概要
鏡よ鏡、世界で一番醜いのはだあれ?
ある弁護士のところに、一本の接見依頼の電話が来る。
依頼主は、過去の依頼者でもあった「元」少女。
なぜ彼女は再びその弁護士を頼ったのか。
アクリル板越しに笑うのは、彼女か、弁護士か――。
毒を口にするのは、だあれ?
依頼主は、過去の依頼者でもあった「元」少女。
なぜ彼女は再びその弁護士を頼ったのか。
アクリル板越しに笑うのは、彼女か、弁護士か――。
毒を口にするのは、だあれ?
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!他人を見つめるまなざしに、自分の心が映り込む。
接見室のアクリル板を挟んで、かつての依頼者と向き合う女性弁護士。そこで交わされる言葉には、明るさも、どこか落ち着かへん感触もあるんよ。
佳紘さんの『鏡の向こう』は、父の法律事務所を継いだ主人公と、ある元依頼者との再会を描く、全3話の現代ドラマやで。話を聞く側と、聞いてもらう側。その関係を入り口に、相手の表情や仕草が気になって、会話の先を追いたくなるんやね。
ウチが惹かれたんは、言葉を交わしてるあいだにも、身体が別のことを伝えてくるところやった。声の調子、髪に触れる指、ふとした反応。そうした細部が会話に重なって、接見室の空気を肌で感じるような近さがあるんよ。短い三編の中で、話の内容と…続きを読む