高校2年生の佐藤ヒロくんは、人の心の声が聞こえてしまうテレパシー能力を持っています。
そんなある日、学校一の美少女である華宮茜ちゃんに出会います。
茜ちゃんの心の声は本当はヒロくんへ恋心でいっぱいでした。
ヒロくんは茜ちゃんの彼氏のフリをすることになります。
普段は平然としている茜ちゃんが、心の中ではヒロくんへの好意を全力で叫んでいるのがとてもかわいいです。
茜ちゃんの本音を知っているヒロくんと、知られているとは思っていない茜ちゃんの会話も軽快で、2人のやり取りを読んでいるだけで楽しくなります。
偽装恋人の2人が、本当の恋人になった後の話は、とても幸せに満ちていてよかったです。
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主人公の思考も、ヒロインの思考もちゃんと理解できて、
大半のラブコメは新しい展開を入れるために迷惑キャラを入れたり、
急に昔の女・男を入れてモヤモヤさせたりするなどの「無難ではない変化」をすることが多いけど、この小説はそういうものはなくて。
周りの人たちもいいやつばかりで、メインヒロインが最高に可愛いし、
主人公の男性もヘタレとかそういう場面もなく、よく動いてくれる。
最新話までみると、主人公も変わりたいと思い、ちゃんと自分の意思で前に進もうとしているのも好感的。
無事完結することを祈る、最近の推し小説の一つです。
おすすめできます。
タイトルとあらすじに惹かれて読み始めたのですが、テレパシーで相手の心が読めるという一見すると突飛にも思える主人公の設定が主人公のキャラ付け、ヒロインのキャラ付け、主人公とヒロインの関係性の進展に役立っていて無駄がない。
すごく上手いし、面白いです。
文章も上手くて主人公の心情がよく伝わってくるし、ヒロインとのやり取りには思わずクスリとさせられます。
そして何よりヒロインの華宮茜ちゃんが可愛い!!
ちょっと天然でスタイルも良くて押しが強くて愛らしくて、感情豊かでめちゃくちゃ良い子。
主人公のテレパシーのおかげで茜ちゃんが普段は押し隠している本音が自然と漏れてくるのもすごく良いです。
茜ちゃんの心の声が聞こえているのは主人公だけなので序盤からめっちゃイチャイチャしつつもいきなり両想いにはならないという、この構図が成立しているのも見事です。
また、テレパシー能力があるためにかつてヒーローであろうとしたが一度心が折れてしまったという主人公の過去がヒロインとの関係性の中で再び意味を持ってくるというのも素晴らしい構成。
お互いにどこか欠けたもの、心の傷を抱えている主人公のヒロと、ヒロインの茜ちゃんが相手の存在によって救われているという補完関係がとても綺麗です。
これからのヒロと茜ちゃんがどうなっていくのかがとても楽しみです。