概要
変化し続ける街と、不変を望む海。海峡で紡がれる、守護者たちの年代記。
本州と九州を隔てる、関門海峡。
変わり続ける街の傍ら、何百年と変わらず在り続ける海には、人々の記憶を喰らい、歴史そのものを塗り潰そうとする異形――〝海異〟が潜んでいた。
その脅威に立ち向かうのは、海峡を守る〝守護者〟たち。
〝戦いに集中したい剣客〟下関の守護者・下灘 響(しもなだ ひびき)と、そんな彼を世界一美しく撮りたい門司の守護者 兼 限界カメラオタク・門口 企蕉(かどぐち きしょう)。
正反対の相棒コンビは今日も海峡を駆け回り、人知れず街の日常を守っている。
しかしある日、記憶を喰う海異との戦いの中で、響は企蕉の存在そのものを忘れてしまう。
「忘れられても、関係ない。
ここで、おれが、もう一度刻み直す!」
その出会いも、絆も、歴史さえも呑み込もうとする海異。
関
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?