概要
己の願いを叶えるためなら、魔女も邪龍も利用する
バルタラ山――かつて人類に甚大な被害を齎した邪龍が住み着いたとされるこの山には、ある噂があった。
山頂には龍の魔女が住んでいて、対価次第でどんな願いでも叶えてくれるらしい。飼い慣らした邪龍の、強大な力を使って。
主人公グラウスは噂に縋り、単身でバルタラ山を訪れ、そこで一人の少女に出会う。少女は自らを龍の魔女と認め、グラウスに邪龍の力の一端を見せた。
魔女というには余りに純朴で、素直で、扱いやすそうな少女だった。リリエリと名乗ったその魔女は、グラウスの願いをあっさりと快諾した。
怪しい。なにか裏があるに違いない。だが、それでも縋るしかない。
魔女も邪龍も化物だ。人類の敵だ。だったら、俺がこいつらを利用してやることこそが、人類にとっての益なのだ。
少なくとも、そうグラウス
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