概要
五千円払うだけでなんでも叶えてくれる神社。あなたは何を願いますか?
両親はどちらも著名な画家。だが子供の頃から構ってもらえず、絵の才能も受け継がなかった八代(やしろ)は、代わりに"思ったことをそのまま口にしてしまう"毒舌だけは受け継いでいた。ある日、近所の神社に伝わる「五千円ぴったりのお賽銭で願いが叶う」という噂を頼りに、「来世は自分で両親を選べるように」と願う八代。翌日から彼女には、人々の間に張り巡らされた"赤い糸"が見えるようになっていた。来世の父親役・母親役を自由に選べる力を手に入れた八代は、学校一の人気者・田代くんと、生徒会長の桐谷さんを"理想の両親候補"として密かに目をつけるが——。