第48話 翼人と龍とその12
翌朝、絵新聞と全世界の新聞社のLINEのやり取りによって、全世界の新聞社の新聞の朝刊に謎が載った。それにSNSでも、広まっているようだ。
そして、連絡先のなずなのうちは、朝からウサギ型の電話機や普通の電話、いや、屋敷中の電話機に出るのに、なずな、ダイヤモンド、サイラス、庭師のダグラス、パンを届けに来たドーラ、ドーラや呼んだ、ドーラの息子のビリー、アレキサンドライト、暇なマジックドア村の古老たちででも、鳴り止む時は、少なかった。
お昼頃、一人ずつ、ドーラのパンを昼食を取って戦場へもどる。
ようやく電話が減ってきた時は、夕方だった。
そこで、屋敷中の電話機を録音に切り替える。
「お疲れ様でした!」
「お疲れ様!」
「お疲れ様!僕、三十時間くらい寝れそうだよ」
そう言ったのはもちろん、ダイヤモンド。
「お疲れ様でした!皆さんありがとうございました。私は、ここまでの結果を照合します」
そう言ったのは、なずな。
「えー、なずな~。久しぶりにベッドで絵本読んでよ」
「ダイヤモンド!もう自分で絵本読めるでしょ?」
「なずなに甘えたい気分なの!」
「私は、ダイヤモンドを叱りたい気分なの!」
まだいた人々は、笑いの渦に包まれた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます