概要
月がなかったら生きていけないでしょ?
幼い頃、ただひとり自分に優しくしてくれた幼馴染。それが、美咲にとっての“世界のすべて”だった。
しかし突然の別れ。
何も告げられないまま、彼は美咲の前から消えた。
それから十数年。
美咲の時間は、あの日のまま止まり続けていた。
ずっと探していた。
ずっと、忘れられなかった。
そしてある日——再会する。
何もなかったかのように笑う彼。
自分のいない時間を生きてきたその姿に、美咲は静かに歪み始める。
「やっと、見つけた」
もう二度と、私の前から失くさないために。
これは、純粋すぎた想いが
“愛”から“執着”へと変わっていく物語。
しかし突然の別れ。
何も告げられないまま、彼は美咲の前から消えた。
それから十数年。
美咲の時間は、あの日のまま止まり続けていた。
ずっと探していた。
ずっと、忘れられなかった。
そしてある日——再会する。
何もなかったかのように笑う彼。
自分のいない時間を生きてきたその姿に、美咲は静かに歪み始める。
「やっと、見つけた」
もう二度と、私の前から失くさないために。
これは、純粋すぎた想いが
“愛”から“執着”へと変わっていく物語。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!優しさと執着は、こんなにも似ている
正直に言うと、プロローグを読んだ時点で「これは最後まで読まされるやつだ」と思ってしまいました。そして実際そうなりましたけども。。
記憶をなくした「先輩」と、彼をずっと探していた新入社員・美咲。この距離が縮まっていく感じが、とにかく上手いんです。職場ではちゃんとした礼儀正しい後輩なのに、二人きりになると急に温度が変わる。その切り替わりを見せられるたびに、こっちまで一緒にドキッとなりました。
読んでいて怖いなと思ったのは、まわりの人が誰も気づかないところでした。同僚たちは「仲のいい先輩後輩だね」で流していく。気づいているのは先輩と、読んでいる自分だけ。この置いてけぼりの感覚が、じわじわ効いて…続きを読む