ストレートに伝わらない本心に苛立ち、水風船のように張り詰めた相手を慮る。この「言わぬが花」の文化に惑わされ、傷つき、それでもなお誰かを失うまいと願う葛藤こそが、実に人間臭くて愛おしい。白黒つけられない曖昧さ、だからこそ日本的な文学が今も生まれ続けているのだよ、と悟ったふうな口を叩いてみる。
辛くてもいい。悲しくてもいい。誰かに、しゃべってみろ
曖昧さ、例えば「遠慮」や「大丈夫」という言葉。これらの言葉は一般的にどう使われるだろう?たとえ、相手を困らせる意図がなくても、曖昧な答えをしてしまうと、困ってしまうことがあります。そんな日本語の欠陥を話題に、作者の苦悩が共感を誘います。私は「大丈夫」を乱用しがちなので、気をつけようと思いました……
もっと見る