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概要
「死骸は自分で手に入れたものを使うんです!」
「掘り返す前にご挨拶はしました」
落第寸前の錬金術士見習いリエリィには時間がなかった。
卒業試験の実地科目は魔物を狩って点を稼ぐ実戦形式。だが、現在彼女が使役できるのは骨のネズミが一匹きり。
デッドエリン家の家訓は『死骸は自分で手に入れろ』。
ならば――自分の足で行ける範囲で一番強い死骸を手に入れるしかない。
追い詰められた彼女は大勇者ティル・スタイナーの墓を暴くことにした。
ところが起き上がったのは記憶も人格もなぜかそのまま残っていて、起こされたことにただ困惑しているだけのスケルトンだった。しかも墓の中には骨しかない。伝承では一緒に葬られたはずの聖剣も、鎧も、外套も、何ひとつ残っていない。
「……なあ。俺の剣どこにやった?」
最強の素材を手に入れたつもりが百年前の嘘に足
落第寸前の錬金術士見習いリエリィには時間がなかった。
卒業試験の実地科目は魔物を狩って点を稼ぐ実戦形式。だが、現在彼女が使役できるのは骨のネズミが一匹きり。
デッドエリン家の家訓は『死骸は自分で手に入れろ』。
ならば――自分の足で行ける範囲で一番強い死骸を手に入れるしかない。
追い詰められた彼女は大勇者ティル・スタイナーの墓を暴くことにした。
ところが起き上がったのは記憶も人格もなぜかそのまま残っていて、起こされたことにただ困惑しているだけのスケルトンだった。しかも墓の中には骨しかない。伝承では一緒に葬られたはずの聖剣も、鎧も、外套も、何ひとつ残っていない。
「……なあ。俺の剣どこにやった?」
最強の素材を手に入れたつもりが百年前の嘘に足
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