概要
夜の書庫、声だけの逢瀬。冷徹な公爵様は私の腕の中でだけ安らかに眠る。
没落貴族の令嬢でありながら、双子の兄の代わりに男装して宮廷図書館の司書として働くことになった主人公。ある夜、絶対に立ち入ってはならない「禁書庫」で、冷徹と恐れられる孤高の若き公爵と出会う。彼は不眠の呪いに苦しんでおり、なぜか主人公が読み聞かせる物語の最中だけは、安らかに眠ることができた。「君を独り占めしたい」――正体を隠したまま、夜だけの秘密の逢瀬が始まる。しかし、公爵の呪いの裏には、国を揺るがす重大な秘密と、彼自身の切ない恋心が隠されていた。秘密が暴かれるとき、二人の運命は? 瑞々しいタッチで描く、甘く切ない宮廷ロマンス。
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