」

「サイラスらしいよ。」

「・・・・・・KnghitsOFDarknessいよいよロストよ」

「そう？」

　ダインは剣を腰に差してサイラスと別れた。

同刻アポフィス内

　セフィリアは玉座に居た。

「ラグナロク？そうか。ジェラフバルト卿の究極破壊魔法見つかったというか？」

「はああっ！」

「これなのか？」

【Ragnarok Welt zerstört Stein Umbau】

兵がセフィリアに献上した古びた石版の箱にラグナロクが眠っている。

「これだよ。世界は」

　星に浮かぶアポフィスで詠唱を唱えるセフィリアは立ち上がって石版の箱を開けてラグナロクはもう迫っている。

《Die Welt versucht auch hier eingraviert leicht spröde zerbröckelt. Ragnarok ist meine Welt beenden. Versuchen Sie, und bringen den Vorhang des letzten Krieges nach unten. Schlafe ich Jerafubaruto Sir》

《Gott ist tot, und geben Sie den Vertrag in meinem Blut und meiner seinem Herzen, wenn die Erinnerung an die Dichtung mit der Hinterlassenschaft des Duells König der Schöpfung des Himmels und der Erde um in kam von der Kaiser Schwert durch Galaxie von Sternen zu überqueren. Gottes genug in meinem eine Person. Das Ende der Sterne, dass mit dem Hammer ist im Himmel und Erde gemacht Divergenz》

《Die Welt Apokalypse beginnt eine vier Ritter, Held der Seele zu Guren Brennen und die Welt endet gebaut wird. Der blaue Stern, um meinen Namen zu Menschheit Genesis machen geschnitzt. Seine unseres Reiches ist Rakuin von Claire King Nachlass von Claire Erfolg ist meine einzige Person》

《Es ist der Overlord Gelübde Namen der Welt zu Sefiria. Ich bin Gott jetzt den Namen der Gründer Sefiria erben. Gott fressenden Welt den Drachen des Himmels und der Erde Divergenz jagen Anbeginn der Zeit》

《Wandernder Stein unanständig Star Princess schneiden durch Vermächtnis der Lagerung und dem Kaiser Königliche Hoheit, sagt Ragnarok die jetzt beginnt. Eruseriusu ist schon tot》

《Die Herrschaft der Könige und Kaiser zu Meister der Welt, die von Ragnarok Schlagen überwacht auf der Grenzlinie Echo wird essen zu einem Gott, ein Gott zu wählen》

《Brechen Flamme des Fegefeuers zu sein verbrannt zu Weltbrand des Himmels und der Erde Klingeln zerstören wird der Flaschengeist eine Kette von dieser Welt hier und jetzt gebunden》

《Widmen Sie den Gott des Universums Baum der Name Sefiria gegeben das Herz ist der Name meines Vaters zu opfern. Seine Zeit war der Kaiser von Blut und Eisen wurde ihre Sünden ausgelöscht》

《Erst jetzt ich Ritter der Tafelrunde Welt ist zwölf Guren der Welt der Apostel das Alter eines Todes Gefolge in das Land der Sterne des Himmels und der Erde Divergenz Anbeginn der Zeit sagen, bis zu wuchern》

《I heart von Jerafubaruto Sir die Erlaubnis der vier großen Magie des Reiches unserer Stahleisen schwächste unbesiegt, lieferte die Gefühle meiner Stahl Eisen zu Ragnarok》

《Isengard Vier magische Schwert von "Stahleisen Herz" Stahl Eisen Blut und Eisen Kaiser》

《Vier Magie "Iron Melody" wirklich genau das eherne Gesetz Gottes HL Aralia ab》

《Hammer aus Stahl》

《Stahl Kaiser》

　セフィリアは自分が神世界の救世主としてこの星を見上げていた。

セフィリアは神と化す。

神世界を創る為にもラグナロクが一気に迫り来る。

星が燃え上がり光輝きセフィリアはラグナロクをエルセリウスとネルセリウスに放ったのだ。

「ハッハハハハハハハハハハハハハハハ・・・・・ハッハハハハハハハハハハハハハハハ」

　笑う皇帝セフィリアは刀に手を伸ばしラグナロクが猛スピードでこの世界に迫っている。

「終わりだ」

「・・・・・ゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッウウウ・・・・」

　この世界の終わりに近付く終焉に刻まれる星の記憶。

噎せ返る生き延びた兵だ。

セフィリアに跪き鋼鐵の帝国の旗が燃えていた。

幾多の数多の戦場に散って血飛沫の旗を手に取りセフィリアは深呼吸した。

「御苦労だ。後のことは自分がする。御前等は下がっていろ」

「はっ」

　帝国の叛撃には言えないが、８割を喪う辛さにセフィリアも憔悴しきっていた。

「モルドレッド卿も智将らしく死んだ。遺すのはジェネラル・ゲシュタルヴィアニム・ルージュ卿ただ一人か。ルージュ卿は血の将軍ある意味怖ろしい人間の姿をしたモンスターだ。」

「セフィリア様？」

「あっ。SEKAI NO OWARIに乾杯。献杯。」

　ワイングラスで乾杯するセフィリアは落ち着いてエルセリウスとネルセリウスの崩壊が始まっていた。

この時にいよいよ崩壊が始まる瞬間にKnghitsOFDarknessは旗を掲げた。

「御前等？ラグナロクを止めるぞ。」

「そらっ。来たぞ」

「うん。流石だね。ラグナロクは最悪の魔法。ダイン？準備出来ているぞ」

「おうよ。っ。行くか」

　ダインもこの異変には流石に気づき剣を腰に差してアーヴァンヘルムの外に出た。

「ラグナロクを止めるぞ！！！！！！！！！！！！！！」

　この星自体呑み込む魔法だ。

バルムンクとアロンディーンを抜きモード統べて全解放した。

危険に伴い危ない賭だがここで食い止める。

「真正中出(Echt Creampie)滅神滅魔(Aus Gott Miemo)創世(Genese)・・・・・・モード・・・・頼むわ」

《おい。ここでまさかの展開だぜ。ダインよ。星の遺跡でのことを思ってだ。ラグナロクは魔法という中でも最上級・・・・真正中出程リスキーハスキーはねぇーっぞ！！！！！！》

《ダイン？それはそうだけど私はお姉ちゃんに誓ってアンタを護り続けたよ。でもさ。ダインもモードを覚えた。ラグナロクを斬れるのか？》

「ナンセンス、やってやらぁー」

「そうかい。そうかい。そうかい」

　サイラスが居た。分解剣の使い手でKnghitsOFDarknessの旗を掲げた。

「んじゃー、いきまひょ」

「ヘヘヘヘヘヘヘ」

　ガウェイン卿は焔を得て以降フルパワーだ。

ガウェイン卿自身モルドレッド卿の首を刎ねてからは同志が誰も居ない世界でただ一人レヴァンテインを継ぐ人間としてKnghitsOFDarknessの旗を掲げる。

「君ら準備出来たか？向かうよ」

「はい！」

　是で準備出来た。

今から行くのはラグナロク本体だ。

　帝國暦74年末

アーヴァンヘルムの山道を抜けガンダルディキアの星の門に行き時空転移空間ゲートでアポフィスのラグナロクに着いた。

「ここがラグナロク？エ？」

「星自体を呑み込む言わば星だ。俺らは星に居る。星の中心軸にラグナロクが眠り今この瞬間でも目覚めるつもりだぜ。さっ」

　星の道を進みダインも剣を抜き敵を斬り飛ばしラグナロクを目指す。

「想いだよ。想いね」

　ザーロックもザイもツヴァイにヒルデガルダも支え合っていき生きて居るのだから。ダイン・ヴェスタニエの剣がラグナロクを目指す。

「うっおらあああああああああああああああああああああああああああああああああ」

　敵を斬り、斬り上げ、斬り飛ばし、ラグナロクは星自体で宇宙空間の軸に星が呑み込む。

「真正滅神天昇鬼覇“鬼神煉獄千本桜一戦”」

　ザイの刀が門が開き煉獄の焔に宿る千の刀で敵を斬り飛ばし一直線にラグナロクを目指した。

ラグナロク

　星が廻り星の動きにラグナロクの声が聞こえる。

セフィリアは神世界の救世主として創造主がこの星にいよいよ決着を迎える。

KnghitsOFDarknessが突き進み最深部に到着するとセフィリアが立っていた。

「ん？来たのか？」

「来たさ。・・・・・・終わりにする問題よ」

「ならば、全力で来い」

「モード全解放・・・・モードバスターチェンジ」

《我が鋼鉄の意志に帝国は偉大なる王国に我が魂よセフィリア》

「御意。初代皇帝セフィリア･アノンレッド･ジェラフバルト卿」

《昔。俺の幼名がセフィリアだった。魔導士なってからだジェラフバルトの名を名乗ったが切っ掛けで実の子に会えたぞ》

「ハッ？誰に言ってるのよ。俺は違うよ」

《ここで互いの血脈が終わり神世界が目前なのだ！！！！！》

「ジェラフバルト卿参ります。モード全解放モードチェンジモードフルバスター」

「クレアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！」

《耳元で怒鳴るアホが居るか？聞こえ取るがな。アホ。ダインよ。行くぜ。クレアの名の下に創世の剣術と双星の王に創造とこの手に想いを込めておめぇーをここに認めるぜッ！！》

「双星の剣・・・・おらああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

「天魔(Heavenly Dämon)絶勝刃(Atemberaubende Aussicht Klinge)」

　セフィリアの刀が夢幻の残像に斬り込まれながらも上空に垂直に斬られる斬空の一撃がダインも双剣で持ち堪える。

「真正天照(Echt Amaterasu)銀腕(Arme aus Silber)・銃皇銃神(Gott Kaiser von gun gun)獅子王(der Löwe)獣拳(Fist of the beast)！！！！！！！！！！！」

　ダインの鋼鐵の銀の腕がセフィリアを突き飛ばし地面に叩き落とし内蔵粉砕！骨も砕け散り這い蹲るセフィリアはダインのアガートラームで脳しんとうで動けない。

　セフィリアを追い詰め刀で起き上がり息を整える。

「創世剣・NOAHゼロモードオーバー・・・・・」

　黄金に輝く剣を手にダインはセフィリアの首筋に押し当てるとクレアとジュリアの力がダインを媒介通して漲ってくる。

「うっらあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

「おらああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

「らあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

「うらああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

　攻防戦が続き剣戟と拳にダイン・ヴェスタニエとセフィリアの攻撃を繰り返しボロボロに血飛沫が飛び散る中ダインはモード全解放で神を喰らう一撃でラグナロクを食い止めるが、セフィリアが刀を地面に突き刺して自分の心臓に手を押さえ込み強く押し込みラグナロクの始まりだ。

「終わりダアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」

「ラ・グ・ナ・ロ・クッウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ」

　セフィリアが魔法がこの両世界を呑み込み次元を吸収し一つの宇宙が開かれた。

「野郎だ！」

　ダインが剣を構えるとセフィリアも次元に消えていった。

「遅れて御免。さっ」

　ルーラシアが蒼天八極神とヴィヴィアンがエルセリウスとネルセリウスの各国と一つの世界の四大魔法が爆裂！炸裂！

「太陽の心臓(Das Herz der Sonne)！」

　ルーラシアの国技だ。

大気中の素粒子や粒子を圧縮させて光輝き太陽の熱さと太陽の遺志と想いが斬撃とその剣のエネルギーに統べる世界の覇王の王の剣がラグナロク正面から地表に貫く柱で押さえ込む是こそルーラシアが持つ心臓の威力だ。

「太陽の鉄槌(Hammer von der Sonne)！！！！」

　ルーラシアの拳が魔法を貫き大地が隆起し太陽の壁がクッションとしてラグナロクを食い止める。

「太陽の旋律(Melody von der Sonne)！！！！！！！！！！！！！」

　宙に響く奇跡の光りが人々を強く奮い立たせ、閃光と太陽が宙から解き放ち大爆発で次元を消失させた。

ルーラシアも持てる力で世界を護る為にルーラシアは起き上がって剣を抜き自分の国旗を地面に突き刺し旗が靡く。

「太陽の法(Gesetz der Sonne)」

　太陽の法が統べるKnghitsOFDarknessに活力と魔力を与えラグナロク直面の最中にルーラシアが持ち堪える。

「焔獄(Hölle einer Flamme)帝皇の法(Gesetz der Kaiser Kaiser)」

　ベルガモット王は燃える焔の遺志と自国のルールが世界を焔で囲み焔がレヴァンテインを構える姿がこの危機にベルガモット王の自分の焔を倍上がれ膨れ上がり焔を高めてその手に拳と剣が焔をぶっつけてラグナロクが焔で相殺。

「焔獄の(Des Gefängnisses der Flamme)心臓(Herz)蒼空千神(Blauer Himmel tausend Gott)」

　神に誓う晴れ渡る大空の焔がベルガモットに焔の翼が生えてこの能力の重さと足を踏み込んで剣で裁きラグナロクに勝てる意識が無い中での王の威厳が剣で押さえ込むがラグナロクが全てを飲み込む。

「焔獄の双星(Twin Star Gefängnis von Flamm)武神(Gott der Kriegskunst )覇王斬(Overlord erhöhen das Schwert)」

　双星に導かれ聖霊との焔がベルガモットの燃える剣が隕石を斬り唾を吐き力を燃え上がる拳がベルガモット王は睨み付けて刃を逆さに宇宙に亀裂を発生させた。

「焔獄の(Gefängnis der Flamme)鋼鐵掟(HaganeTetsuokite)」

　ベルガモットが十字に祈りポケットから石版を地面に置いた。

焔が燃え上がる中ベルガモットの剣でラグナロクをぶった斬る。

「銀腕の法(Gesetz der Silber des Arms)」

「銀腕の心臓(Silber Arm des Herzens)」

　今までダインは父親のアガートラームの銀腕の心臓が動く限り目に見えぬ幻想と幻影に虚構の大剣を抜きラグナロクを瞬間で斬り、瞬間で飛び移り拳から爆発の威力が貫きラグナロクを真空に真っ二つ。・・・・・・・ダインも後ろだが父親の背中を見て涙した。

「銀腕の(Silber Arm)創世(Genese)双星剣(Double Star-Schwert)」

　アガートラームの銀腕の拳から剣を握り華麗に剣戟を舞いラグナロクが側まで迫ってきている。

「銀腕の(Silber Arm)紅蓮龍牙(HL Aralia)」

　ルーラシア･アガートラーム･ベルガモットの三名が自国最大秘匿究極魔法がラグナロクから世界を護るために民が一同に心を繋げて闘う。

ダインは動けずに這い蹲って身動き出来ずにラグナロクの威力がすぐ側に迫ってきている。

「ダイン！！！おんぶするよ」

「ハッ・・・アアッ・・アアア」

　ツヴァイに抱かれて背負わされてゲート前に着くとラグナロクの次元球種でアポフィスを核とする第３の宇宙軸でこの世界は創られた。

アーヴァンヘルムとエイゼンヴェルグとダーヴァンベルグの三名がスタンバイをザーロックの遺志を継ぐ最期のコパン王家の継承魂を刻み焔を継ぐ右腕のザーロックが槍を構えた。

「御前等に言う。俺は風の男だ。大蛇の刺青が俺の男の背中に刻まれてある。・・・・・・コパン家の誇りだの言われるのはここでハッキリと俺が魅せしめる。」

　ザーロックの槍に風を纏い腕に力を溜めつつ眼を閉じて直面するラグナロクにザーロックの拳に魔法が一時耐えきれずに分散拡散し次元崩壊が起こり始めた。

「ダメだ！・・・・・・ラグナロクが起こっては・・・・」

　腰を抜かすザーロックに転移ゲートが開きロキが銃口をラグナロクに照準を照らし目を凝らしリロード・充填・装填後に遺った残弾を統べてフェンリルに弾をカートリッジに装填させた。

ロキがギリギリ間に合い最期の神としての責任を勤め上げるのにラグナロク共に終わる覚悟は出来ている。

「XVIDEOGRANDORDERZEROモードフルバスター！！！！！！！！！！！！！最期にドピュッ！と何十発何百発何千発も孕まセックスでテメェ等を子宮に直接直噴させ受精させてやる、ラグナロクはもう迫っている。御前等だけでも生きろ！生きろ！！！！！！！っっこでやらなけりゃ男じゃねぇ！俺はロキ・ラタトスクだ。裏切り悪戯神聖霊王のマット路が・・・・末路に相応しいよ」

「ざ・・・ざあああ・・・・・・ぅ・・・ざっううつ・・・・・ざけんな！」

　ダインが気づきロキの手を掴み剣を抜く。ツヴァイを突き放しダインが起き上がって足で背中を蹴り上げてツヴァイを突き放し上空で剣を構える。

「先に行け！ロキを連れて行く」

「イヤよ、イヤよ、イヤヨ、イヤヨ、イヤイヤイヤイヤアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア！！！！！！！！！」

　泣き叫び急いで引き返すツヴァイをザイが引き留める。

ジパングが来て刀を二本手に構えてこの難局にジパングも煙管を咥えて刀を鬼覇に纏い天照を具現化するのに時間が係る。

「やれやれだぜ。倅を見ていろ」

「ジパングサン！

　刀を抜きラグナロクの軌道に斬るジパングの刀が魔法に跳ね返るとロキとダインは手をたたき合わせ、互いに武器を構える。

「ハッハハハハハハハハハハハハハハハ・・・・・ハッハハハハハハハハハハハハハハハハッハハハハハハハハハハハハハハハ」

「何が可笑しい？」

「死ぬって事さ。ラグナロクは星を喰らう魔法だ。人間も粒子送りが」

　ロキはフェンリルの銃口にチャージしたエネルギーを放つのに時間を要する。

「幾度も俺の肉棒はピンピンしている！！！！！！！起っている！！！！！！！！ラグナロクとは不思議な縁だ。大昔俺は父を裏切った。クソが。ここで終わらせるぞ。ロキ・ラタトスクの王の名を忘れるな。死ぬ前に巨乳人妻・水着美女にハメハメてヘヴンで逝くでも叶うこともねぇ。一回はぶっかけでも！フェラでも！おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ！！！！！！！！！！リアルに俺は死ぬ運命でも受け入れるが、この魔法は神のみぞぶっ壊せる！俺汁ブシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」

　ロキは空元気でもその目に宿る闘志は消えてなかった。

ハイタッチしダインの背中に直撃は免れないラグナロクは星自体を呑み込む最終魔法。ダインはその剣を持つ事から運命は定まっていた。

《いよいよグッバイエンディングだぜ。ダインよ》

《やれやれだぜ。もーう、この場合では無理強いよ》

「わってりょ」

　ダインは剣を構える。

ラグナロクが星を呑み込み次元崩壊とエルセリウスのゲートから届く防衛魔法が食い止めるが、KnghitsOFDarknessが引き返した。

「ダイン俺も力を貸す」

「サンキュー、サンキュー、おおきにおおきにおおきに」

　ロキも生唾を呑み眼を睨みラグナロクを中心核を察すると引き金を強く引いた。

「超獣神(Gott der Super-Tier)獣王獅子(Löwe König der Tiere)真正本中(Wahre in dieser)膣喪失弾(Vaginal Verlust Kugel)《悪戯聖霊王(Mischief Heiligen Geist König)魂神(Seele Gott)涙虹(Tränen des Regenbogens )白心(Weiß Herz)龍神覇王(Drachengott Overlord )武(Gott der Kriegskunst )神覇弾(Kugel des Vorrangs der Gott)》」

　ロキの銃弾がラグナロクをぶち抜くと同時に強力な宇宙での爆発が全身に素粒子もダークマターでの重力波が次元を伝わりこの強力な大爆発が全てを全員に襲い未だ知らぬ別世界の宇宙に呑み込まれKnghitsOFDarknessもロキもラグナロクを終わらせたのだがその代償は彼等を生死不明という結末を迎え撃った。

　ロキ最期の真正本中の銃弾がラグナロクをぶち抜きラグナロクが収まり宇宙での大爆発と全てを飲み込んだ影響でゲートが壊れKnghitsOFDarknessとロキはこの大爆発に呑み込まれて生死不明。

世界の半分を喪うことに事が済んだのだが、この事で・・・世界は機能を失ったのだ。

　帝國暦75年・・・・・KnghitsOFDarknessの最期が近付いていた。

1年後の事だ。

　海岸に流れ着き互いに抱き合う形で漂流したダインとツヴァイは意識だけはしっかり持っていたがこの世界での海岸で腰を下ろし焚き火で火に当たっていた。

「・・・ツヴァイ？躰に障る。火に居れ」

「ど・・・どお・・どうしたの？急に」

「あっ・・・俺等二人だし。御前と是が終わり次第子供が欲しいと思ってね」

「ウウウッソオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ！！！！！！！！」

　白目向きの顔面蒼白だ。

ダインがツヴァイの手を握り首にぶら下げている純金の指輪をツヴァイの薬指にはメテ近くの漁師部屋の藁を敷き二人は温まった躰を裸で強く抱きしめた。

「ダメだ。これ以降は闘い終わってから。今は躰で抱きしめよう」

「うん・・・・みんな大丈夫？」

「生きて居るよ。

「うん」

　夜が明けてダインとツヴァイは服を着て海岸から出るのに舟を作り筏で大海原を当てもなく突き進み数十時間後に湊町に着いた。

「ここは？」

「マアアアアアアアアアアア・・・・・・・マアアアアアアア・・・・・・マーデル・リンク！」

「おう」

「さて。ここから俺達の叛撃だ。逝こうぜ」

　KnghitsOFDarknessの歴史に刻まれる英雄ダイン・ヴェスタニエ最期の冒険がここで始まりを迎える。

ツヴァイを抱きしめダインはKnghitsOFDarknessを捜し宿敵セフィリアを倒す為にいよいよKnghitsOFDarknessの終わりが来るのであった。

「俺はセフィリアを斃すよ」

「うん」

　こうしてマーデル・リンクからルーラシアに向かった。

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次のエピソード第16話最終章俺達が・・・俺達が・・・･最凶で・・・最高のKnghitsOFDarknessだ！

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