概要
同じ赤い果物が、少し先では3倍の値段だった。
定価6,800円の限定玩具を、12,500円で売る。
そんな転売で小銭を稼いでいた男が、ある日目を覚ますと、そこは見知らぬ異世界の市場だった。
チート能力はない。
鑑定スキルも、アイテムボックスも、現代日本と往復する力もない。
あるのは、量販店勤務と転売で身についた「在庫」「需要」「価格差」を見る癖だけ。
最初に気づいたのは、同じ赤い果物が、通りの少し先では3倍の値段で売られていることだった。
「――なんで、3倍も違う?」
安い場所で買い、高い場所で売る。
最初は、それでよかった。
けれど価格差を追っていくうちに、妙なことに気づく。
倉庫には商品がある。
運ぶ手段もある。
なのに、市場には出てこない。
だったら、この値段は誰が決めている?
そんな転売で小銭を稼いでいた男が、ある日目を覚ますと、そこは見知らぬ異世界の市場だった。
チート能力はない。
鑑定スキルも、アイテムボックスも、現代日本と往復する力もない。
あるのは、量販店勤務と転売で身についた「在庫」「需要」「価格差」を見る癖だけ。
最初に気づいたのは、同じ赤い果物が、通りの少し先では3倍の値段で売られていることだった。
「――なんで、3倍も違う?」
安い場所で買い、高い場所で売る。
最初は、それでよかった。
けれど価格差を追っていくうちに、妙なことに気づく。
倉庫には商品がある。
運ぶ手段もある。
なのに、市場には出てこない。
だったら、この値段は誰が決めている?
応援ありがとうございます!
限定ノートでは没企画や裏話など、表に出なかったものを公開します。
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