概要
手放してしまった初恋も私の一部だから
理緒は、先を見越して“正しく”あろうとする性格だった。
幼い頃、自分の失言をきっかけに、大好きだった兄との会話は消えた。 それ以来、誰の重荷にもならないよう、自分の気持ちを抑えて生きてきた。
それは、初恋でも同じだった。
中学で出会った先輩とだんだん距離が近づいていくことに幸せを感じる日々。
しかし、その関係も、理緒は“正しさ”のために手放してしまう。
そして迎えた大学生活。
静かに生きていくはずだった理緒の前に現れたのは、学生起業を目指す変人・誠。
「起業しない?」
空気も距離感もおかまいなしに踏み込んでくる彼との出会いが、止まっていた理緒の時間を少しずつ動かしていく。
幼い頃、自分の失言をきっかけに、大好きだった兄との会話は消えた。 それ以来、誰の重荷にもならないよう、自分の気持ちを抑えて生きてきた。
それは、初恋でも同じだった。
中学で出会った先輩とだんだん距離が近づいていくことに幸せを感じる日々。
しかし、その関係も、理緒は“正しさ”のために手放してしまう。
そして迎えた大学生活。
静かに生きていくはずだった理緒の前に現れたのは、学生起業を目指す変人・誠。
「起業しない?」
空気も距離感もおかまいなしに踏み込んでくる彼との出会いが、止まっていた理緒の時間を少しずつ動かしていく。