第51話 翼人と龍とその15

「どうしたの?リンくん」


「僕と真夜中さんが、紙を焼失された家について、玄関開けて僕たちの顔をみたとたん、子供には用はないわとドアを閉めてドアに何回開けて下さいって言ってもダメだったんです。そこで、真夜中さんが!(スクリーンが金髪で青い眼の少女に代わる)真夜中 ちわわです。実はこれは秘密なんですが、あたし、魔法使いでエスパーなんです。魔法を使って過去へ戻れます」


「あらー、そうなの。じゃあ、過去へ戻って!お願いね」


「はい!リンくんに代わります。(スクリーンがリンくんに戻る)僕は何をすればいいですか?」


「翼と龍を見せて!また見たいの!」


ダイヤモンドが、割り込み、眼をうるませて言う。


「はい?」


「ダイヤモンドに見せてあげて、リンくん」


「そうですか!では、これから伺います。ではまた」


なずなが、スクリーンを切ると、ため息をつく。


「ダイヤモンド!翼と龍は一度だけよ」


「うん、わかった」   

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