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概要
仲がいいだけ。たぶん、それだけ。
放送部の二年生、小川莉奈には、一つ上の先輩がいる。
高瀬遼。
音響機材が好きで、
大須の機材屋に入るとなかなか出てこなくて、
好きなものを食べている時だけ、ちょっと分かりやすい。
放課後の放送室。
帰りの電車。
片耳ずつのイヤホン。
一口だけもらう食べ物。
休日になれば、二人で大須へ行く。
特に用事がなくても、一緒に歩く。
「先輩もいるし」
莉奈は、そんなことを普通に言う。
友達には、
「仲いいよね」
と言われる。
確かに仲はいい。
でも、それだけだ。
たぶん。
高瀬は先輩で、莉奈は後輩。
二人とも、その距離を特に不思議だとは思っていない。
マイクの距離は気にするくせに、
自分たちの距離には、驚くほど無頓着。
そんな二人の、放送室から始まる高校生活。
高瀬遼。
音響機材が好きで、
大須の機材屋に入るとなかなか出てこなくて、
好きなものを食べている時だけ、ちょっと分かりやすい。
放課後の放送室。
帰りの電車。
片耳ずつのイヤホン。
一口だけもらう食べ物。
休日になれば、二人で大須へ行く。
特に用事がなくても、一緒に歩く。
「先輩もいるし」
莉奈は、そんなことを普通に言う。
友達には、
「仲いいよね」
と言われる。
確かに仲はいい。
でも、それだけだ。
たぶん。
高瀬は先輩で、莉奈は後輩。
二人とも、その距離を特に不思議だとは思っていない。
マイクの距離は気にするくせに、
自分たちの距離には、驚くほど無頓着。
そんな二人の、放送室から始まる高校生活。
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