概要
不老不死を書こうとしたら、人間とは何かを考える文章になった。
不老不死の物語を書いていて、気づいたことがある。
自分は不老不死そのものに惹かれているのではなく、その設定を通して、人間の輪郭がどこで揺らぎ始めるのかを見たいのだということだ。
同じ肉体のまま生き続ける不老不死。
肉体を入れ替えながら、記憶を継承していく不老不死。
一見、夢のようにも見えるその設定を考えていくと、病気、痛み、格差、制度、感情の希薄化といった別の問題が立ち上がってくる。
死なないことと、生きていることは同じなのか。
記憶が続いていれば、その人は同じ人間なのか。
感情を失ってまで続く存在は、人間のままでいられるのか。
SF的な設定を入り口にしながら、結局考えているのは「人間とは何か」という問いなのだと思う。
不老不死を題材に、自分の創作の関心を整理したエッセイ。
自分は不老不死そのものに惹かれているのではなく、その設定を通して、人間の輪郭がどこで揺らぎ始めるのかを見たいのだということだ。
同じ肉体のまま生き続ける不老不死。
肉体を入れ替えながら、記憶を継承していく不老不死。
一見、夢のようにも見えるその設定を考えていくと、病気、痛み、格差、制度、感情の希薄化といった別の問題が立ち上がってくる。
死なないことと、生きていることは同じなのか。
記憶が続いていれば、その人は同じ人間なのか。
感情を失ってまで続く存在は、人間のままでいられるのか。
SF的な設定を入り口にしながら、結局考えているのは「人間とは何か」という問いなのだと思う。
不老不死を題材に、自分の創作の関心を整理したエッセイ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
心に少しでも残るものがあれば、とても嬉しいです。
心に少しでも残るものがあれば、とても嬉しいです。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!永遠のその先にあるものとは何か
私自身も不老不死をテーマに作品を書いたことがあるが、それもあってか大変興味深いテーマであると感じられた。
特に、作品内で不老不死が成立した場合、それに対抗するように彼らに対して発症するウィルスが生まれてくるのではないか? という視点は大変興味深く、私もまた考えてみたいと思うものだった。
加えて、不老不死に関する社会などについても考えてられており、全体として大変面白い内容となっている。
私の話となってしまうが、私は不老不死について良いところを見るというのか、良いところに目を向けてそこから書いていっている傾向はあるので、この作品にある不老不死の叶った先に残るものは何か? という視点は素…続きを読む