第24話第Ⅶ章 Knights ‘OFStern結成!

第Ⅶ章 Knights ‘OFStern結成!

英雄暦19年1月

 Knights ‘OFSternが動き出す記念の年だ。

荒れ狂う剣の墓場と砂漠の丘陵。

死骸が転がる戦役の地。

クラウドはルーラシア陣営の陣地に集まるとハーディアスが甲冑を着ていた。

「Knights ‘OFSternか?話は父上から聞いてる」

「この一帯は死の魔力が瘴気が激しい。気を抜くなよ」

「はい」

「やれやれだぜ・・・・戦場の剣の亡霊に気をつけろ」

「!?」

 陣地から北にルヴィアの陣地痕が遺っている。

古代遺跡の戦地にクリードは魔獄十三神も集いジークを失った魔女も居る。

 例の一件を受けてクリードは天使を調略し軍勢に迎えた。

ラファエルからガブリエルの意見を聞いているがウリエル・レミエル・エゼキエル・サバーニャの4名が帝国に下り最悪に傾くのをガイアスはウンザリしてミントビールを飲みながら天使を見張り罪を洗い流す剣を地面に刺して煙管を咥え乍ら帝国に進撃に打って出る。

「俺の出番は天使を喰う。久々に腹減ったわ」

「しゃっ!」

 ガイアスは剣を二本手にして天使を睨みその剣の罪が全身から解放する。

《御呼びいか?マスター》

「サタンか!逝くぜ。全力で死守だ」

《アメーン!アメーン!ハレルヤ!誰が荒れるや?ガイアス》

「お前ェかぁ?」

《主の御霊に俺等は生かされて剣の人格英霊武装だ。》

「先にレミエルを喰らう」

《天使の中でも片翼の美人を喰らうのって機会がねぇ》

「アメーン」

 ガイアスは剣を鞘に納めて眼を開眼した。

我が魂が冥界で主に逢い主により授かりし魔神を使役する眼を以って七罪剣が戦場に荒れ狂う覇気が天使を喰らう。

「そろそろイエス・キリストの名において天使を喰らう!荒れるや!ハレルヤ!俺がお前を喰う」

《いつも以上の3倍の怠さだが俺の黒い焔で天使を落とす》

「ああ」

「あ」

 ガイアスがキメている剣戟が帝国兵を一掃し塵と化した。

「ぎゃあああああああああああああああああああああああああああ」

「いやだああああああああああああああああああああああああああああ」

「イックウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ」

「イクイクイクイクイククイクックウッウウウウウ」

「イクイクイクイクイククイクックウッウウウウウ」

「ハレルヤ!ハレルヤ!ハレルヤ!」

「アメーン」

 帝国兵9000人を斬り倒し血を浴びるガイアスに息を零した。

帝国陣営

 エウレアが剣を磨いていた。

ギルガメッシュは鎖を腕に巻いて天の鎖と神々の武器を手に青年王の逞しき王の器でここはダブリエルールの崖側の亡者の墓標。

ガイアス単独にサイラスたちも準備は進めて曇天でこの日は何百年に一度の大雨の土砂降りの中戦準備に取り掛かるサイラス共にアシュリーも来ていた。

「兄さん!こっちは大丈夫よ」

「サンキュー、食糧確保に兵糧は足りてるゼェ」

《エステル》

「ハァ?」

「エステルよーうい」

「はよっwwwwwwwwwwwwwwww」

 アシュリーもサイラスも別動隊の任を受けて崖側と湖畔に居る。

(動いたな。俺等も逝くよ)

「兄さん!」

「あいっよ」

 サイラスはウォーカー家と主の英雄にしてJの遺志を継ぐ者である。

Jが遺した剣にキスをして振り翳す天を仰ぎ龍を喰らい神も悪魔も喰らう。

「アメーン」

「シャローム」

「シャローム」

「アメーン」

 主に感謝を。

サイラスがテゥエルターナーで地獄に堕ちて以降主であるキリストと世界創造で自らの祖であるジュリアに誓い生きて悪を討ち罪滅ぼしに奔走している。

「兄さんも苦しんでいるんだよ。あの日から」

「余計なことを言うなよ。行くぜ、アシュリー」

「分かったよ」

 兄弟が活躍の頃でクラウドも神覇依で纏い躰が閃光に包まれ翼を生やし巨大に透き通る蒼白の青い羽根を生やし巨大な聖剣を手にクラウドは前線を突き進む。

 Knights ‘OFSternの初陣が近づくにつれて周りの騎士も不安がちで十字に祈りキリストの十字架とジュリアとクレアの像に祈って涙を流す。

「死にたくない!怖いよ!怖いよ!」

「怖いよ・・・ママ」

「お母さん」

「お母さん」

「お母さん」

「お母さん」

「死にたくないよ」

「お母さん」

「怖いよ!怖いよ!」

「良いか!俺がお前らを護る!俺の腕がアイツらを喰う」

「はっ・・・はっ・・・・・・はい」

 騎士を勇気づけて士気を高めたクラウドたちがクリードとぶつかる。

「クリードオァァァァァァッォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!!!!俺がお前を殺す。」

「出来るモノなら俺の首を討ってみろが!」

「真正中出しDT・勝利と災禍の約束の剣(エクスカリバー)・魔王の顕主の大剣(バルムンク)!!!!!!!!!!!!!!!」

 クラウドの蒼白の衝撃波を打ち放し連続で斬り刻み相手を吹き飛ばし超圧縮光粒子のチャージで全開に解放した魔力の渦が相手を呑み込みクリードを光の呑み込みクラウドが剣を持ち替えて分解剣から派生の連続技をクリードが刀で押し返した。

「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハアアアアゴホッゴホッゴホッゴホッ・・・・グウウッガアッ・・・・ゴホッゴホッゴホッ・・・ヴヴヴヴヴヴヴヴ・・・ウウウッウウグ・・・ガアアアアアアアアアッウガアッ・・・・ゴホッゴホッ」

「痛いだろ!人の痛みはそんなじゃ消えねぇよ!ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハアアアア」

「新星零相獄刃」

「真正・アロンダイト・クロス・ジ・グレイヴ」

 刀の軌道を掻い潜りアロンディーンでクリードの腹を落としクロス・トライデント・グレイヴの一撃が戦場の罪を浄化するが一気に魔力消費に咳き込むクラウドにバトンタッチで纏うグレンが超極大射撃スキルでクリードの心臓を狙い定める同時にXVIDEOを観て爆乳女性の騎乗位で中出しでイッた時にタイミングでフェンリルを放った。

「グレン・スレイプニル狙い撃つぜ!」

 ドッカーンドっキューンと銃弾がクリードの心臓を貫きクリードが凶弾に斃れた。

「ゴホッゴホッゴホッゴホッ・・・・グウウッガアッ・・・・ゴホッゴホッゴホッ・・・ヴヴヴヴヴヴヴヴ・・・ウウウッウウグ・・・ガアアアアアアアアアッウガアッ・・・・ゴホッゴホッ」

 流れる血がクリードを包みクリード自身成功した。

神覇依?

誰とクリードの血で帝国最強の悪魔が甦ると踏んだ場合信号弾を撃ったグレンはクラウドと代わりヘレネを纏う。

「炎神(Flamme Gott)」

 焔で大地を削ぎ落とし帝国は分断。

ヘレネの焔の剣とクラウドの神覇依で威力を高める。

《ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハアアアアゴホッゴホッゴホッゴホッ・・・・グウウッガアッ・・・・ゴホッゴホッゴホッ・・・ヴヴヴヴヴヴヴヴ・・・ウウウッウウグ・・・ガアアアアアアアアアッウガアッ・・・・ゴホッゴホッ流石に限界かなぁ》

 ヘレネを戻しクラウドはエクスカリバーを突き刺し叫ぶ。

「主よ我らに天の神子の加護を!主よ!キリストの血を継ぐその十字架に流れる血がジュリアをクレアを創造しこの世界は神が創った!天地創造の開闢の乖離に天の星を目指し我が英雄の真名ダイン・ヴェスタニエ『世界救済の双剣』それを古代語にして“クレアツィオーネ”真名を言うよ。天を照らし光に導く神の名を“アマテラス”俺が・・・俺達が・・・人間が諦めない限り闘い続けるぜ、皇帝」

「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハアアアア」

「俺も本気を出すぜ」

 クリードが起き上がりセフィリアの再臨と自らの器として覇気を纏ったというわけだ。

「神獄・魔獄門」

「ぐううはああああああっ」

 兵陵内は騒乱で現場も混乱とKnights ‘OFSternを指揮するクラウドの混乱してセフィリアの攻撃を交わして平地に出てルヴィア戦塵の遺跡か!?この状態がヤバいのだ。

クラウドも剣を構えて“誰かの為に生きる剣”英雄と呼ばれるクラウドの覇気を神化させ左腕を喰らう腕と変える。

「ウウウウウウウッガアアアアアアアアアアアアアあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

 腕がドンドンと銀化が進み神を喰らう想いの命と生が宿る悪魔を喰らい神も天使も世界も全てを万物万象の英霊を喰らう腕がクラウドの腕が巨大な銀の爪と化した。

その姿はルヴィア・ジーザス・ヴェスタニエの現身であったと文献に書される。

 この地に歴史上英雄が誕生したのはルヴィアである。

「これが俺だ。俺は俺だぁ」

「クリードを終わらせる。俺は神の遺志を継ぐ者だからさ」

「んじゃっ、終始傍についていくぜ。俺はダチだ。」

「そういうなら俺も傍にいる。仲間を思ってこそが騎士だ」

「迎撃開始だ!」

 風塵舞う兵陵に馬を走らせ騎馬隊が合流し帝国は分断されクリードは魔獄十三神に命じる。

「英雄は始末する。ヴィヴィアンの犬を殺せ!」

「あいさ」

「心得た。先導者はスパイだ。皇帝殿下」

「全員皇帝のお気持ちは分かった。」

「はっ」

「先代皇帝殿下ぁ」

 セフィリア在位の時代に仕える将軍一同の攻撃に対応するKnights ‘OFStern達。KnghitsOfDarknessの遺志を継ぐ子供たちも然り現在急務で向かっている。

「各部隊は陣形乱さずに撤退しろ!ここは下がれ!」

「おっ、隊長の命令だ!死にたくないヤツは俺に来い」

「ヘレネさん」

「アーヴィング卿!どうか!」

「うし」

 ヘレネが殿としてその身に纏う焔を解放し皇帝の行動を遅らせた。

「クっ!ヘレネか!」

「ヘレネ・アーヴィングかぁ」

「全身焔の人間か?」

「ああ」

「炎神・(Flamme Gott)真正中出し焔戒(Pies Authentizität Flamme Gebotes)」

 焔の拳が連続で大地すら削り落とす龍の鉄槌にクリード事セフィリアも上機嫌だ。

英雄暦19年

ハート・ウォーカー(サイラス・ジャック・ヴァーミリオン・ヴァン・ウォーカーの息子)

現在ダブラスにて応戦

サー・アシュリー・スペルディオ・ロンディナック・ウォーカー(アシュリー・ロンディナックの長男)

現在西アイゼンガルド侵攻政略戦中。

ローズ・エウシュリカ・ザーロック(マジョルカ・コパン・ド・ザーロックの子女)

現在アラルガンド攻防戦

ガイ・ジークフリート(ザイ・ジークフリートの息子)&シグルト・ブリュンヒルデ・ジークフリート(ザイの娘)

現在ジパング合戦中

ジュード・インデックス・エーテルアルヴム・ディスティニー(インデックス・ディスティニーの遺児)

聖サルディア大聖堂勤務

マリアベルグ・フォン・ヴェルファーレ・フィール

(メアリー・サー・ルーラシア・スチュアート名を改めアイゼンガルドの娘)

(永久欠番傭員)現在聖堂勤務

ユリウス・シーザー・ヒルデガルダ・ディスティニー(ヒルデガルダの息子)

ユーク・ヴェッド海戦

 以下KnghitsOfDarknessの遺志を継ぐ者達は世界の騒乱で闘っていた。

後にKnights ‘OFSternのメンバーとして英雄クラウド共に名を馳せる人物である。

殿で食い止めたヘレネは陣地に戻りノーンが腕を治療した。

「ヘレネ?俺から残酷だけど言うぜ御前はこれ以上焔を辞めろ。腕が焔と化している。これ以上魔力放出はお前の命に関わる。喰らえ!お前はその腕は喰う腕だ」

「珍しいなぁアンタが俺に気を止めるって。オヤジの意見か?」

「ああ。隠すつもりはないにしろ。お前は焔の腕で焔を自在に暗い相手の喰う騎士だ。人が親切心で創り構築した包帯を冥界のビッチ共に犠牲に振り払い元の腕を手に入れるまではな」

「ハッハハハハハハ・・・ワリ」

 ヘレネ・アーヴィングはその腕を見せた。

漆黒に真紅の十字架に血が流れる化け物の高温の焔を放出させる生きた人間の手ではない。

ヘレネがこの腕を手に入れた経緯は愛する元妻を失ってから冥界に逝った時だ。

 業には業を。

ヘレネは治療を済ませてミントビールを飲み服に着替えてKnights ‘OFSternの準備をしていた。

クラウドも準備に追われていた。

 マリアベルグ・フォン・ヴェルファーレ・フィールがフラッと姿を見せて白衣のコートだけで乳首が起って居る巨乳の聖職者にクラウドが呼び止められた。

「あなたですか?クラウドは?」

「あっ・・・はっ・・ああああ」

「ルーラシア聖堂の者です。・・・・・・聖堂からの派遣です」

「ハァーーー」

 クラウドとマリアベルグは陣を離れて丘が見える星の地でミントビールを奢った。

「ありがとうございます。ヨク飲むのですか?」

「うん。落ち着くよ。俺も怖いよ・・・血が」

「神の御救いを求めるのは?」

「ヴェスタニエ家じゃない話だよ・・・ジュリアの加護を俺は受けている」

「クッカッ」

「ああ。やってやるよ。望みっツウカ・・・・マリア?」

「Knights ‘OFSternはこれから先に初陣がお前たちが必要なら力を貸してやれる」

「・・・・・・・・・さぁ」

 クラウドはその夜コートを着てマリアに別れを告げて陣地に戻るとルーラシアの回線を繋ぎアラルガンド国に赴任しハーディアスが隊長を指揮するフィオナ・フィン騎士団ナンバー2の斬撃のスタインフェルトに連絡回線が急遽来たのだ。

《オッス!オッス!ルー!!!!》

《君か?火急の件か?スタインフェルト卿今まで息災であったか?》

《あー、おう!テゥエルターナー以来だな。アラルガンド片付いちまったからそっちに行く》

《有り難い。君が来てくれるのはホンマに友は有り難い》

《ッ切るぞ》

《ちょい待ち。ルー?ハーディアスが迎えに行く》

 回線を切りルーラシアは椅子に座りミントビールを飲み落ち着いているとエイボンが傍に来た。

エイボンも仕事を片付けてルーラシアは疲弊だ。

「疲れているのですか?」

「うん。腰が思いやられる・・・・エイボン卿が此度は?」

「無理もない。帝国が各国に戦場の旗を掲げたのは俺の策を読んだ」

 エイボンは魔導で水晶を映し出して各国を見ているとアガートラームが遅れて姿を見せた。

「ルー、ルーか?」

「アガートラーム来ていたか。君の力を当てにする」

「ハッハハハハハハ・・・ルー」

 アガートラームは銀腕の騎士でコートを着て馬を用意させてルーラシアも立ち上がった。

世界の混乱が乱れ始めると決意を固める。

「クラウドは?」

「Knights ‘OFSternの準備だね。彼らの歴史だ。」

「俺も逝くわ。」

 陣地を後に蒼天八極神が後を去る。

Knights ‘OFSternは初陣が延期となった。

ルーラシアは杖をついてこの暗雲の帝国領にルヴィア・ヴェスタニエ戦役の地に十字に手を切り祈って陣地を出た。

 ルーラシアは鞘に封じられる刀身を抜いて一振りし息を整える。

「準備でもするかぁ」

「ルーラシア?何を?」

「クラウド君を呼びなさい。現在大規模侵攻中だがこの戦争で我々は死なない。人類の為だ」

「Knights ‘OFStern?」

「そうだなぁ」

 エイボンも煙管を咥えてクラウドは陣地に呼ばれた。

「これを預ける。」

「え?」

「旗・・・・旗じゃありませんか?」

「そうだな」

「Knights ‘OFStern本格的に動くぞ。残りは全員火急でここに駆けつける。全員帝國暦の英雄にしてKnghitsOfDarknessの遺志を継ぐ者だ」

「そうだ」

「クラウド・ダイン・アルヴレイヘイム・ヴェスタニエが隊長だ。隊長全権限指揮統率も込だ。世界が終焉の前にクリードを討て。ジュリアの子よ」

「ハァ?」

「アルヴレイヘイムはジュリアの真名だ。聖人にして聖女。鉄拳の神剣は穿つ友よ」

「で?結局俺は誰だ?・・・・」

「名はクラウド。君は君だ」

 ルーラシアも久々も戦場に荒れ狂う嵐の前触れの静けさに息を整えた。

「イクゼェ」

「妙な気分と張り切りですね。ルーラシア」

「変だね。Knights ‘OFSternに我々を託すほかない」

 ルーラシアの剣は世界の命剣。

幾度も無く血を流してきた。

「ヴァルプルギス・グレイヴ・ワーテルシュツバルト!!!!!!!!!!」

 ルーラシアの剣が世界を切り裂き魔女の翼で亡者の魂を救済で浄化し罪を払い戦場に翼が舞いエイボンも着いていく。

「ルーラシアが久々に戦場に帰り咲いた。・・・・・・はぁ」

 エイボンはルーラシアをよく知る人物だ。

弟の死を機に変わられたがそれでもこの世界が平和ではない。

ルーラシアの一閃が世界を切り開く。

(ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ)

エイボンは杖を握り締めてコートを着て戦場は屍と血が一面拡がる不吉な空気に事後のケースでルーラシアの剣が冴え渡る。

「ヴァルプルギス・グレイヴ・ワーテルシュツバルト!!!!!!!!!!」

 ルーラシアの剣がエイボンの魔法と重なり合って相乗効果で全ての兵を一掃しクリードの御前前に差し掛かり剣を鞘に納めてエイボンは杖をついていた。

「何の真似だ?」

「パフォーマンスだな・・・・ハッハハハハハハ・・・」

「え?え?」

「実は。クリード皇帝殿下!直ちに戦争は辞めろ。如何にヴァーミリオン・ヴァン・ウォーカー為せれる業はこの俺がキングの遺志を継ぐ俺がお前らの戦争を根絶させる」

「そうかぁ。俺も舐められたな・・・・戦争は撤退。」

「撤退」

 鐘を鳴らしクリードは撤退。

この場を収めたルーラシアはため息を零し十字に切りエイボンも小声でルーラシアを心配した。

「どうなさいます?」

「Knights ‘OFSternを呼んでくれぇ」

 クラウド・ダイン・アルヴレイヘイム・ヴェスタニエはKnights ‘OFSternの看板を背負いグレンやヘレネ等ともにルーラシアに帰国する。

 英雄暦19年

ルーラシア帰国

Knights ‘OFSternが初陣として迎えるのにもうすぐだ。

ルーラシアに一旦帰国しクラウドも準備に取り掛かり蒼天八極神が王の間に集いアガートラームが剣を構えていた。

 ダイン・ヴェスタニエのオヤジがズンと構えていると王の間でKnights ‘OFSternを待っていた。

世界が混乱と満ちる前にクラウドをルーラシアに戻したのに蒼天八極神も全員俺等を見ている。

Knights ‘OFSternがKnghitsOfDarknessの引き継ぎとしてこれから先の戦場に派遣されるのにグレンも待っていた。

「あぁー、それによー、どこやらさぁ」

「父上」

 ベルガモット王は黙っていたのも分かるが幾度の戦場に疲弊を感じるベルガモットは炎を纏う覇気にガウェインも同席していた。

「本当におかしいなぁ」

「ハァ?」

「KnghitsOfDarknessの遺志を継ぐ者だろ?クククックックク」

「まぁ、いい」

 ベルガモット・アーヴィングは杖をつき目を凝らすとアガートラームが手を振った。

「ベル?キョロキョロするな・・・こいつをどう思うか別だ」

「ワリィー」

 旧友アガートラーム・ウィンゼンヴァーシュ・ヴェスタニエ卿はベルガモットの友で同様に蒼天八極神の一人である。

「さて、どうかな?」

「ハッハハハハハハ・・・Knights ‘OFSternかぁ」

 蒼天八極神が一堂に介しクラウド・ヴェスタニエはこの日残りと出逢う。

25年間共に多くの功績と戦場で闘う騎士団の仲間と出逢ったのはクラウド21歳の時であった。

前年にクラウド第一子ブラッドが生を受けた。

サー・アシュリー・スペルディオ・ロンディナック・ウォーカー

ローズ・エウシュリカ・ザーロック

ガイ・ジークフリート&シグルト・ブリュンヒルデ・ジークフリート

ジュード・インデックス・エーテルアルヴム・ディスティニー

マリアベルグ・フォン・ヴェルファーレ・フィール

ユリウス・シーザー・ヒルデガルダ・ディスティニー

 この者達が別室に待機し責任届けで見届けるのにガイアスが来ていた。

ガイアスの弟子で全員KnghitsOfDarknessの子息子女でKnights ‘OFSternの看板を背負う期待にガイアスもそわそわしてミントビールを飲み円卓に腰を掛けていた。

「スペルディオさん?緊張しますね」

「マリアベルグ?君がここに居るのは何の差し金?KnghitsOfDarknessで唯一君のご家族は我々世界は非公開に閉じたが早実アイゼンガルド皇帝の落胤。ルーラシアに育てられてヴィヴィアンに洗礼を受けて自らの人体錬成の秘儀にジュリアス・サングリアル・ガンダルディキアの血をその身に受け止めてマリ?君はぁ生まれ変り神と化した。全員知ってるさ」

「スペルディオ?・・・・・・そうのことは分かっている」

 マリアベルグ・フォン・ヴェルファーレ・フィールの正体が全員知っている中でガイアスは落ち着き剣を置いてスペルディオは世界の管理者側の人間でアシュリー・ロンディナックの長男だが剣の腕前がサイラスと筋が似ている。

「新時代に生きる怪物だぞ。ここに居るメンツは誰もが牙を剥く恐ろしい」

「そうだなぁ、モンスターが揃ってやがる」

「Knights ‘OFSternが来る」

「アメーン」

「アメーン」

「アメーン」

「アメーン」

「アメーン」

「ハレルヤ!ハレルヤ!ハレルヤ!」

「ハレルヤ!ハレルヤ!ハレルヤ!」

 杯に交わし水を飲み待機するメンバーにガイアス・ジョンテ・ハーディアスの御三家を呼びこの場に来たのはKnights ‘OFSternの叙位式とハーディアスの戴冠式も兼ねてある。

「ルーラシアの息子だ?アイツが一国の王に全員賛同だぜ」

「我妻レイチェルも来るはずだったが生憎療養中さ・・・アメーン」

「ハーディアス卿!?」

 即位前にガイアスに顔を出して聖水を飲みクラウドの顔を見て跪いた。

「父君似ている。ダインとは助かってばかりだぁ」

「こちらこそオヤジが世話になっています。俺はまだマ半端モノ未熟者っすけど」

「気にするな。人イは誰しも半端モノの未熟者さ」

 ハーディアス卿はルーラシア王の長男にして次期ルーラシアの王である。

ルーラシアが蟄居の間に王政を務める人物で後のブラッドの時代に功績を評価されて以後ルーラシア国の基盤を創り上げる人物。

今はまだ若き君主の器でルーラシアの古い席の円卓にクラウドは水を飲み緊張はしていた。

ドライの休暇と幼子をおんぶし応接室にて授乳でブラッドがその迫力と豊満なおっぱいを吸っていた。

クラウドはその日を待ち望み蒼天八極神も忙しく準備し待ち望みこの世界を唯一の希望をグレンはフェンリルを磨いていた。

 Knights ‘OFSternのその時が近づく。

英雄暦19年星との長き戦いを目的にKnights ‘OFSternが誕生。

隊長はクラウド・ヴェスタニエ。

ハート・ウォーカーが副長として勤めあげてこの策にハート不在だがクラウドは心が高まった。

「いよいいだわ」

「最後に水飲んで行こうぜ。クラウド」

「あああー」

 部屋を出てルーラシアの待つ王の部屋に向かい王冠が玉座共に用意されてマリアベルグが白衣を着てディゾンとガブリエルが前列に座り叙位式を前にKnights ‘OFSternの旗を掲げた。

 これが俺達の旗!

王冠に星が集い十字架に剣がクロスする旗を城に掲げた。

英雄暦19年

 帝國暦から25年が経ち蒼天八極神も現役に国を支えている。

ユリウスは大人びて凛凛しくヒルデガルダの子にしてダ―ヴァンヴェルグの王として国を支えてその魔力は天賦の才で魔法と聖騎士の実力に勝っていた。

「俺はエリートっすよ。人生ナンザぁ美しくもねぇさ」

「分を弁えろ。ユリウス」

「ハハッ。姉上に言われれば・・・・・申し分ないねぇ」

 デックスはユリウスの姉でインデックス亡き後の正統な後継者で聖術の使い手に魔力は世界4代導師に選ばれる実力でユリウスをサポートしている。

「いい・・・こうー和んでくれる人が居て俺は楽しいよ」

「私ら姉弟は主従に従いクラウドはマスターです。命であればご明示下さい」

「う・・・ううう・・・・こえぇよ!」

「気にするな。俺の刀が隊長を護る」

「私の太刀もね。私ら兄妹はザイの子。隊長の心臓であれと父の教えですから」

「ありがとう。若いのに大変な業背負っちまったな・・・」

「天照鬼覇は無限式の流派にして変幻自在の奥義伝承の刀だ。俺等はジパングの者は代々から刀と共鳴し闘う。俺は・・・・・・三太刀鬼覇“皇紅蛍”だ。妹は確か?鬼覇天魂“逝星斬”だぁ」

「今後は助かる」

 握手しガイとシグルトの手をがっちり握手しクラウドの背中を預けた。

後にこのガイとシグルトは今後の戦場に名を馳せる働きと功績を遺す。

ジパング初蒼天八極神の最高位聖天十六極神にジパング初の名誉を姉弟で遺す。

「ジュード!」

「ジュード!」

「ユリウスかぁ・・・・一々ガキん頃の名を言うなよ。」

「あのさーKnights ‘OFSternの隊長だし全員仲良く俺が全員護るよ」

 クラウドはこの時の仲間が自分の死の直前までを支えることを知っているのでKnights ‘OFSternの旗とコートを受け取り叙位式の為に別室に移動し式が行われた。

英雄暦19年

 ルーラシア大聖堂でKnights ‘OFStern各位の騎士の叙位が執り行われた。

最初にクラウドの名がガブリエルに呼ばれた。

「クラウド・ダイン・アルヴレイヘイム・ヴェスタニエこちらへ」

「はあああああっ・・・・はあっいいいいい」

 20を超えたおっさんが緊張とか肩凝るが十字架前に来て跪いた。

「これにて叙位を行う前に。クラウド」

「はい」

 ガブリエルが剣を抜いてクラウドは聖水に身を清められて剣を肩に3回叩かれて兼ねて騎士としてKnights ‘OFSternを受け取った。

クラウド・ヴェスタニエの戦いがこっから始まる。

「終わったか」

 ダインが来てKnights ‘OFSternを眺めて顔を俯せに煙管を咥える。

「全員似てるな。俺は・・・・いいやぁ」

「ザーロックの娘は来ないのか?」

「来ているよ。一足先に紹介しよう。愛娘のローズだ」

「ローズ・ザーロック大尉です。ダイン・ヴェスタニエ様」

「美人な娘だ。」

「ではな。ダイン」

 ザーロックとローズか。

あの親子は歳離れているがジジイが溺愛する娘をダインは煙管を置いて空を眺めた。

ダインは黒コートを着て城に似合わずサンダルを履いてKnghitsOfDarkness時代の面影が残るがさておきダインはヒルデガルダに面を合わせに向かった。

 大人びた女性にダインは手を振った。

「よっ。ヒルデガルダ?元気そうじゃねぇか」

「ダイン?ダイン?ダイン?お久しぶりです。あの時以来ですね」

「おっおおお・・・・まぁ」

「息子さん・・・・逞しいっすね」

「サンキュー」

 ダインはルーラシアを後にして実家に帰った。

「クラウド?」

「はい」

 ローズだ。

不意につかれるとクラウドは頭を下げてローズもルーラシア騎士の人間で叙位も終えた。

Knights ‘OFSternが最初の戦地の前に休暇が出された。

クラウドは休暇の為にルーラシア城下で休暇を取るのに王の部屋に行きグレンも居る。

「マジで誰に言うのか?」

「えっ?」

「休暇の話だよ。休暇ってやつさ」

「休暇だ。休暇ったぁやつさ」

「おいおい、可笑しいだろう・・・・どこに行けば?ここに戻って来たのは数十年ぶりだからよ」

「ルーラシアの休暇?よろしかったら案内するぜ」

 この時だった。日常の休暇にクラウドはツヴァイに電話した。

《母さん?もしもし》

《クラウド?どうしたの?》

《休暇貰ったんだけどどうすればいいかって分かんねぇしオレさ・・・》

《ガウェインに案内してもらえば?》

《あっああ》

《Knights ‘OFSternの隊長おめでと。》

 電話を切りガウェインは中庭でタバコを吸いヘレネもタバコを吸っていた。

ソルジャー以来の時だルーラシアに来てこの城は規模がデカくて迷うのと中庭でグレンと椅子に座っているとガウェインが近寄ってきてクラウドが訊いた。

「元気か?元気か?休暇貰ってぼさっとよ」

「俺が案内してやる」

 2人を案内するガウェインにヘレネも着いてくることに。

ルーラシアの城下と市街地にガウェインは慣れているよに休暇をもらいタバコを咥え乍ら2人を市場に連れてった。

「ココんとこのメシはサイコーだわ」

「え?俺等は・・・・金無いですし飯食いましたよ」

「良いから飯奢ってやらぁ」

 ガウェインはコートからドル札を屋台に出してガウェインとヘレネの親子は屋台から飯をトレイに乗せて運んで食べているがクラウドとグレンも屋台から路地裏の商店街に出ると聖堂が並んでいる。

教会通りに出るとクラウドは深呼吸した。

Knights ‘OFSternの名に泥を塗らずに俺が戦う理由。

グレンを連れて橋を渡って運河脇のレンガに腰を掛けるとハートが呼んだ。

 ハート・ウォーカーはアロハシャツにサングラスで短パンで来たのにクラウドとグレンは日までXVIDEOを観つつ川を眺めていた。

「人が呼んでるだろ?」

「気づきませんでしたさ」

「黄昏ているのか?Knights ‘OFSternまで暇だしよ」

「お前ら2人並んでホモか?ゲイか?クククククク・・・・面白れぇ見世物がある。ついて来い」

「はい」

 ハートに着いていくとルーラシアが一望できる展望台だ。

「和むだろ?俺等は常駐戦陣戦地に行きぱなっしでタマの休暇でここを見ると心が癒される」

「ですね。俺等も心がすさんでいるのかと思えば・・・・イクゼ!」

「ああ」

 クラウドたちはKnights ‘OFSternの準備に取り掛かるのに戦地に赴きルーラシアの城に居城その後蒼天八極神と別れてマリアベルグ・フォン・ヴェルファーレ・フィールが待っていた。

「待ってましたよ…遅いですよ」

「ファッ!?」

「最初の戦地が決まったことをお伝えです。クリード軍7万」

「で?こっちが8人だろ?殺す気か?」

「グレン中尉が仰る通り。計画は天下二分の計でご安心ください。ダニエル様とロキ様が居ます」

「グレンの爺ちゃんとオヤジが居るなら安心できる」

「そーだなっ」

 グレン・スレイプニルは冷静に判断していた。

Knights ‘OFSternが向かうのはルーラシアから飛空艇でアポフィスだ。

 アポフィス上空

 Knights ‘OFStern最初の場所がアポフィスだ。

飛空艇に乗ったクラウドたちはアポフィスの空洞に飛空艇を止めた。

「ここが星か?」

「全体に星の軌道を動く世界の眼だなぁ」

 アポフィスは世界の軌道を廻るクリードの根城と魔獄十三神が星を支配している。

クラウドは神覇依を纏うのにKnghitsOfDarknessの遺志を継ぐ者がその力を発動し魅せる。

「ハッハハハハハハ・・・覇を纏い神を穿つ気をマジでぶっ潰すぞ」

「ここから先は全員覇気を纏え!副長の命だ。俺を認めろ」

 ハートが指揮しKnights ‘OFStern全員が神を超える覇気でアポフィスの星の瘴気は闇を超える凄まじい瘴気の先に星が動き神の眼として世界を見ている。

先のセフィリアの粒子が残っているこの遺跡で遂に魔獄十三神と七つの大罪と対峙する。

 英雄暦19年

これより先に語り継がれる“英雄クラウド”の冒険譚と英雄譚である。

「さっ。皇帝殿下を斬りに行くぞ。シグルト姉上」

「そうですわね。ガイ・・・・この星の瘴気は体に毒よ」

「気を確かに持ちな。この上に居るぜぇ」

 ヘレネはタバコを吸い焔剣を地面に刺して焔が壁を阻みヘレネ一人がこの正面に陣とった。

「行って来いよ。俺、一人でケリをつけなきゃよ」

 ヘレネは焔を放出しある人物が軍勢を率いて両サイドを挟みヘレネ一人ため息を零し剣を構える。

エルグランド・エルドレッド・ベネデヴィエルが軍勢を阻み帝国の旗が靡いている。

「アーヴィング!アーッ!キタキタキタキタキタキタキタキタアアアアァッッ!俺だ。エルグランド・エルドレッド・ベネデヴィエル卿が直々に印籠を送ってやろう?我が友にして我が同胞よ」

「アホかぁ・・・Knights ‘OFSternのヘレネだよ。ここで死ねよ」

「漸く印籠じゃ!」

「ケッ。焔獄炎神焔王の型(Art des Königs des Gefängnisses Flamme Gott Flamme Flamme)」

 ヘレネは焔を放出しエルグランドの強靭な肉体の繰り出される大剣に斬撃にエルグランド・エルドレッド・ベネデヴィエル卿も元々はベルガモット国の騎士であった身幾度主君に変えて現在は皇帝殿下隋一の剣。

ヘレネと互角に渡り合える剣術の隙を魅せ付けない。

「ヘレネ?ヘレネ?アーヴィングの不名誉っ」

「なぁー、俺はアーヴィングの息子で焔王だ。」

「エルグランド!」

「ハッハハハハハハ・・・」

 エルグランドの剣を避けながらもアーヴィングの焔が剣を焼き払う。

《世界の焔が燃える焔が剣を我が罪の焔が全てを喰らい尽す》

 レヴァンテインの焔がヘレネの腕を喰らい尽す。

「焔獄焔王剣(König Schwert Gefängnis Flamme Flamme)・不知火紅蓮十六式」

 ヘレネの腕に強大な焔が燃え上がる魔神の腕としてエルグランドも覇気を纏う。

《グウウウハッ!俺の焔が燃え滾っている。焔が俺を楽しませる・・・・燃えろあ!》

 レヴァンテインの炎が全世界が燃え尽きる炎の剛腕の巨人の手を握るヘレネが先陣を切った。

「あ?」

「ヘレネよ。クラウドたち先行かせたのがお前のミスだ。・・・ああ」

「何言いてぇ?」

「エウレア・・・アン人さヤべぇよ」

 エウレアは魔術の剣士に古代語の世界に俺らは足を踏み込みこの世界全体固有魔法の結界で古代語の空間にエウレアが剣を抜いた。

《אנשים וניהול פינת תיקון אלוהים הוא חרב החנית שלי כי מפלחת את הפרץ מאגף עדן, הגיע מהשמים, השיפוט של אלוהים על שבירת הקרקע של ים טיפת האסון של Arawanushi מלך שד הכלוב של הכי הרחוק כדי להחליף את המלך על הכוונה והעולם . שם Eurea》

《我が剣は世界を割く剣だ。この身が持つまで汝らの相手をする》

《久々の神覇の覇を纏うのですか?マスター》

《これが私だ!》

《エウレア・ノルシュヴィファブ・ラールーチェ様ですね。これぞ!我が主に英霊に幸あれ》

《エウレア・ノルシュヴィファヴ・ラールーチェ・・・・光の王》

《ここが正念場です。仮にも魔獄十三神隊長である御身》

《フッ。剣の魔法は俺自身とお前らを使う》

《それが俺だ!》

《マスター!本気ですよ》

《いいぜぇ!》

《オナシャス!》

《了解。我が光の剣の英霊よ我を喰らい我が血と化せ》

《お時間です》

《ハッハハハハハハ・・・》

《アモーレ》

 エウレア・ノルシュヴィファヴ・ラールーチェの真の姿こそ剣に現身。巨大な剣を構える黒衣の甲冑の騎士の男の剣にガイとシグルトが刀を構える。

「クラウドさん!こいつは俺が惹きつけます」

「やっ。俺がやる・・・・」

 クラウドはバルムンクを構えてエウレアの剣に怯むことなく対峙する。

 アポフィス星刻の門

ヘレネはレヴァンテインの炎により燃える剛腕でエルグランドの目つきが変わる。

「なんのことよ」

「俺は今でもお前らを恨む」

「あ?」

 話をだいぶ時が逆行するがまだ帝国暦であった頃ヘレネは冥界に行く前はエルグランド・エルドレッド・ベネデヴィエル卿同様にベルガモット国の龍の騎士団在籍時に事件が起こった。

 帝國暦76年

エルグランドとヘレネが任務で北ノルヴァン領土の戦場に行っていた頃ヘレネは若い分エルグランドは同期で剣の腕もあった。

「行き急ぎすぎだ!」

「いいんだよ!バット遣ろうぜ」

「・・・・・ヘレネェッ!」

「!?」

 腕を掴まれて戦場から引っ張るエルグランドにヘレネの炎が敵陣営を燃やし尽くし赤い炎が雪山を溶かす。

エルグランド・エルドレッド・ベネデヴィエル卿の腕と目を失ったのはこの後だ。戦場に行き味方勢を救出の際にエルグランドは敵に串刺しされて目と腕を失った。

「バッキャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」

「騒ぐな。俺は平気だ」

 エルグランドの殿のまま現在に至る。

ヘレネの前に居る人物は魔獄十三神のエルグランドだ。

「終わらすぜ」

「俺も、この炎が続く限りテメェーを一発ぶち込んでやる」

 ヘレネの炎が隕石の前で星が降り注ぐ前で魔獄十三神と最初の敵を討ち取った。

「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハアアアアゴホッゴホッゴホッゴホッ・・・・グウウッガアッ・・・・ゴホッゴホッゴホッ・・・ヴヴヴヴヴヴヴヴ・・・ウウウッウウグ・・・ガアアアアアアアアアッウガアッ・・・・ゴホッゴホッ」

 エルグランドの首を討ち取ったヘレネは剣を鞘に納めて拳をコートに突っ込んだ。

エルグランドの体は炎で燃えてヘレネは吐血しながらも煙草を吸い星に入るとKnghitsOfDarknessの手勢の兵は倒れていた。

ヘレネは燃える炎で星の道に行き兵が倒れている。

「あぢぁ」

 進んでいくとエウレアにガイとシグルトが無慈悲に無残に倒れてクラウドも剣を振り絞る力を失い魔力が放出された。

「情けネェガキダぁ」

「!?」

 ヘレネは驚きを隠せずに拳を突き上げて炎を纏いその目にエウレアの姿にその一撃がヘレネ自身も星の地が燃えている。

「あとは俺に任せろ」

「ほい?」

「炎を超える・・・・・やっ!」

 エウレア

エウレア・ノルシュヴィファヴ・ラールーチェは剣の英霊。

ここを切り抜けなければクリードに辿れない。

 クラウドは剣を抜き目を閉じてエウレアの剣が閃光の柱となる。

「やれやれだぁ」

「ここで終わりにしようぜ。副長」

「焔獄・炎神・焔王(König von Gott-Flamme des Gefängnis-Flamme der Flamme)・・・・ハアアアアアッ!」

 ヘレネの炎が漆黒で全てを喰らい尽す魔神の腕と化してエウレアの光の剣が星を囲む。

「ざけやがって!」

「ラーチェ・フルール・ド・パンデミオン」

 剣戟と光の衝撃波がオーバーチャージで連続の単体攻撃にヘレネは避けつつガイを掴みシグルトを抱き抱えて階段に入組んだ空洞まで撤退しヘレネはグレンを呼んだ。

「狙え!狙え!?アイツの核を・・・・っとよ」

「はいはい。俺を当てにしないでくれよ・・・・多少の誤差でも文句言うなよ」

「わってる。グレン」

「馬鹿でケェケツ穴のアナルよりも剣の中心軸ね。俺のフェンリルで火力上げて一発で仕留める」

「任せた」

 グレンはフェンリルに銃弾を装填後に星の階段を上り崖でスタンバイしてフェンリル最大展開で銃口から高圧縮高粒子砲の無限の魔力から放たれる魔の弾丸でエウレアの心臓を狙いグレンは覇気を覚醒させグレン・スレイプニルはフェンリルの機甲を解除し銀に輝く太陽を落とした狼に跨りエウレアに突っ込んだ。

「やれやれだぁ」

「誰だ!?」

《ブッコンでジャパニーズのアナゴつ穴ごと削ってやるぜ!俺様はフェンリルの弾丸は神を穿つ。世界はラグナロクの影響で俺の力はグレンよ俺を狙えよ》

 エウレアの心臓に剣の核を貫き倒した。

「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハアアアアゴホッゴホッゴホッゴホッ・・・・グウウッガアッ・・・・ゴホッゴホッゴホッ・・・ヴヴヴヴヴヴヴヴ・・・ウウウッウウグ・・・ガアアアアアアアアアッウガアッ・・・・ゴホッゴホッ」

 エウレアを打ち破りグレンが敵を打ち破った。

「敵将の首・・・・エウレア・ノルシュヴィファヴ・ラールーチェの首だ。俺の手柄だ」

 グレンは先に進みクラウドはその剣が魔を穿つ日が近い。

「よっ」

 クラウドは星の世界にクリードの配下を倒すのにヘレネたちは一服した。

「平気か?休もうぜぇ」

 クラウドたちは空洞で休みKnghitsOfDarknessが着いていた。

旧時代の希望と称されら英雄がKnights ‘OFSternの前に居る。

アポフィス復活の陰にセフィリアの存在が残っている。

ダイン・ヴェスタニエが頭を下げた。

「アホかぁ・・・チッ。セフィリアを倒したのは俺だ。まっーたく仕事増やすなよ」

「ダイン?またやるのか?」

「ああ。100年なんてあっという間のマニーさ。ルヴィアよ」

 世界の御柱に居る限り時間締結とダイン・ヴェスタニエはルヴィア・ヴェスタニエの力を借りてKnghitsOfDarknessの面前で水晶から連絡がつながった。

《ルーラシア王だ。生きてるか?アポフィスはとっておきの策がある。ダイン》

《父上?俺は説明する。俺が説明したほうがいいんじゃね?ハーディアス軍出撃用意!?》

《アポフィス全土に出撃大勢だ。迎撃しKnghitsOfDarknessに伝えろ。こっからな》

《っしゃ。行くぞ。ダイン・ヴェスタニエは?ヴェスタニエ12天使を束ねるあの男がっ!》

《公衆の面前で水晶から直接言うなよ。ハーディアス》

《計画はシンプルだ。セフィリアを終わらせる。》

《アイゼンガルド帝国の最期の末裔にしてルーラシア国の救国の聖剣よ》

《マリアベルグ・フォン・ヴェルファーレ・フィール》

《はい。私がこの躰は依代です。這い寄れ!なんて言えないジョークですが私自身が終わらす》

《だってよ。俺とマリアが先陣切ってアポフィスを止める。新世代はクリードを止めろ》

《かしこまりました》

 計画は伝えられその策に同意しダインはコートに袖を通してマリアベルグをアポフィスの最上部まで同行し“セフィリア”が未だに生きている事実にダインはため息をこぼした。

「俺らは任務だ。クラウド!任せるぞ。俺のKnghitsOfDarknessはお前が動かせ」

「すいません。・・・・・私事を隠したのは申し訳ない」

「気にするな」

 ダインはマリアを連れて奥に行きクラウドは旗を掲げて全権指揮の下魔獄十三神と7つの大罪の動きの活発がガウェインとザーロックが重たい腰を上げた。

「私が居ることをハブるな!」

「ツヴァイかぁ」

「そうそう!私が居るってことはこの素晴らしきKnghitsOfDarknessに祝福を!バンされる」

「ツヴァイを俺の傍に付け。ヒルデガルダはガキと同行」

「アーイ!」

「これは・・・・最期の」

 言葉が詰まるがザイは髪を結い長く伸び切った髪に灼眼の痛みになれてザイが刀を腰に差して覇気を全解放し魔獄十三神が居るとされるフロアに着くと

《エウレア・ノルシュヴィファブ・ラールーチェ》男性【魔導剣士】

《ギルガメッシュ・フォン・ラインブラッド》男性【剣士】

《ヴァール・ド・アイリスティッシュ・グラノーゼ》女性【魔術師】

《源朝臣皇綱童子丸鬼斬》女性【怪異殺し・侍】

《ミア・アイリーン・ハイクリッドカーン》女性【戦乙女】

《セプテンバー・ジュリアス・オクタヴィアヌス》男性【祓魔師】

《レーギッド・ヴァン・ヴォルト・ティーエンエア》女性【機甲銃士】

《トムリア・ヴェルノム・ド・モレー》女性【騎士】

《ソニア・グラン・ド・ハイデルンリッヒ・ケーニッス》女性【召喚魔導術師】

《ソル・アークフィリア・セルブリックゲート》女性【シーフ】

《エルグランド・エルドレッド・ベネデヴィエル》男性【騎士】

《ヴァーミリオン・ユークリッド・ゼクタヴィアス・ヒメールハイト》男性【先導者】

《サラスヴァティ・フォン・イシュタルテ・アスラリヴェルグド》女性【神喰魔剣師】

 最凶の傲慢の魔女ジーク・ワーテルシュヴァルツガルド卿(ジーク)憤怒の魔女ヘクセン・リッター(ヘルス)嫉妬の魔女フレア暴食の魔女リーシャン・ウーロン(リリス)色欲の魔女カウガール・クリトリス(クルシファー)強欲の魔女サー・シュバイン(シヴァ)怠惰の魔女エデン・ガーデンプレイス(マスカッツ)憂鬱の魔女ロゥエイン・ド・リドフォール(ジェラール)虚飾の魔女ベリアル・アスタロト・アーツ(ゼロ)この罪が現在。

原罪の魔女エザムの総勢たるメンツがクリードの玉座に居た。

 アポフィス 星刻の円卓宮

ザイは刀を抜きジパング国出身で“日の本一の武士”鬼斬が立ちはだかる。

「ザイ?お久しゅう」

「怪異殺しのアンタね。悪くない相手だ。俺にぃ」

「クラウド!先に行け!こいつは俺が惹きつける」

「忝い」

 階段に走りザイとシグルトとガイの親子3人と鬼斬と暴食の魔女リリス相手だ。

「相手は斬るさ」

「父上!父上!我が御霊の剣よ天を斬り」

「秘王絶命奥義“天斬堕頭黄金国一閃”」

 超極大の衝撃波を吹き飛ばし全員を巻き込み雷鳴の雷土の無限の剣の墓場と一閃の太刀が鬼斬を倒して鬼斬が鬼の覇を纏い女性ながらも鬼気を体現する。

「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハアアアア」

「ゴホッゴホッゴホッゴホッ・・・・グウウッガアッ・・・・ゴホッゴホッゴホッ・・・ヴヴヴヴヴヴヴヴ・・・ウウウッウウグ・・・ガアアアアアアアアアッウガアッ・・・・ゴホッゴホッ」

 鬼斬とリリスの魔力は桁違いの無限魔力の魔術師だ。

・・・・魔術師から剣士に移行。

(父上?これじゃ相手できない。大罪を打ち壊すのに我が剣じゃ昇天さ)

 ザイは集中し刀を納刀し鬼斬の間にこれ以上のない大戦の予兆にハーディアス達もアポフィス前に集結し先発隊で死亡扱いとなった英霊ロキとダニエルが陣に顔を出す。、

 アポフィス上空 絶望の渦

 ハーディアスがルーラシアに水晶で連絡した。

《父上?クラウドたちが皇帝を食い止める》

《ならば私らも動くぞ。ハーデス?息子たちともに出撃だ。世界の反旗を翻すのは我々だ!》

《計算高い父上らしい。その案に乗った。Knights ‘OFSternに伝えるか。父上こそご武運を》

《エイボンが居る。エイボンと手を組みアポフィスごと滅ぼせ。最低人数の犠牲でもヒトは神話として神として崇める。故に俺の聖杯が必要とする考えだ。時間的に間に合わない場合はお前が極大魔法で殺せ。荷が重いかもしれないがこれは世界人口を護る為の礎だ。》

《了解ですよ。父上》

《私も極大魔法は久しい。アポフィス全体を壊す魔力は神として神を超えるナノだ!》

 水晶が砕け散りハーディアスはコートに袖を通しエイボンが近くに跪いた。

「どうなさいますか?ハーデス卿」

「全員退却だ。極大魔法を発射。気にせずに魔力放出とオーバーキルだ」

「はっ!」

「エイボン?任せるぞ」

 エイボンは杖を突きフード外して星の瘴気に目を瞑り魔法が浮かび上がった。

ホムンクルスの実験体の被験者の精子と聖杯による神の卵子で生を受けたわが身に祝福されぬ生誕を今こそこの魔法でアポフィスも世界も終わらせる。

「作戦実行さ」

 エイボンはアポフィス周辺に最期の魔法に飛空艇の前に立ち足を踏み込んだ。

「エイボン卿!準備出来やした」

「太陽の加護にルーラシアの魔法は蒼天八極神の魔法は全てを喰らい創生と再構築に準じる魔法の根源。では」

 エイボンはフードを被り煙草を吸い飛空艇のロキとダニエルも合流した。

「お勤めご苦労さん」

「ハッハハハハハハ・・・任務終わったぞ。さぁ」

 ダニエルとロキの帰還にエイボンは指揮を執りルーラシアの魔法を放つ時間稼ぎにクリードも勘付いた。

「クリードを撃つのにこんな短時間で大丈夫か?」

「ああ」

「最期の世界での攻防戦は終わらすぜ」

「エイボンはここに居ろ。俺はヴァン神族と巨人のハーフさ」

「気をつけろよ。死ぬなよ」

「死なねぇよ。・・・・・俺が死ねる身じゃねぇ」

 ロキとダニエルが飛空艇に着いて水晶で連絡した。

《早く逃げろ!連中は忘れろ》

《こちら。ローズだ。要件は呑んだ。KnghitsOfDarknessとKnights ‘OFSternに伝える》

《おう》

《全員直ちに撤退だ!》

《確認は取れた。そちらの作戦にフェーズ移行は頼む》

《ローズちゃんはわかるね!んじゃっ!俺らの世界を護るこの魔法で終わりだ!》

 ローズは指揮を執りザイも刀を納刀し魔獄十三神は皇帝からの指示が伝わった。

「今度に持ち越しですな。ザイ」

「鬼斬ッ!そん時ハァまたやればいいさぁ」

「父上!時間が!」

「ああ」

「・・・・・・・・・・・・・もう逃げられぬよ」

「間に合わぬ。」

 アポフィスにルーラシアの魔法が炸裂した。

「太陽の法律(Gesetz der Sonne)」

「太陽の輝き(Die Sonne)」

「太陽の鉄槌(Hammer der Sonne)」

「太陽の心臓(Das Herz der Sonne)」

「騎士の箱舟(Ark Ritter)」

 ルーラシアの最強の魔法がアポフィスヲ滅ぼした。

飛空艇に戻されたKnghitsOfDarknessとKnights ‘OFSternにエイボンが杖を突き上空から隕石が降り注ぐ。

「これで世界の流れが変わった。ハァ」

「この件で皇帝は絶望だろう。国に帰るぞ」

「ルーラシアに帰り次第にその都度の説明はする」

 ルーラシアは“世界を変えた”事実だ。

クリードは直に撤退したが戦力は分散。

皇帝であるクリードは帝国に戻らずある場所で潜伏した。

 英雄暦19年末

1年経とうとしていた。

Knights ‘OFSternが出来た背景は後にクリードと戦う為の騎士団である理由だがこの星を護る意味もある。Knights ‘OFSternがこの苦い思いはクラウド自身噛み締めた。

「これからが大変だ!星を護る為に俺らが居る」

「クリードは当分動けねぇさ。」

 バシッと机を叩くダインはセフィリアが消失した報告とマリアベルグ・フォン・ヴェルファーレ・フィールにルーラシアの籍を与える報告を済ませた。

「クラウド?ハートとスペルディオさんのサポートにマリアベルグ・フォン・ヴェルファーレ・フィール名を改めメアリー・サー・ルーラシア・スチュアート卿がお前を支える」

「メアリー、よろしく」

「これで役者は揃った。エルセリウスを発つ前にルーラシアに会え」

「はい」

 こうして最後にルーラシア王に会いに行くとKnights ‘OFSternが待っていた。

英雄暦20年

 産休明けのドライが復帰を機にKnights ‘OFSternが神世界ネルセリウスに向かう。

エルセリウスでの件はダインが請け負いKnghitsOfDarknessは再び活動を開始した。

ハート・ウォーカーはサイラスの息子で後に最期のジャック・ウォーカーを襲名する人物で父親譲りの剣術と魔法が使える。

(この世界の危機が直に崩壊が近づく。・・・・さぁ)

 クラウドは若き英雄の生誕にダイン・ヴェスタニエの遺志を受け継ぎKnghitsOfDarknessの偉業の数々は伝説だ。

この世界が終わることは察しが付く。

「ネルセリウスに発つ!」

 飛空艇で北まで飛んでネルセリウスの門にマジュリアとレイナが待っていた。ダインの兄と姉でネルセリウスに領土を構える2人が出迎えた。

「もう来たのか?」

「叔父さんと叔母さんお久しぶりです」

「クラウド!もう成人を迎えたのか?やっるぅいー」

「レイナ叔母さん。俺も会いたかったよ・・・バスターソード流儀がまだらしィー」

「クラウドは腕がすこぶっている。」

 マジュリアは老人だがクラウドを見て安心しネルセリウスの門は現在死に繋がる世界だ。

ヴェスタニエ家で一時食い止めているがそう長く持たない。

「俺はジジだがここから先は死だぞ」

「そうね。私たちがどうにか食い止めているがいつ暴走するかぁ」

 ネルセリウスの門は死の繋ぎの世界線の向こうでクリードたち皇帝の支配下が及んでいる。

門が連なっている大海原に浮かぶ孤島にマジュリアは杖を突いてレイナも突っ立て佇み父の姉兄がKnights ‘OFSternがこの世界に飛び立ち旗を孤島に掲げた。

 ネルセリウスの世界にもう一つの世界が存在する。

レイナが溜息を吐いて航路を指さす。

「セヴェーレが来てな。ここ数日」

「はい」

「セヴェーレが言うにはヴェスタニエ家じゃどうにもならんと」

「マジで倒れ芸だ。・・・・・ネルセリウスの支配権は皇帝の手中だ」

「Knights ‘OFSternの意味は皇帝を討つ」

「ふぁよなぁ・・・・セヴェルァースの事か?やれやれだぁ」

「Knights ‘OFSternに問う。皇帝ジェラフバルトは死んだ。クリードの手が迫る前に奪還する」

「で?」

「マジだけどセヴェルァースはネルセリウスのゼッツボゥーの世界の片割れだ」

 マジュリア・ヴェスタニエはアガートラーム・ウィンゼンヴァーシュ・ヴェスタニエ卿の嫡男でダインの兄現在は退役し領土と門を護る一介の流浪者だ。

レイナは大剣をクラウドに預けた。

「セヴェルァースに行くのにネルセリウス一の国にイクッタぁ」

 同暦

Knights ‘OFSternが歴史に名を遺す活躍が始まる。

セヴェルァースは星の世界で4つの航路によって世界が分けられている。

セヴェーレ・ルミル・ダイン・ヴェスタニエ卿の出自の世界であり、KnghitsOfDarknessの世界。

ネルセリウスの狭間に軸が発現し調査にガイアスが行っても戻ってこずに数年だ。レイナとマジュリア・ヴェスタニエが今のとこは食い止めているがもう長くはもたない。

 クラウドたちがガンダルディキアに着いたのは3日後。

「出発の時間だ!」

「この剣を、持ってきなさい。念よ・・・・バルムンクの」

「うっす」

「ねぇ?クラウド?クラウドはセヴェルァース初めてだよね?」

 マリアベルグ・フォン・ヴェルファーレ・フィール名を改めてメアリー・サー・ルーラシア・スチュアートという名に改名しクラウドに同行してきた。

銀髪の長髪に肉の暴力である超爆乳の満漢全席のフルブレイクの迫力の胸と尻に圧巻のボディーに黒フードを被りサンダル姿で大剣を担いでいた。

「うん。初めて聞いたよ」

「星の世界ってこと?」

「星そのもの」

「今の世界と違う原初から存在する神の世界が正しい」

 ローズだ。

ローズはここのところKnights ‘OFSternの参謀職に就きグレンは尻にひかれている。勝手ながら俺も知らなかったがグレンの妻がローズだというのに全く気付かなかった俺だがグレン・スレイプニルとい男はこの騎士団に欠かせない俺の親友だ。

グレンとローズの子は俺にも報告は受けてないがイケメンと美人の遺伝子の子は“不条理世界の概念”といえる。

 其のころダイン・ヴェスタニエ卿はある場所について火をつけた。

「その面じゃ死んでもおかしくねぇぞ」

「ハッハハハハハハ・・・ダイン?ダインってか」

「クラトスよ」

「お前の最期をガウェインに頼まれつぁ。」

「クッ。俺の最期か?」

 真っ暗な空洞で最期を遂げる元セフィリアの騎士にして現ベルガモット国将軍であるクラトスは自らの炎を剣に移し人格剣を望みダイン・ヴェスタニエ卿に託した。

「お前の気持ち確かに受け取った。」

 ダインの手に握られた真紅の焔を放つ大剣の人格がクラトスであり名をプロメテウスだ。

「行こう」

「ああ。頼む。まだ人格に浸透しきってねぇ」

 クラトスは焔の将軍の人格でダインはその後死の門が漂うネルセリウスに入り黎明の国に入国しジュリアとクレアに久々顔を会した。

「よっ。久々・・・なんっつーか要件を言いに来た」

「ダインか?その力を取り戻しに来たのか?」

「ああ・・・そうだな」

「ダ、メだ」

「なぜ?セフィリアを遣るのに決まってるだろ。アイツはまだ生きている」

「焦るではない。ダイン」

「ルヴィア・ジーザス・ダーインスレイヴ・ヴェスタニエの許可を頂くな。俺でもあれを一発ぶち込んでセフィリアを終わらせたがコンドウはソウカイカネェ」

「止せ」

「んじゃっ。俺はクラウドに会いに行く」

 ダインはコートを着て剣を腰に差してフードを被りKnghitsOfDarknessが待っていた。

「終わったの?ダイン」

「うん。ツヴァイ。これから行くのは星だ。この世界に存在する星だ。俺も」

「アフィリア・サーガは実直ながらKnghitsOfDarkness全員アフィリア・サーガを覚えるのに随分時間を要した。ダイン?」

「俺に黙っておいてみんな死ぬ気か?命大事にしろよ」

「それを前が言うとはぁ」

 ザーロックに言われるとダインは苦笑いでセヴェルァースの座標を羅針盤で確認した。

「ルーラシア!こっちの任はわかったからアイツラを頼む」

「はい」

 これから先に待ち受けるのはいったい何だろうか?クリードとぶつかり合うときにクラウドは英雄として名を残し始める。

ブラッドの顔写真の十字架をぶら下げるクラウドはセヴェルァースの星の飛空上に居た。

Knights ‘OFSternが飛空艇に乗り込み星が鏤められた天空の世界にネルセリウスの遥か上空に8人の新世代の英雄が居た。

「これより始まるのは俺らの未来を賭けた戦いだ!」

「クリードを逃すかよ。俺のティンコーはビッグデカマラでイッちまうさ」

「下ネタをこの場で言っていいのか?」

「グレンの言うとおりだ。俺の焔は全てを焼き尽くす。」

「・・・・・・新世代ねぇ」

「さぁ行こう」

 クラウド・ヴェスタニエはこの時から英雄の始まりとKnights ‘OFSternの戦いが始まる。

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