概要
その悪名は、たった一人を守るための嘘だった。
王太子アルベルトには、幼い頃から婚約者がいた。
穏やかで優しい侯爵令嬢、リシェリア。
だが彼女の隣には、いつも“悪役令嬢”がいた。
傲慢。冷酷。高飛車。
社交界でそう恐れられる公爵令嬢セレフィーナ。
けれどアルベルトだけは知っている。
リシェリアが傷つかぬよう、
弱さを利用されぬよう、
汚れ役を引き受けているのが彼女だということを。
そして同じく、その真実を知る男がいる。
セレフィーナの婚約者であり、
王太子側近候補の公爵令息ルーク。
「またお前は、一人で背負い込むのか」
学園に現れた“聖女”をきっかけに、
王太子の婚約者を巡る悪意と陰謀が動き出す。
これは、誰にも理解されず、
それでも親友を守り続けた“悪役令嬢”の物語。
そして――
そんな彼女を、ずっと見ていた王太子の物語。
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