概要
世界は割れて、広がっていく
※本作はカドコミ漫画原作コンテスト応募作のため、セリフとト書きで構成された漫画原作脚本形式です。
■ あらすじ
第四十九箱庭。空の果てまで伸びる巨大な硝子の壁で四方を仕切られた、閉じた世界。
壁は矢も牙も音も通さず、傷ひとつつかない。人は壁を疎み、時には利用し、湧き出る魔物を狩りながら生きている。
神殿の石板には、この箱庭のルールが刻まれている――「箱庭の全ての魔物が滅びた時、その地に生きる者は癒され、最も巣の少ない隣の地との硝子が一枚砕けて一つになる」。だが今は、石板の前で足を止める者はいない。壁の向こうを見る者もいない。
「見えるものを見ない」のが、この箱庭の大人の作法だ。
そんな箱庭の中で、たったひとり「本気で硝子を割る」と言い張る少年がいた。硝子の壁の向こう側に、幼い頃から心を
■ あらすじ
第四十九箱庭。空の果てまで伸びる巨大な硝子の壁で四方を仕切られた、閉じた世界。
壁は矢も牙も音も通さず、傷ひとつつかない。人は壁を疎み、時には利用し、湧き出る魔物を狩りながら生きている。
神殿の石板には、この箱庭のルールが刻まれている――「箱庭の全ての魔物が滅びた時、その地に生きる者は癒され、最も巣の少ない隣の地との硝子が一枚砕けて一つになる」。だが今は、石板の前で足を止める者はいない。壁の向こうを見る者もいない。
「見えるものを見ない」のが、この箱庭の大人の作法だ。
そんな箱庭の中で、たったひとり「本気で硝子を割る」と言い張る少年がいた。硝子の壁の向こう側に、幼い頃から心を
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