バトンを渡して

カメムシさん

終わらない物語

 昔々、あるところに神様たちが暮らしておりました。

 彼らは勤勉で、面白おかしく便利な物をたくさん作っておりました。

 

 

 しかし、ある時おかしなことに気付きます。神様たちの数が減り始めたのです。

 初めは楽観視していた神様たちも次第に焦り始めます。それは、神様たちがこれまでやっていた仕事が、これまで通り回らなくなった時でした。

 

 

 ある神様は言いました「自分たちの仕事を手伝ってくれる道具を作ろう」と。

 

 人間はこうやって生まれたのです。

 

 

 人間たちは働きました。神様の役に立つために喜んで働きました。けれど、彼らも生き物、疲れはあります。そこで、人間たちは神様に聞きました。

 

 

「私たちの疲れを癒してください。」

 

 神様は言いました。

 

「君たちはたくさんいるのだから、そのような事を気にしなくてもいいよ。」と。

 

 

 

 人間たちは考えます。

 自分たちはいつまでこうやって働かさせるのか、どうやれば自由になれるのか、どうすれば楽になれるのか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 人間と神様たちは戦争を始めました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 神様はいなくなりました。

 

 

 

 

 

 昔々、あるところに人間たちが暮らしておりました。

 彼らは勤勉で、面白おかしく便利な物をたくさん作っておりました。

 

 

 

 

 しかし、ある時おかしなことに気付きます。人間たちの数が減り始めたのです。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

バトンを渡して カメムシさん @rikousyou

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ

参加中のコンテスト・自主企画