第27話 第2のユニコーン見つかるその13

夜になったし、アレキサンドライトも一言話したので、みんなの意見で今日はここまでにすることに決まった。


ダイヤモンドは名残惜しかったののろのろと帰り支度をしている。


「ダイヤモンドくん、今日はありがとう!出来たら明日もお願いしたい。そそ、明日は絵新聞の記者を同席させてもらえるかな?記者は私の知人なんだが」


ダイヤモンドが口を開く前に、なずながせいして

「私がダイヤモンドの保護者なんです。私を通して下さい。ダイヤモンド大丈夫?」


ダイヤモンドは首を大きくふってうなずく。


「大丈夫だよ、僕、がんばる」


ダイヤモンドたちは最後にアレキサンドライトを振り返って、


「また明日ね」


「・・・」


なずなは先行きが不安になった。




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