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概要
読み終わったら、もう一度。
始発電車の音で目を覚ました朝、僕の指には小さな傷があった。その日の昼、友人の美月が死んだと知らされる。警察が大学に来て、僕は彼女と親しかった一人として話を聞かれるようになる。周囲は美月と揉めていた先輩を疑い始めるが、僕はどこか他人事のようにその噂を眺めていた。刑事の有村は静かに、少しずつ核心に近い質問を重ねてくる。彼女との大学生活の記憶をたどりながら綴られる、ひとつの事件の記録。
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