第49話断章マギア・ザ・ファヴラヌス

 ハーディアスの指揮によるテゥエルターナー大戦大戦時神々に勝利をもたらし人類が封印指定に定めた7つの兵器。

 その誕生をここに記し。

 始まりは、ジュリアたち創世の神々。

 クレア・ジュリア・ティア・ヒトミ・ディヴェルア・イオラヌス・マギア・カオス・アヌンナキ・バシャール・グレイがこの世界の枠組み。

 天体で言う地球・火星・土星・木星・金星・水星・冥王星・天王星・海王星・太陽の形成に近い。

 7つの兵器はテゥエルターナー大戦に勝つために、クレアが指揮した。

『寿命』クレアが建造した黒き弾丸。真紅の焔を纏い『寿命』がある有機物可

『測定』イオラヌスが命じた天秤。『有罪(有益)』『無罪(無益)』と測る匣

『観測』ヒトミが指揮した概念干渉の平衡次元の魔術師式望遠鏡。

『事象』カオスが定め混沌の眼。宇宙全体を見渡す眼。

『生命』ジュリアが建造した『生命』を絶つ黒き刃。

『死』ティアが認めた『死』生命を終わらす七天の盾と円環の檻。

『起源』アヌンナキの神々の祖の船。全てを制御可能。種である。

 7つの概念兵器は『寿命』『測定』『観測』『事象』『生命』『死』『起源』それらを撃ち落とし神を射抜き存在の理を消す有り得ない事象干渉の兵器。

 まだ

 ジュリアたちが、人間に意図的な目的はあったかもしれない。

 人類の誕生は神々と名乗るアヌンナキからきており、宇宙から飛来した生命体が人としての命を与えられた。

 テゥエルターナー大戦の最初は、第一世代の神々とそれに反対する神の巨神の争い。巨神たちがこの宙を支配するのに産み落とされた怪物たちと半神半人の英雄の形成。

 ジュリア「偉大なる空の王よ、宙の形。虚の形。星の形。地の形。王の箱よ。我々は星により生まれ異星の異形の神の種也。人類の未来は可の星を守ること」

 ディヴェルア「姉上の思考はどうかしている。なぜ?姉上はそこまで人類にこだわるのですか?」

 ジュリア「人が恋しいのよ。我々はニビルの民。ニビル崩壊後この銀河の何千光年恒星や惑星はまだ脆い。地球というまだ見る星に私は託したい」

 イオラヌス「ジュリア姉さまにご一報。兵器の持ち出しと許可を下りました。これで破神は出来ましょう」

 イオラヌスは背丈が高く鼻筋が高い現在のダーヴァンヴェルグ大陸に住む天空の民の始祖。高い知識量と状況判断が秀でてるジュリアの兄。ニビルに居た頃は、庭園の神殿に暮らしていたが現在はニビル崩壊後はアヌンナキの船に居る。

 アヌンナキのエンキとエンリルの兄弟がいる。二人ともう意識が高く、喧嘩は続くが神でもその兄弟愛と絆の高さは破られない。

 エンキ「例のアレでしたらもう90%終わってますよ。実験も高軌道段階で神を殺す黒き弾丸は見る者は恐怖に震え上げます。ジュリア様」

 ジュリア「クレアを呼んで来いクレアだと。私の妹だ。クレアは私の愛だ!何故、そこに愛っ!クレアの依頼だ。地球まであいつらが支配とかぁ護免だぜ」

 ジュリアの言うアイツラとは第一世代の神々の親ともいえるニビル崩壊を招いた他の天体の宇宙生物。詳しくは巨神や怪物だ。本来なら他の天体領域の宇宙生物は生存できないのだが、ジュリアの父の神々が人類と宙を支配するのに、水星と結婚した食し侵食固有結界でアルティメットな外殻の星が生まれた。

 ”キュベレイ”と呼んでいる。いや・・・・正しくこの定説ならこう呼ばれている””黒き箱”と。アレは人が神ですらも存在を黙認したいアレだ。それがニビルを食った。捕食したといった方がいい。

 黒き箱はクババとアヌンナキの兄弟では言う。それが飛来しこの地球上の全生命体を捕食した挙句究極の生命知能として”知恵”の正体であり、知恵の意思そのもの。ジュリアたちはそのクババを撃ち落とすのに7つの兵器の許可を下りて建造し、アヌンナキの船に乗船。エンキとエンリルも協力が下りている。

 エンリル「しっかし、姉様達には頭が下げられないぜ。アレを捉えてこの星から消すなんていまだにこの銀河の何万光年何千後年の星の者でも出来ない偉業だぜ。クハハハハハハハハハハ」

「そうでもないけどね。兄さんたち、もっと見てみよう」

 エンキだ。エンキは母であるティアマトのアヌだ。アヌとアヌスの遺志を継いでいる。地球ではなく月に目視していたが、エンリルは反対した。

「なぜ?月にこだわる。月はまだ住める環境じゃない。この船に乗っている神々はどうする?」

「嫌なら、僕だけも月に卸して。それがいい。月にはまだ可能性がある。母様が目覚めたその時にあれを抑え込める。ムーンシュートだよ。兄さん」

「な?あぁん?ムーンシュートだぁ?月に撃ち落とすのか?」

「意味が分かってないね。アレが目を覚ますのに時間もない。生き残りを賭けた人類が僕たちの船に乗れるにも上限もある。そこでだよ。月に巨大な砲台を創るのはどうかな?今度、アレが来ても、撃ち落とせるだけの威力はある」

 そもそも星と星を繋ぎ止める星間山脈のニビルが撃ち落とされ、遺された神々も巨神と手を組んだ。巨神との争いがテゥエルターナー大戦の始まりだ。

 ジュリアは容姿としてダイン・ヴェスタニエの女性版だともいわれている。それゆえなのかグノーシス主義の地母神信仰がこの星より飛来して芽吹き始めた。ジュリアたちは自分らの”遺志”Dの意志・Jの意志・Vの意志・Mの意志・Tの意志・Hの意志など遺したこのアヌンナキの船では。ヴェスタニエ家とウォーカー家でなぜDとVが多いのもすでに決められていた。

ジュリアとクレアが作戦の指揮を伝える。

7つの兵器が船に乗せられ、説明も配られた。

「しっかり、ばちこい読んでくれ。一回もミスられねぇぜ。例のアレを侵食率10000%もマジラブな環境にさせねぇ。MCAだ。モニカともいう。モーギュスト・オリジナル・アルファ・・・ッスゥー、ってね。アレを撃つ。親父たちは星を食う。喰らうバケモノも星と見ない。エンキ、エンリル、おまえら知恵を貸せ。知恵の神などと信用しないが一時的にティアマトの種を借りる」

 ティアマトの種とは彗星。彗星の欠片をジュリアに手渡して、バスター・クレアバレルの粒子砲と荷電粒子砲のシュミレーター通りだ。星の生命をこの粒子に還る。クレアが操舵室から降りてきた。

「姉ちゃん、おっはー、アレの同調ッてイイ感じ?シンクロニシティーってところか。絶頂も潮吹きもどっこいどっこいさ。イク回数とイカされる回数も微々たるもんさ。まぁ、姉ちゃんを信じるよ」

「信頼される姉で何よりだ。テゥエルターナー大戦は始まっている。星の生命源を回帰させる。神代回帰の手順はここの顔を見せろ。英雄」

 ジュリアがこの船にひそかに隠していた荷物とは、ニビルの英雄。ヴァーミリオン・ヴァン・フォン・ジャック・トリギメストォリオン・ウォーカーだ。ヴァーミリオンは惑星原初の始まりの英雄。ルヴィアが生まれる前だ。ジュリアの子ではなく、マギアの子だ。マギアが惑星事象干渉量子転移システムのデータを読み取り、再構築して生まれたのがヴァーミリオンだ。最初の人間の存在。聖書など表向きではアダムがヴァーミリオンだ。イヴ?イヴが誰だろうとあるが、イヴはジュリアになる。この場合幾度の干渉が提言されているが、ヴァーミリオンのウォーカー家の血筋が色濃く残るのはジュリアだ。つまり、Jの意志だ。

 ディヴェルアは龍の子。龍でありながら人の王として星の守護者。航海の神様。ティアの弟。ティアは海と豊穣と雷と嵐の神様。それゆえ、天文上航海の間守り人。ディヴェルアは兵器についてをどやかく言わなかった。

「姉上たちの意見だ。まぁ従うだけだがな。俺は俺。意思が変わらない。」

 天地乖離に原初の海と空を誕生させ、ディヴェルアの姉が創世の星子ジュリアとクレアだ。JULIAとCREAだ。この名前が本来星の叡智により、アヌンナキの民としてニビルの再来とブラック・シュートの計画で例のアレを終わらす。神と人が共に歩みそして人類が神としてその生命体の器がアレを滅ぼす。肉体という概念がない今、魂の定着はアレを撃ち落としその残骸にある。

 イエス・キリストの再来と救世主がこの世界に存在すのと、聖ヨハネの頭蓋骨でその血を飲み干して、テンプル騎士団・聖ヨハネ騎士団・キリスト騎士団はその燈火が消えなかった。未来に託し、人理に刻まれる楔としてすでにこの星では決められていた。

「じゃぁ、準備に取り掛かるぞ。航路の座標を出してくれ、エンリル」

「了解と」

 エンリルが座標を出す。ジュリアとクレアが船の下に行き、箱を出す。箱から灰色の顔がデカい眼がクリっとした生命体が無言ながらジュリアの眼を見る。

「我が母愛しきアヌの子らよ。グレイだっけ?お前たちも準備に取り組め。これより星の戦いと星の生命を守る戦争だ。馬鹿野郎は今日野郎だ。テヘッ」

 グレイが行動する。船内は忙しく兵器の同調とシンクロ率の環境動作に追われていた。機会に接続サーバーを確立。OSからインストールしてトリストメギスに最干渉再接続。OSよサーバーをヘルメスに確認したエンキ。

「ヘルメスの異常なし。さぁ、ニビルが誇る神々に頭脳と錬金術師のお出ましだ!クレアさ!クレアさん!!!!!!!!!ヘルメス起動確認。航路の座標展開。サーバーにアップロード。今、映し出されている座標が視えたらサイン出してください」

 クレアがbとサインを出す。イオラヌスとマギアとカオスも動き出す。カオスの眼は全てを見る虚空の虚構の真理にその眼は息する。ヘルメスの親であり、ヘルメスをその眼で殺したカオス。原初の今冬はその星を照らす眼として息子の頭脳と其の起動確認の座標は今ではこの星七天すべてを繋ぎ合わしている。

 相手の死が確認できたら撃つ覚悟が伴う。クレアがその黒き弾丸に照準を照らし出す。

「バスター・クレアバレルの同調律5000%到達。さぁ、んじゃっ!ヘルメス最干渉ヘルメス再接続OS繋げぇ。サーバーに維持。アレの寿命及び星の生命反応3000・・・・5000・・・・・900000・・・・100000000000ッ!ぶちこんでやるぜ、ぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!オラッ、起動確認。最大出力荷電粒子砲最展開。狙い撃つぜ、アレの終わりが視えたお前らの星の寿命観測。狙い撃つぜ。」

 放たれた一撃に火が吹き、黒き弾丸は光の速さで加速して真紅の焔を纏い彗星を覆っていた巨大な1万2千平方センチメートルの巨大な黒き箱を直撃しアレが砕け散った。クレアが放った弾丸が彗星の箱を撃ち落とした。

 例のアレが巨神の一部であるなら、間違えるはずもない。

 星の生まれる刻の告げる創世の使者。ジュリアの父にしてアヌを裏切りニビルを喰らった巨神の王と破滅の星の破神の怪物たち。

 テゥエルターナー大戦開始。

 アヌンナキの船はエンジンブーストに倍加速。タイムシフトのレイシフトを試みる。パラドックスパラダイスシフトのタイムを超えることもエンジンが持つかどうかだ。エンキとエンリルの兄弟たちが決意を固める。

 バシャールの惑星干渉次元上昇のエンチャント、チャネリング開始。飛来した生命体と同期の侵食率と同期のテスト。バシャールにより宇宙飛来したあんな期の子供たちは地球環境にシステムを構築。住める肉体として最初に大西洋の海域。それよりも西に位置する半島。現在のトルコのアナトリア半島にバシャールはギョペクリ・テペを建設。宗教儀礼のモデルハウス。その後現在のイラン・イラクのウルあたり。ウルクにてシュメールが発足。優れた文明と世界最古の都市国家と天文学の民としてこのシュメールの民こそ先遣隊として来たアヌンナキである。

 戦争が始まり、ジュリアが戦線に立つ。

 ジュリアたちがその叛旗の象徴。「いまだ!立ち上がれ星々よ!生まれる星よ!我はアヌ神の子ジュリアなり!!!!!!!!アヌ神の子供たちよ、今だからこそこの宇宙と地球は我々が守護せねばならない。巨神を討つぞ。ヴァーミリオン、戦闘許可を出す。思う存分暴れて来い、思う存分あばれる君して恋」

 小さな合図かもしれないが。この合図をきっかけに動き出さすエンキとエンリル。超高文明海洋宇宙機神国家のアトランティスも協力してくれることに。

 アトランティスの技術開発部門とこの地球の内核と外殻にエルセリウスとネルセリウスの門を創る。これがKnghitsOfDarknessによる神話の最初。エルセリウスはこの星の内核。外殻はネルセリウス。

 イオラヌスも腰を上げる。

「始まっちゃいましたか。アトランティスはチャンネルを表示。指示厨はウチらとて、こちからする。巨神の動きに注目だ。1万2千年間もマギアの話じゃ済まされねぇよ。ニビルの枯渇したこの遊星は危険だ。空より飛来した恐怖の白い巨神の四肢と胴体に目を凝らせ。うむ。」

 イオラヌスが迷彩色のフードを被って銀箱から出す巨大な黒い剣。ニビルの終わりから持ち出した剣。ヘファイストスに何度も鍛え直された神々の代物。黒い剣を担いで自席に腰を下ろす。

「それ、なんすか?」

「あぁ、こいつ?こいつは・・・・星を斬る剣だ。星が生まれる瞬間にこの剣で刺す。ジュリアの出番ぐらい俺が姉さまに足手まといは許されないからね」

「エンキ、エンキッ!集中しろ。優勢と巨神を確認。モニカの照準動確認。ンンンンンンンンンンンンンン・・・頭痛くなるぜ。巨神のアクセスをコード入力逆探知開始。アンサモンプログラム解析逆行運河光年創世の接続。エンキ、席代われ」

 エンキに席に代わってもらい巨神にダイレクトにシフト。例のアレだ。アヌ神の外殻に侵食。異星の捕食と神を喰らう星を喰らう白い怪物の巨神に、エンリルが腰を叩く。

 かつて、この星が誕生し地球が太陽系の惑星として生まれたとき星の隕石に落下でクレーターによる大規模爆発のチャネリングが紛れ込んで、バシャールの更新と地球と宇宙の門が出来た。海洋面の一人ぼっちの惑星に我々異星の宇宙人は文明を築いた。それがアトランティスだ。地球正史以前の文明として、宇宙から得た知恵と叡智による超高代先進国家がこの星に存在した。

 それが今だ。ルーラシア大陸の元となっていたローレシア大陸とアナトリア半島に門を設置。ゲートを置いてジグラットにヒトミが座っていた。

 原初以前の戦い。ヒトミが持ち込んでいたのは、『観測』する高次元の望遠鏡。天体干渉と転移による人理式高次元接続型のスコープだ。黒と赤の60000000000平方四系に整えられた可動式の望遠鏡。人理数億年分の転移と次元干渉が可能。”過去”現在””未来”天津の世界にセンテンスできる其の概念魔術望遠鏡の設計と所有者のヒトミ。ジュリアの妹。クレアの姉だ。

 ジグラットに望遠鏡でアヌンナキの船とサーバーでつないだ。

「テステステステステステステス。姉さんたちは聴こえている?聞こえていますか?アトランティスから大変だったぞ。さてBCイエス・キリスト以前のマギア紀白亜紀ジュラ紀の世界で我々はこの星を守護する。来いよ、巨神!」

  ヒトミの子軍神としてこの正史世界の文明以前ではアルス。またの名をアレースという。アルス・レムデシア・コロナ・アビガン・フレン・ハーディアス・マキナ・マギアはヒトミの子。アトランティス統括した後にニビルからオリュンポスの頂に神々の祖を築くのにヒトミはヴァーミリオンと結婚後アルスを産みアルスとの間にフレンが生まれた。アルスとフレンで冥府の門を地球の4000m下に地下の空洞に冥府の門と冥界を管理。巨人であるコロナ・アビガン・レムデシアは、巨人神族代表で七天の守護を命じた。ここ幾年と例のハコ問題を抱えながらも地球にコンタクトしてヒトミの苦悩は計り知れない。

「準備できたら、言ってくれ。軍神の剣と接続に問題ない。出来るだろうに。アルスは私の子だ。姉上もそれを承知だろ?」

「まぁね、あの蒼き雷の軍神マルスは遊星を砕く。うむ。白き怪物が降りてくる前に撃つ。姐さん?姐さんがその土地から接続と承認して」

 ジュリアはその剣を担ぐ。黒き世界の斬撃の魔剣でありながら星が生まれる刻の聖剣。”天桜照断覇星剣”。物理的な量子世界の現実世界の虚数を指定後夢であり、虚空の世界にゼロを斬り、覇を与えその一撃とその範囲のエーテル濃度を最大上昇量子的架空空想空間世界のあらゆる生命的エネルギーを蒸発と素粒子に還る剣であり、ジュリア渾身の『生命』の剪定。人はそれを「無明昇天空覇斬」という。ジュリアは創世の神である前に地球世界でこの星では彼女は大神であり、多くの子供を産んだ。

「さぁ、頼むぞ。迎撃開始。白い怪物をこの星に堕とすな。降りてくる前に星間で討つ。いいな」

「無茶なこと言う。」

 ヒトミは神殿を出て冥界の火を灯す。ハーディアスはフレンの子。冥界を任されオリュンポス12神においてもハーディアスは重要な要だ。フレンは豊穣の神。大地と生命をはぐくみそして大地の地母神の女神信仰の役割を果たしている。

 正史以前の世界1万2千ほど前、それよりも20億年も前になる。地球が誕生し20億年も高度な機械都市である神が支配していた宇宙人の文明アトランティスと神の祖ヒトミが存在していた。造られていた人類史に対して本来の惑星の人理は最早綻びを感じていた。

 宙から降りてきたその白い虚数の虚空の大型の怪物は、現在のダーヴァンヴェルグとアーヴァンヘルムの海域に足を踏み込む。

「準備、討て。砲撃開始。最大火力だ。アルス!アルス!!!!!!!!アルス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!我が愛しき子よ今こそ蒼き雷で怪物を討ちィ堕とせ!っいしゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

 ヒトミの怒号と激が飛ぶ。冥府にそのフードを被り陽の光を浴びた巨神の”アルス”アルスがその剣を振り翳す。

「ARTER・・・・・・うっ・・・・我が軍神の剣よ。主神ジュリアの寵愛を受けた蒼き剣よ、我が生涯に悔いなし!どりゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッ!」

 怪物の頭蓋骨を割く。アルスの力強い言一撃が功を為す。ヒトミが次の作戦をサーバーに接続。受信信号を確認したエンキとエンリル。宙を覆う原初の眼と腕。マギアとマキナに応える。ジュリアとヴァーミリオンに出撃命令が下りる。

アルスの一撃に、白い怪物が”耐性”を会得。

「Vavagnnnyyyyyuuuuuuuuuuuuvaaxtuuugtttaaaaarteherraarher」

聞き取れないのと言意味が分からない。

「Arher・・・・Arther・・・Ureher・・・・Pendoragorn・・・・」

「Arher・・・・Arhter・・・・Artriuhe・・・・うううっがああああああアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」

 白い獣咆哮が全身を人に戻す。霊長類において地球生命体の”災厄”の獣がヒトミにコンタクトする。

「いやはや・・・・いや・・・・ハァー・・・・ッスゥー、いい天気ですね?今宵は月が綺麗だが君たちが先にこの星に住んだ権利を得たのか?僕らとなんだ変わらない言い切る霊長類の権利に僕も混じらせてくれないか?プライミッツマーダーと呼ばれている。真実は何たる普遍化。普遍されて剪定された事象の顛末は趣味じゃないね。選定された君たち人類事霊長類は僕らに手足が及ばない。フハハハハハハハハハハ」

「言いたいことも言えないこんな世の中じゃポイズンだね。GTOの反町演じる鬼塚英吉だよ。ったく、言いたいことも言い切れないこの世の中政治家や総理は碌な話を聞かない。身勝手で自己中な輩ばっかだ。おい、プライミッツマーダーはどうみても偽名の偽物だよ。おいおいおいおい、真実はどっちだ?遊星の獣よ!私が撃ち落とす。」

 望遠鏡の観測を獣の起源と接続し、リセマラされ続けた地球ガチャのSSRを10000000000回繰り返されたこの観測の先、ヒトミが舌打ちする。アルス・フレン・ハーディアスや他の神族も来るのだが、ヒトミが手を上げる。その獣は”己よりも強気喰らう成長する”完全なる規格外のチート級だ。

 ヒトミが黒コートからその剣を召喚する。事象最大転移量子化空擬似人格停止第三段階承認再接続・・・・・ジュリアの黒い剣の一対の兄弟剣バルムンクの原型。オリジナル版のモデルの剣は本来星と星を乖離させる魔剣。この獣をここで撃つ。ジュリアもクレアも通信が入る。

「ジュリア、私はこの星にて終わる。この獣をここに霊長類にいさせては危険だ。死んでもな!テゥエルターナー大戦の原初はここになる!!!!!!神が視よ、祝福し給え!そして示したまえ!ここに我が大神ジュリアの妹が相手致す。」

「ナンセンスだね。僕はね。まったく図体がデカいのと違ってその乳もか。おっぱいに脂肪がいってるの違って頭が空っぽなのか?僕は死ねない。殺せない。何やっても無駄さ。正直なところ、馬鹿馬鹿しい魔術師が聖槍を作って逃げ込んで隠れたのが癪だが。聖槍がないお前に倒せるか?精巣だ!聖槍だ!女だからないよなぁ!?」

「事象に接続。フンフンフンフンフン。上観てみろ。お前に遺された起源は約0かい。この地球でアトランティスで神々のイカル共にしっずめ」

 ヴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン

ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン

バッコゴゴゴゴゴンンンンンンンンンンン

どっぴゅ

ヒトミの勝利だ。白い獣は己自身の比較はできなかった。聖槍がすでにヒトミの手にあった。認識の固定概念を再観測して魔術師が聖槍の数秒前に剪定しており、ヒトミがギリギリの勝利により、今のダーヴァンヴェルグとアーヴァンヘルムの海峡と巨大な穴が出来たという風景だ。その跡地が後に聖域。聖地ガンダルディキアの始まりだ。

アヌンナキの船がこの星に到着し、7つの兵器の場所はそれぞれ秘匿した。唯一この惑星が緊急事態の非常事態の電源を御オフにしてもいいように星の内海に繋がる原初の宙に庭園と華と塔があるだけのブリテン島だけが島の意志で生きている。”島の意思”光に遮られるヒトミはこの地の地上にアトランティスの研究員と共に現在のベルガモット大陸のベルガモット公国の始まり。このブリテン島が非常時に冥界と繋がれる影の世界最果ての妖精卿に転移して量子分野に肉体を天津のセンテンスの世界に生けるように、ハーディアスとフレンに任せた。

「そいつはどーもー、母さん」

「今度はこの島ね。私達は世界に存在でも知られて行けない。」

即効的な問題を提起しよう。アヌンナキの船から降りてきたエンキとエンリルにとってもそこは飽和酸素と血の代償で得た美しき惑星。太陽系3番目の星。地球。

「よぉ、そろーろー、俺には視えるぜ。天使が何の」

「兄ちゃん?ほかの・・・・お前は・・・・うげぇ、お前たちはこの星に何たる計画か?いやー、パンデミックで起こりそうな惑星だ。小僧もアナル零式ぐらいゆるゆるだぜぇ。エンキ、照れ臭くなるね。この星は持続的に欠けている。」

 エンキとエンリルの血を継ぐものも降りてきた。ヴァーミリオン・ウォーカーはフードをかぶりリセマラされたこの惑星でヒトミは肩の荷をおろした。

「クレアさん?クレアさんは?あの人、マジでどこで見失った?クレアさん、魔術兵器を担いだ状態で降りたの?」

 アトランティスの海域からこの星が20億年も前正史世界の有史以前の文明の大陸は海に浮かんでいた。ブリテン島だけが島の意志で生きている。

クレアの子マドゥケウス・クィリヌス・クリストス・ティエウムスルスがルーラシアの西の大陸に山脈と地形を国造りした。

ジュリアの子は天地開祖の神々と人間の半神半人の英雄が8000000000人。八百万のいるとされている。Dの意志で世界皇帝なんザの地位など興味なかったのだが、これだけ英雄譚の中でヴェスタニエ家も例外ではない。

 ジュリアの子供で、ダイン達のヴェスタニエ家の創始にルヴィアが居るが、ルヴィアの血縁にジュリアの血が直の本筋だ。ウォーカー家はジュリアとクレアの混血だが、ヴァーミリオンがどうしてこの地に来たのか7つの兵器に関して各地に埋葬した。

 テゥエルターナー大戦がそれから100000000000年繰り返され、神の時代は突然終わる。

アヌンナキの民から人類が誕生し、知恵を与えたのがクババだ。まるっと!我々の理にこの戦争が愛を知る者。愛を与えて今、この世界が最大の危機に瀕しているからこそ・・・・・

ジュリアは最期神に勝ち抜き、人に昇華する。

「ゴホッ、ゴホッ・・・ウギッ・・・ヌオン・・・ハァ・・・神はいない。我々の勝利だ。多くの子供と同志を失った。」

剣を地面に突き刺して倒れ込む。主神を失うのも痛い話だが、この地球のエルセリウスは繁栄した。ブリテン島の上にベルガモットを国生みしたのもブリテン島の非常時に”アレ”を撃てるからだ。

「姉上、来たのですか?」

「うむ。クレア、クレアよ、よく来た。ガンダルディキアは?バレルなっ!アレダ。アレっ!聖域に隠したのはいざという時だ。モニカぁっ、アアアッー!ウグッ、痛むな。」

 最果てのこのジュリアとクレアとヒトミが3神が揃い、7つの兵器が万一にもモニカに奪われ”アレ”が襲い掛かり、最期の人類の希望としてこの星のライフがゼロになった場合ブリテン島の意思が其の装置として、”アレ”を殺す槍が誕生する。

「クレアアアアアアッ!おまえは、おめぇーよっ、ブリテン島に行け!ブリテン島の持続はこの星では明らかにない。”乱数区域”アヴァロンに問題が予測不能な事態になった場合この方法で制御してくれ」

「姉さま。かしこまりました」

「ヒトミ!お前は遺れ。最果てでの死闘の際にお前も見ただろ?アレだぜ。これから世界の機関としてお前が命じろ。ビルダーバーグだ!世界は我々の命あってだ!いいな、ヒトミ、ヒトミッ!!!!!!!!!!!!!世界の最果ての光に覆われたこの島自体が生命種の木の大樹の宇宙の源だ。KnghitsOfDarknessたちも、気付いたか?世界の管理者のエスタンスの起源がオメェもめぇぜ、ゴホッ・・・・ウッ!ヒトミ、けうからは世界を守れ!最悪、人類がモニカと戦う時になればこの星はただでは済まされない。」

 これが最後の言葉となった。ジュリアの遺体は北の地の奥深くのアヴァロンと繋がる聖域の神殿が立っている湖の孤島に埋葬された。

ヒトミが現在の世界の管理者を王手、世界機関の誕生だ。そしてその血を受け継いだのがエスタンス家だ。ウォーカーの血も混じっているので分家にしてみればヴァーミリオンの親戚だ。

世界最果ての光の向こう側に、”アレ”が眠っている。忘れてもいないだろうが、アレは危険だ。モニカとモーギュストよりもこの星に存在してはならない。

ジュリア亡き後、ヒトミが世界の代表・・・地球国家元首としてこの星の持続をしてきた。その意志はエスタンスに引き継がれ、クレアは”アレ”の7つの兵器の在処を子孫たちに託した。本来、この星が最終決戦でモニカを倒し、アレが目覚める前に聖槍の13機能を取り戻さなければ意味がない。

クレアの死後、ザガルグレネードのクムランの預言者の集団はその秘匿した一子相伝の口で言ってきた。クムランの民にて、キングとウォルが生まれた。

そして、ルーラシアと。クレアの祭壇にはクレアの遺体が祭られている。クレア神の信仰とルーツがルーラシア・・・クムランから生まれたザガルグレネードである。

そして世界は遂に最後の戦いとして激化していく。

KnghitsOfDarknessの終焉と、モニカ・モーギュストの最終決戦が始まる。

断章マギア・ザ・ファヴラヌスより


 

 


 

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