概要
一年間、壁一枚の距離で育てた、不器用なふたりの恋。
白河凛は、クラスで一番人気の美少女だ。誰にでも笑顔で、誰にでも優しい――ただし俺・桐島悠を除いては。
幼なじみなのに、中学から急に冷たくなった。理由もわからないまま、俺たちはそういう関係のまま高校二年生になった。
そんなある日、凛の両親が海外転勤になる。行くところがない、と俯いて言った彼女が居候することになったのは――俺の家だった。
学校では他人。でも家に帰れば壁一枚の距離。朝は廊下で鉢合わせ、夜は同じ食卓で飯を食う。俺が料理を作ると「食べられないことはない」と言って全部食べる。プリンを「食べたくない」と言って食べる。「べつに」と言いながら隣に来る。
少しずつ、壁が薄くなっていく。俺にだけ見せてくれる顔が増えていく。
なあ、凛。お前が俺にだけ無愛想なのって、もしかして――。
幼なじみなのに、中学から急に冷たくなった。理由もわからないまま、俺たちはそういう関係のまま高校二年生になった。
そんなある日、凛の両親が海外転勤になる。行くところがない、と俯いて言った彼女が居候することになったのは――俺の家だった。
学校では他人。でも家に帰れば壁一枚の距離。朝は廊下で鉢合わせ、夜は同じ食卓で飯を食う。俺が料理を作ると「食べられないことはない」と言って全部食べる。プリンを「食べたくない」と言って食べる。「べつに」と言いながら隣に来る。
少しずつ、壁が薄くなっていく。俺にだけ見せてくれる顔が増えていく。
なあ、凛。お前が俺にだけ無愛想なのって、もしかして――。
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