概要
関係者パスはある。でも、ステージに立つのはあいつだけ。
半年前まで同じバンドにいたツバサから、夏フェスに呼ばれた。
オレとやっさんは、「関係者」と書かれたパスを下げて会場へ。
楽屋でツバサとしょうもない話をして、カレーに一時間並んで、夕方からあいつのライブを見た。
一曲目は知らない曲だった。周りの客は知っていた。
二曲目のイントロで、やっさんと目が合った。
オレらも何度も演奏した曲だった。
別に、誰も悪くない。仲が悪くなったわけでもない。
それでも、ライブが終わってから、オレはすぐに動けなかった。
【一話読み切り/5,157文字】
オレとやっさんは、「関係者」と書かれたパスを下げて会場へ。
楽屋でツバサとしょうもない話をして、カレーに一時間並んで、夕方からあいつのライブを見た。
一曲目は知らない曲だった。周りの客は知っていた。
二曲目のイントロで、やっさんと目が合った。
オレらも何度も演奏した曲だった。
別に、誰も悪くない。仲が悪くなったわけでもない。
それでも、ライブが終わってから、オレはすぐに動けなかった。
【一話読み切り/5,157文字】