概要
一つ、二つ、三つ、数える先に文明が育つ。(火曜・土曜投稿)
弥生の青年が始めたのは、ただ木の実を数えることだった。
けれど「数える」という行為は、やがて記録を生み、計算を生み、考える方法そのものを変えていく。
文字も数字もない時代。
米も知らず、海も知らない青年は、身の回りの世界を一つずつ数えながら、その先にあるものを探していく。
『第一章(完)5万5千文字』
数えることから、いったいどこまで時代を進められるのか。
その行き着く先は――
『木製歯車式計算機』。
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