概要
敵の一撃は俺の給料二百年分。なら、金貨3枚で落とすまでだ。
魔法が課金制の世界で、一発も撃てない最底辺の男が、金貨3枚の使い捨て魔法を束ねて騎士を、竜を、戦場から叩き落とす。
魔導書は貴族の値段、魔石は一撃いくら。前世で貧乏に殺された整備士・カイト(17)は、大国に攻められる小国で、傭兵団の下働きに前借りの借金で潜り込む。日当は銀貨3枚。見上げた竜騎士の一撃は、給料二百年分だった。
手元に残るのは、誰も戦力と見なさないおもちゃの魔法だけ。空に浮くだけの【浮遊】が金貨1。井戸を覗く【遠見】、呼び鈴の【伝声】、火口箱の【発火】——束ねて金貨3枚。
だがカイトは知っていた。安物は、正しく束ねれば空を取れる。誰も試さなかった組み合わせから生まれた使い捨ての「鳥」は、嘲笑の的から始まり、金貨3000の騎士を落とし、金貨10万の竜を維持費で破産させ、帝国の
魔導書は貴族の値段、魔石は一撃いくら。前世で貧乏に殺された整備士・カイト(17)は、大国に攻められる小国で、傭兵団の下働きに前借りの借金で潜り込む。日当は銀貨3枚。見上げた竜騎士の一撃は、給料二百年分だった。
手元に残るのは、誰も戦力と見なさないおもちゃの魔法だけ。空に浮くだけの【浮遊】が金貨1。井戸を覗く【遠見】、呼び鈴の【伝声】、火口箱の【発火】——束ねて金貨3枚。
だがカイトは知っていた。安物は、正しく束ねれば空を取れる。誰も試さなかった組み合わせから生まれた使い捨ての「鳥」は、嘲笑の的から始まり、金貨3000の騎士を落とし、金貨10万の竜を維持費で破産させ、帝国の
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