概要
追放された調合師、誰も来ない「緑の聖域」で精霊と至福の自給自足。
王都から「無能」と蔑まれ、植物しか育たない不毛の地へ追放された三流調合師のレイン。しかし、彼が送り込まれたのは呪われた地などではなく、世界から忘れ去られた原生林――精霊が息づく「聖域」だった。現代知識と植物への異常な愛情を武器に、レインは森の恵みを最大限に引き出していく。猛獣をなだめる極上の香草茶、一晩で家を築く巨大樹の加工、精霊たちを虜にする不思議な料理。気づけば周囲は伝説の魔獣や森の守護者たちに囲まれ、賑やかな「家」が出来上がっていく。一方、レインを捨てた王都では、彼が供給していた薬がなくなったことで大混乱に陥っていたが……。「もう遅いですよ。僕はここから動く気はありませんから」森に愛された青年が、大自然の中で本当の幸せを見つける物語。
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?