概要
必要とされないというのは、思っていたよりずっと辛い
社会人二年目、先輩の「今月の株、だいたい五万くらい」という一言で株を始めた。
最初の五年は負け続けた。それでも楽しくてやめられなかった。飲み会を断り、服を買わず、浮いた金を全部つぎ込んだ。友達は少しずつ減った。
二十九歳のある夜、チャートの次の動きが「見えた」。そこから資産は増え続け、三十三歳で三億円を超えた。会社を辞めた。
ハワイ、カンクン、バリ、ケニア。世界中を回った。本当にいい経験だった。ただ、全部ひとりだった。
四十歳。金はある。健康だ。時間もある。つまらない。
そして俺は、時給千五十円のアルバイトに応募した。
全5話・完結。
最初の五年は負け続けた。それでも楽しくてやめられなかった。飲み会を断り、服を買わず、浮いた金を全部つぎ込んだ。友達は少しずつ減った。
二十九歳のある夜、チャートの次の動きが「見えた」。そこから資産は増え続け、三十三歳で三億円を超えた。会社を辞めた。
ハワイ、カンクン、バリ、ケニア。世界中を回った。本当にいい経験だった。ただ、全部ひとりだった。
四十歳。金はある。健康だ。時間もある。つまらない。
そして俺は、時給千五十円のアルバイトに応募した。
全5話・完結。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!お金では買えなかった「月曜日」が、最後に戻ってくる。
三億円あれば、もう働かなくてもいい。
好きな時間に起きて、世界中を旅して、お金の心配もなく生きていける。
そんな生活はきっと幸せだと思っていました。
この物語は、そこからさらに先を描いています。
資産を築き、会社を辞め、自由を手に入れた主人公。しかし、何年も自由に過ごすうちに、少しずつ「自分を必要としてくれる人がいない」という孤独に気づいていきます。
印象に残ったのは、世界中を旅した経験そのものよりも、その話を聞いてくれる相手ができたことで、過去の経験に新しい意味が生まれるところでした。
お金があることも、自由であることも決して悪くない。
それでも、人とのつながりや、誰かに必要とされるこ…続きを読む