概要
私の夏は、静かに、そして確実に変わっていく
──ねえ、一人で食べるの寂しくない? かき氷を食べる隣で、可愛らしい声が響く。今年の夏も相変わらず猛暑が続く。その暑さから逃げるように、甘味屋に足を運んだ雪見ハルノ。親しい友人は居らず、今年の夏もまた孤独と過ごすことを確信していた。今日もまた、大好きな白熊の見た目をしたかき氷にスプーンを近づける。そしたら、謎の白熊パーカーを身に纏う少女に出会った。彼女の名前はシロ。不思議なことに誰からも認識されていない。しかし、ハルノにだけシロの姿は見えていた。夏の訪れとともに、ハルノの日常は大きく変わっていくのだった。
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