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概要
ステータスは見えない。百万回の剣痕だけが見える。
レベルもスキルも読めず、鑑定院を追放された青年ユアン。彼に見えるのは、人や武具や土地に残った「反復の痕」だけだった。何度振ったか。どこで失敗したか。どの傷をかばい続けたか。弱小護衛隊の剣士リゼットと出会った彼は、敵の弱点ではなく、敵がそこへ至るまでの人生を読む。だが、努力の痕がひとつもない黒騎士が現れたとき、世界の歴史そのものが書き換えられていると気づく。
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