第38話第Ⅶ章 人類悪編(Ⅳ)紅き凶星砕く咆哮

第Ⅶ章 人類悪編(Ⅳ)紅き凶星砕く咆哮

暗黒暦1年

【Ⅳ】獣・戦車:アルヴェルト・ノーラン・エルマリア・ヴィッシュ

アルヴェルト・ノーラン・エルマリア・ヴィッシュ

 この男が獣であり戦車の異名。

アルヴェルリア・ジュリア・フォン・サー・ジェラフバルト・ヴェスタニエ・アイゼンガルドの遺志を継ぐ後継者にしてジェラフバルト卿の息子。

アルヴェルトは獣人化と獣神化を使い分けて戦車の様に攻撃が高い戦士。

背丈以上の大剣と双剣を腰に差して異風の男がネルセリウスの首都に鎮座する。

街は壊滅。

「誰か強い奴はいないのか?燃え上がって来たぜ!」

「アルヴェルトさま!」

「ここは済んだな。誰か遊べないか?遊べるドンってねぇーよな」

「そうっすね」

「ネルセリウスは荒廃してます」

「KnghitsOfDarknessの噂を聞いた。あいつらは?」

「現存する人物のリストです」

「!?」

「居たぞ。俺が探してる黒コートの剣士!?」

 アルヴェルトは獣の様に赤き星を砕く力を秘めた災厄の剣士。

Knghitsoflastはフェンサー・アーヴィングとジュリアを迎え入れてルーラシアに居た。

「次の相手はアルヴェルト・ノーラン・エルマリア・ヴィッシュという男だ。まぁKnghitsoflastに荷が重いがこれは最善の策だがガウェイン君が来てくれている」

「ルーラシア?俺は現役でこいつらを護る」

 ガウェイン・アーヴィングが参加しKnghitsOfDarkness唯一の炎帝であるガウェインはアルヴェルトを討伐するのに飛空艇がマーデル・リンクの空港に停まっていた。

「お前ら、よく無事だったな」

「えぇ・・・俺だけど力不足で申し訳ないってさ・・・情けねぇよ」

「落ち込むな。俺も昔は非力で誰も救えなくて・・・強くなったわ」

 ガウェインは今回の参加でブラッドはその眼と腕が異形の魔神と同化しバルムンクとアロンディーンも今回の戦いでアルヴェルト・ノーラン・エルマリア・ヴィッシュの討伐はエミリアが指揮する。

エミリアはKnghitsoflastに配属されエミリアは人類悪対策の魔術を覚えている。ガウェインはフェンサーを呼んだ。

「炎帝は無茶するな、焔に呑み込まれたら人間じゃなくなる」

「爺ちゃん気にするな。炎帝の焔ぐれぇクソ山ぐらえだ」

 飛空艇に乗りエルセリウスのダ―ヴァンヴェルグ大陸のヘルヴライヴンにアルヴェルト・ノーラン・エルマリア・ヴィッシュが鎮座して暴れまくっていた。

「行くぞ!まだまだ遊び足りねぇぞ」

「はっ」

「しっーかしっ!山の上ってのは天空は気分が悪い」

 アルヴェルトが拳に力を溜めて焔を纏いヘルヴライヴンの民が逃げ纏い、山間震わす拳と獣人が悍ましく怯え続けた。

「AF・フェヴラリ・アロフォ・ディア・シェルア!」

 ジュード・ディスティニーだ。国に帰還しアルヴェルト・ノーラン・エルマリア・ヴィッシュと対峙し全ての属性付加のエンチャントの五大魔法を高速詠唱しAFに相乗させてヘルヴライヴンにあらゆる自然の力が猛威を振るいアルヴェルトは拳で打ち砕いた。

 ジュード・ディスティニーはインデックス・ディスティニーの長男でロルテシアの父。

聖天蒼天八極神階梯特級Ⅰ位の称号とルーラシアに認められた聖人がアルヴェルトとの対決が始まる。

「エボルボ・クラッシャー」

「エターナル・ファランクス・フェイード・ロア」

 閃光の拳と雷の魔法が交差しジュードは銃剣の使い手。

ヘルヴライヴンの頂上で激突し、ジュードは獣神化を解放し人で圧倒的な破壊力の専技のアルヴェルトに回避しながら銃剣で射程を狙いジュードの拳と銃剣がアルヴェルトを打ち砕く。

「ゴホッゴホッゴホッゴホッ・・・・グウウッガアッ・・・・ゴホッゴホッゴホッ・・・ヴヴヴヴヴヴヴヴ・・・ウウウッウウグ・・・ガアアアアアアアアアッウガアッ・・・・ゴホッゴホッ」

「ここは聖地だからね!天空の巫女をこれ以上穢れさせはしない!俺がね!このルーラシア聖人である俺がここを護る。」

「エターナル・ルシファー・ディ・ファーランクス!」

 激しく燃える焔の拳と剛腕が無様にジュードを貫き燃える体内が発火しジュードは戦死。

アルヴェルトの強力な剛腕と激しく地獄の業火がジュードを殺した。

同日ヘルヴライヴン陥落

この男は野獣ではない獰猛なハンターだ。

「ガアアアアアアアアアアアアア!まだか?」

「魔術皇に何を言われたかは知らねぇが俺はこういう性格だ。エターナル・ファランクス・フェイード・ロアは中々良かったな。エターナル・ファランクスという武術は師匠が俺に授けてくれた。・・・・・・・」

 アルヴェルトが剛腕と自然界の原理ですらを覆す強力な一撃でヘルヴライヴンは落ちた。

ジュード・ディスティニー氏の死亡はロルテシアに伝えられた。

「親父!オヤジ!オヤジ!オヤジ!オヤジ!うっ・・・・・」

「ロルテシア?」

 ブラッドは眼を閉じた。魔神化の影響か体が日々魔神に進んできている。

今回ジュード・ディスティニーの死に関してロルテシアは復讐の焔に燃えていた。

「ダジェリン、ロルテシアから目を配るな」

 ブラッドがダジェリンに頼みそっと見守ることに。

ジュード・ディスティニーの国葬が祖国ダーヴァンヴェルグで執り行われた。

ロルテシアの姉でダーヴァンヴェルグ大司教が喪主としてジュードの墓はインデックス・ディスティニーの隣に埋葬された。

この悲報にアルヴェルト・ノーラン・エルマリア・ヴィッシュが大陸を震撼させる。

「俺には勝てねぇよ」

「魔獣王が進言するのは当たり前だのクラッカーのナウいですな」

「魔術王だ、さぁーて俺は能筋んだからあの野郎曰く俺には星を砕く力があるってな」

「魔獣王?もしやもうお力が戻ったのですか?ヴォーディガン卿」

「あ?」

「ヴォーディガンの名はこの世に存在しない。アルヴェルト・ノーラン・エルマリア・ヴィッシュは居るが俺の拳で勝てるぞ」

「はっ」

 これ以上の対策と緊迫がアルヴェルトはダーヴァンヴェルグ一帯を終らす。

「ガガガガアアッ!俺は強いぞ!」

「アルヴェルト様」

 緊急事態に伴いルーラシアでは円卓の会議が始まった。

ルーラシアは蒼天八極神が集まりその日会議が行われた。

階梯特級Ⅻ位の王達が人類悪殲滅の重要なテーマで話した。

「ベルガモット!生きていたのか?無事だったのか?炎帝王」

「あたりめぇだ、俺は久々のメンツの集いで人類悪の駆逐か?のうてぇー、ルー」

「ベルガモットは安心できる。人類悪に立ち向かう時だ。」

「それは同意だぞ。こうしてはいられない」

「階梯特級は神の超えた先の称号。無論・・・俺は今回レーダス・レオニダセ・セルリアフェネック・ボンド・エル・ナポレオン・アークデルィオン」レーダス・レオニダセ・セルリアフェネック・アースの殲滅だ。行くのは我ら8人で決まりだ。」

「賛成よ」

「ああ」

「乗ったぜ。この世界を救う為だ」

「俺も行くよ」

「全員逝くことは決めた。俺らはあの帝國暦のレジェンドだ」

 蒼天八極神が別行動を取りその頃ブラッドはアルヴェルトを前に緊張していた。

「緊張はするな」

「俺らも仲間だ。人類悪が強いとかそりゃぁ、そうだろ」

「私ももうこれ以上は悲しみを無くす」

 飛空艇内に決意を固めた向かうのはダーヴァンヴェルグの旧領土の聖都だ。

聖都変遷でガンダルディキア国に遷る前までダーヴァンヴェルグ国のマーリュアルヴェルに位置した。

現状世界は傾き終わっている。

KnghitsOfDarknessの世界が徐々に終わりに近づく。

「世界は?アルヴェルトを倒すのに俺らは集中するぞ」

「獣を穿つのに俺らが一つになる。」

「マーリュアルヴェルグって死者の都?死の聖域にアイツは?」

「人類悪が死者の都の用が?」

「あるんだなー」

 ドゥルル!?人類悪は元は魔術や聖職者が多い。

死は根源と深淵の再生。

ドゥルルはマーリュアルヴェルグの地図を見せた。

インデックス・ディスティニーの最期の地。

この場所は死の塊。

アルヴェルト・ノーラン・エルマリア・ヴィッシュにとって最高の場所だ。

「・・・・・・・「死」ねぇ・・・・死を考えるのは当然だ。人類悪は元は人間。ブラッド?」

「俺はこれ以上悲しみを与えない。」

「最後の人類悪は君だ。言えなかったが「魔神」魔神:ウー・ヴヴンドラ・ゴルガバチョニフについてを直で言おう。君が魂の監獄幽閉直後に英霊秘術に披見で君の体内に魔神が宿り現在に至る。実態を伴い再びこのエルセリウスをいや・・・・ネルセリウス・宇宙銀河太陽系に被害を蒙のなら僕らは殺す選択の猶予を与える。ウー・ヴヴンドラ・ゴルガバチョニフよ」

《アルヴェルトを前に余興か?楽しませてくれるな!ブラッド・ヴェスタニエ》

「ウー・ヴヴンドラ・ゴルガバチョニフ」

《今のその名だ。古代語の王。形亡き原初の王。俺は俺であり魔神。故に七罪。虚妄。正義。暴力。束縛・被虐・睡眠・俺は罪に値しねぇが焔で災厄に包みこの世界を壊した。ルヴィア・ジーザス・ダーインスレイヴ・ヴェスタニエはクレア・ジーザス・ダーインスレイヴ・ジークフリート卿という実の妹が生きている。俺の真名は最期の人類悪でエホバルニアⅩ世によって召喚されソロモン七十二支柱の悪魔を束ねるゲーティアだ。古代世界の分断はルヴィアにより始まりアレインで統一だ。俺はその間斬られて封じら御霊を彷徨っていたが・・・・魂の監獄の実験でお前に憑依。一時俺の能力でお前は英雄ながらも魔神化が可能となった。だが、同種族じゃ魔神化は逆だ。ブラッド?今は俺が魔神としてお前に力を貸すがその時はお前自身で俺を殺せ。こんな王でも、俺はお前ら人類を信じる。KnghitsOfDarkness・Knghitsoflastは伝説に遺る。俺は魔神だ。死ぬ覚悟は出来ている。アルヴェルト・ノーラン・エルマリア・ヴィッシュは力だ。獣だが充分倒せる。魔神化は荷が重いなら獣神化はどうだ?多少は・・・軽い》

「詳しいし、親切だろ?攻略ぐらいは教えろ」

《そこまでは言えない。唯一可能ならばアガートラームの剣を抜け。抜くのは独りじゃできない。出来っこしねぇ。抜くって言ってもティンポー・・・・まぁよぉー、人間はオナってさ自分のてぃんこでよ!ヌクじゃん。そう言う意味じゃねぇぞ。男がシコってオナホールにぶっさして抜くっていう意味じゃねぇ!風俗に行って姉ちゃんがしゃぶるのも意味が違う!AV観てイッくのも違うからな!アガートラームの剣はヒメールハイトの剣だ。シューヴェルト・マーガス・ヒメールハイト・ヴェスタニエはアガートラーム・ウィンゼンヴァーシュ・ヴェスタニエ卿の父親だ。そいつの剣で魔神は殺せる。人類悪にとっちゃ禁忌の神殺しの剣だ。ブラッドよ?Knghitsoflastを信じろ!今のお前ならできるぜ》

 頷く。

ウー・ヴヴンドラ・ゴルガバチョニフはブラッドを励ました。

 マーリュアルヴェルグ 死の螺旋口

飛空艇を下りて死の瘴気が漂う。

荒廃した聖域の門を踏み越えて死の山だ。

賢者の石が生成と練成の宝庫だ。アルヴェルト・ノーラン・エルマリア・ヴィッシュがここに来たのは賢者の石を喰らい自身に不死を与えることだ。

「ここが死の場所か!俺を殺せない場所とは」

「ヴォーディガン卿?Knghitsoflastが来ました」

「良いぞ、相手はしてやる!」

 アルヴェルト・ノーラン・エルマリア・ヴィッシュが待っている。

死の螺旋は深い。

暗い。

ブラッドは魔神の能力で死を吸収し魔力に集中し左腕が変色しているがまだ余裕だ。

「ここからかよ」

「セイント・ロウ」

「サンシャイン・グレイス」

 ダジェリン・ロルテシアの天空魔法で死の瘴気から身を護れる。

「まっすぐ下に落ちていく気がすうる」

「ここは亡者の聖域」

「確認はしておこう。ジュリアとフェンサー・義兄さん・ブラッドに僕は既に魔神化・獣神化・英雄化・神化・炎帝・雷帝・水帝・風帝に可能の点。いいか?どんな敵でも人類悪はこの人類の敵。僕は人理担当のお役所の社畜だけどね」

「分かったぜ」

「おうよ、わかってんじゃん」

「了承した。私は魔王化でも魔神でも英雄でも出来る。いざという時は私が引き受けよう」

「おめぇーの頼みだ。っしゃああああああああああああああああああああ」

 ブラッドは頷き黒コートが其の数十年を物語っている。

《俺が言うことじゃないがお前は魔神化の時に獣神化で一時アガートラームの剣を装備できる。ほんのわずかな瞬間のタイミングでアルヴェルトの心臓を斬れ。いいな?》

「ああ」

 ブラッドも腹を割って決めた。

ダーヴァンヴェルグの地下の巨大迷宮都市の死の螺旋。

冥府と繋がる聖都。

アルヴェルトは祭壇で自らを練成陣に描いて賢者の石を生成。

「ゴホッゴホッゴホッゴホッ・・・・グウウッガアッ・・・・ゴホッゴホッゴホッ・・・ヴヴヴヴヴヴヴヴ・・・ウウウッウウグ・・・ガアアアアアアアアアッウガアッ・・・・ゴホッゴホッ」

 獣であり人間でもあるこの男は覇気が違う。

アルヴェルト征伐に出陣に出されていたネル(ネル・フィーデリア・フォン・システグランス)とドゥカチー(ノーデル・フィオンバック・カチーラス)がマーリュアルヴェルグに先に潜入しアルヴェルト・ノーラン・エルマリア・ヴィッシュの首を討つ任務中だったのだ。

「来てしまったよ・・・仕事でも辛いな!NGだ!?」

「文句言いってもしょうがないしヴィヴィアンの命だよ。私達も戦禍で生き残ったソルジャーよ」

「テゥエルターナーだろ?ハッハハハハハハ・・・・あの頃は現役並みに稼いだな」

「私も従軍とかはっきり言うけど外道の仕事は基本メンヘラヘラ鬱だから引き受けないけどこんな鬱に比べるより人類が大事だわ。私の剣で幾度とか救えるのならネル」

「辛い任務だ。門を抜けた先がアルヴェルト」

「緊張するね」

「緊張で腹が痛い。ゴホッゴホッゴホッゴホッ・・・・グウウッガアッ・・・・ゴホッゴホッゴホッ・・・ヴヴヴヴヴヴヴヴ・・・ウウウッウウグ・・・ガアアアアアアアアアッウガアッ・・・・ゴホッゴホッ」

 咳き込み薬を飲んでコートに袖を通しため息を吐く。

《僕だ。下手な行動はやめろ。もしもし?ネル?ネル?》

《代わったよ僕だ。ドゥルル君?心配で電話は死亡フラグだよ》

《僕らもそこまで来ている。動かないで今回は撤退だ。》

《それは出来ない》

《そろそろ最後の出陣だ!大切なモノを護る為に逝くとするよ》

《馬鹿が!粋がるな!ただでさえすぐに逃げてばっかのアンタが彼女を目の前にもう二度と過ちを繰り返さないなら撤退は生きる為だろ。え?アンタを上司だと思えてよかった》

《さらばだ、ヴィヴィアン・エスタンス》

 ネルとドゥカチーはアルヴェルトに向かって行った。

暗黒暦1年末

 死の墓碑

アルヴェルトも本気に獣の獣神化で巨躯の紅い毛の銀翼の猛獣が月光の下に居る。

「クリムゾン・バーニング」

「フェアリー・ダンシングⅦ」

 ネルの短剣と長剣で焔を纏い火炎の斬撃にドゥカチーの短剣は7回の剣撃。アルヴェルトの鉄拳がネルを交わしかつてテゥエルターナーで戦っていたネルの頃と似ている。

「ソリッド・アークキングクリムゾン」

「ヴァエルラ・フロースラフトラ!」

「エターナル・ファランクス」

 ネルの攻撃が全く歯が立たずにアルヴェルトの剛腕がネルを叩きつけた。

「ゴホッゴホッゴホッゴホッ・・・・グウウッガアッ・・・・ゴホッゴホッゴホッ・・・ヴヴヴヴヴヴヴヴ・・・ウウウッウウグ・・・ガアアアアアアアアアッウガアッ・・・・ゴホッゴホッ」

 ネル死す。

最期の雄姿が赤い焔で燃え上がる。

ドゥカチーもその慟哭の衝動で体が動かない。

「アーク・グレイスディバインド・テレポーション」

 指をカチッと鳴らしドゥカチーの時間を止めてドゥルルが間に合った。

ネルは戦死。

ドゥルルが緊急の判断でこの魔法を使い獣様に暴れて死者の魂を喰らうアルヴェルトにブラッドは奮い立つ。ブラッドの能力は魔神化の場合でアガートラームの剣を引き抜き、アルヴェルトも剛腕と剛腕がぶつかり合う。

「モード・AFアガートラームヴァイス《ソル・ド・パコールエンディチェッイオ》」

 地響きに雷轟の雷土の銀腕剣がアルヴェルトを斬り裂き、宙を斬り裂く。

「ゴホッゴホッゴホッゴホッ・・・・グウウッガアッ・・・・ゴホッゴホッゴホッ・・・ヴヴヴヴヴヴヴヴ・・・ウウウッウウグ・・・ガアアアアアアアアアッウガアッ・・・・ゴホッゴホッ」

「AF強制解除!ラグナロク・スフィラーム」

 天地の反撃の魔法と拳を強くジュリアの剣が押し返した。

ドでかい爆発の大爆発が核融合の衝撃をジュリアの剣がそれを弾き返し、ブラッドもAFの設定以上の魔力消費にアルヴェルトの治癒能力でこの赤い星の咆哮がツヴェルフも聖剣を握りこの死の場所では死の瘴気が渦巻いているがジュリアの英雄化が完全体のバルムンク・アロンダイトの双剣で父親譲りの剣術がスパッとアルヴェルトを突き刺す。

「ゴホッゴホッゴホッゴホッ・・・・グウウッガアッ・・・・ゴホッゴホッゴホッ・・・ヴヴヴヴヴヴヴヴ・・・ウウウッウウグ・・・ガアアアアアアアアアッウガアッ・・・・ゴホッゴホッ」

「まだまだ!全員囲め!囲いで固めろ!」

「指示に従うよ」

 ドゥルルが剣を握り締めてアルヴェルトは咆哮がブラッドのアガートラームの剣が深く突き刺さる。

 アルヴェルト死亡

勝ったのだ。

だがこの戦いでネルが戦死。

アルヴェルト・ノーラン・エルマリア・ヴィッシュ死亡後にルーラシアに戻ってエホバルニアⅩ世の討伐が来たのだ。

エホバルニアⅩ世は見た目が若い魔術王。

彼は人類悪を導いたが・・・・KnghitsOfDarknessの活躍により遺す処人類悪は限られてきた。

多くの英雄が命を落とした時代

 それは人類が人類悪との脅威に打ち勝ち未来を取り戻した筈であった。

『汝、一切の希望を捨てよ』

 暗黒暦2年

飛空艇が終焉の地に向かう。

行こうか。

エホバルニアⅩ世が待つ時間神殿に向かうのであった。

エルセリウスとネルセリウスの軸に存在する地点

人類の希望を

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