第28話 第2のユニコーン見つかるその14

「今日は疲れたから、シャワーじゃなくて湯船に入りましょ?ダイヤモンド」


なずなと子ユニコーンのダイヤモンドは、ダイヤモンドがまだ子供ということでシャワーは別々だが、湯船に入る時は一緒に入るのだ。


ドッボン!


ダイヤモンドが湯船に飛びこんだ。


「なずなー早く」


なずながかけ湯をかけてから


チャプン!


と湯船に浸かった。


「あー、暖かいな!ルンルン!」


ダイヤモンドが鼻歌を歌い出したかと思ったら、ぷーと音がしておならくさくなった。


「なずな、ゴメンね~。リラックスしてすぎておならでちゃった」


「いいわよ。それより、明日は歌、歌ってみたら?もちろん、おならなしでね」


「うん、いいね。ユニコーンって歌が好きなんだよ。家にこもってる冬は毎夜、歌ってたんだ。ママが群れ一番歌がうまくて、、、」


ダイヤモンドはそこまで言って下を向いてしまった。






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