概要
無口な女騎士の毎朝の手袋は、世界一わかりにくい告白だった。
王都騎士団の下級補給係ユリス・アーヴェントは、冬の訓練場で毎朝、無口な女騎士リディア・ヴァルトレインに手袋をはめてもらっていた。
寒い倉庫で働く自分への気遣い。
ユリスはそう思って、ありがたく使っていた。
だが、周囲の騎士たちの反応だけがなぜかおかしい。
「今日も受け取ったぞ」
「八日連続だ」
「もう式の日取りを決めろ」
意味が分からないユリスに、先輩騎士が告げる。
騎士が自分の手袋を相手に渡すのは、古い求婚儀礼。
意味は、
「この手は、あなたを守るためにある」。
しかも、毎朝はめてもらうのは、騎士団的にはほぼ婚約確認に近いらしい。
防寒具だと思っていた手袋は、無口な女騎士からの本気の求婚だった。
全2話完結の異世界ラブコメ。
寒い倉庫で働く自分への気遣い。
ユリスはそう思って、ありがたく使っていた。
だが、周囲の騎士たちの反応だけがなぜかおかしい。
「今日も受け取ったぞ」
「八日連続だ」
「もう式の日取りを決めろ」
意味が分からないユリスに、先輩騎士が告げる。
騎士が自分の手袋を相手に渡すのは、古い求婚儀礼。
意味は、
「この手は、あなたを守るためにある」。
しかも、毎朝はめてもらうのは、騎士団的にはほぼ婚約確認に近いらしい。
防寒具だと思っていた手袋は、無口な女騎士からの本気の求婚だった。
全2話完結の異世界ラブコメ。