第20話 第2のユニコーン見つかるその6

「私は最近、ダイヤモンドくんが時々大人っぽく見えます。今回は任せてみてはどうです?」


「そう、じゃあ、そうしてみるわ」


なずなとサイラスは部屋を出て、ダイヤモンドの部屋に向かう。


トントン


「ダイヤモンド!私とサイラスよ」


「(ずずーと鼻をすする音)、開いてるよ」


なずなたちはドアを開けてダイヤモンドの部屋に入った。


「ダイヤモンド!園長さんからの電話はアレキサンドライトに会ってお話してほしいってことだったの。会ってみる?」


「うん、行く!」


ダイヤモンドは涙が流れたあとがある顔を上げてうなずいた。

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